グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

昨日と今日で、朝獲れの鯵(アジ)を使い分ける理由


昨日も今日も

ホームグランドの

沼津魚市場で

朝獲れの鯵を

仕入れてきました


2026年2月12日

Vol.4834





いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます




「おはよう、親方🐡

今日もアジを

仕入れたの?」

と、ふぐとらちゃんが

訊いてきました


「おはよう🐡


今日のは


熱海・網代(あじろ)ので


昨日のは


稲取(いなとり)ので

どっても、朝獲れの

死後硬直前のだったのは

分かっているでしょ?」

と、自分



「もちろん!

で、どんな感じだったの?」


「どうもこうも

鮮度バリバリだけど

こんなんじゃ

ダメでしょ?(笑)」



「ガッツリ説明したいんじゃね?(笑)」



「まぁね」



◆稲取(11日)


選んだら


秤にかけたら


瞬殺で


えらを抜いて

冷やし込み


◆網代(12日)

流れとしては

同じです




選んだら


計量後


えらを抜き

冷やし込み 


と、仕入れて

市場での下処理までは

全く同じです




「昨日と今日のじゃ

鮮度が違うのは

サルでも分かるけど・・・」



「昨日のは

サイズが違うんだよ


こっちの方が


分かりやすいかな? 」

「サイズが違うような・・・

昨日と今日で

本数が違わね?」



「16本仕入れたけど

昨日のランチの刺身で

使ったんだよ



鯵以外は

目鯛(めだい)、湯葉ね」


「で、残りの14本は?」

「残りのうち

小さめのは


酢締めにして



大きい方は

フライ用に卸しておいたんだよ


で、これが

昨日のあらで


出汁を取るのに

これから焼くんだよ」


こんなやり取りの間に

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6620.jpg

今日の鯵の下処理が

終わりました



「あんなにあったけど

こんだけ?」


「今日のランチの刺身でも

使うように


血合い骨を抜いてから


刺身用に包丁して


これね」

「内容は

同じだけど

他の残りは?」


「えへへ・・・😎」


「その不敵な笑いは

もしのもしかして・・・」

「鋭いねぇ


朝獲れ鯵の叩き

で、ございます!


ってことだから

腹が減っては

何ちゃらってことで


いただきます🤤」


「ズ~っリぃ~


なんで、丼にしないの?」



「食べ過ぎちゃうからね

だから、酢飯にはしないで

白御飯のままだよ


真由美さんなんて


オンザライスにすると

進みまくるから

そうならないように

海苔で巻きながら

食べるようにするよ」


真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです


「食べ過ぎないように

しなきゃなんないくらいに


美味しいなんて

裏山Cぃ~🤤


朝獲れのアジだから

ピカピカしているね」


「この銀皮(ぎんがわ)が

鮮度バリバリの

真骨頂なんだけど


上手に皮を引かないと

剥がれちゃうから

意外と神経を

使うんだよ」



「へぇ~」



酢締めにした鯵も

仕上がり


昨日の鯵のあらも

出汁を取るため


焼いておきました



「焼いたのは



昨日のだけで



今日のは

どうして焼かないの?」




「今日のは新しいから

焼くと

身が弾けたりするし

旨味が出ないんだよ」


「そこまでするの?」



「そりゃ、そうだよ

気に入った魚を

気に入った分だけ

気に入った仕込みで

仕立ててこその料理だからね

だからこそ

早起きして

沼津の魚市場まで

仕入れに行くのが

分かった?」


「恐れ入ったよ」 

鮮度の良さという

時空だけは

越えることが出来ません


そして、自分の包丁は

戻ることのない瞬刻を

切り付けているのです


「これって

パエリア!?

親方が作ったらしいよ・・・

そんじゃ、また明日🐡」

by ふぐゑびすさん

極寒の沼津魚市場


この3日間の天気は

南岸低気圧の影響で

極寒ゆえ

ホームグランドの

沼津魚市場周辺も

珍しく雪が

積もっていました 


2026年2月9日

Vol.4832




いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます







「♬ 雪は降る~⛄

 魚は僅(わず)か・・・🥶 ♬

-場所:沼津港 魚市場

ってあるけど

実際には

どうだったの?」


と、ふぐとらちゃんが

訊いてきました 



「あの写真は

これなんだけど


地物メインの売場は

普段の半分弱は

入荷があったよ


SNSにもアップした隣の売場は

太刀魚(タチウオ)と

金目鯛(キンメダイ)が

あったけど



今日の状況を予想して

昨日の魚を

あえて売らずに

キープしておいたんだよ」


「そうなんだぁ

やっぱ、雪の影響なの?」



「そうだよ

富士よりも

沼津の方が暖かいんだけど



市場近くの緑道も


雪が積もっていたし



中伊豆だけじゃなく



沼津市内から

来た人達の車にも

雪があったからね」




「あっちの方が

寒かったんだね」


「そうだね」


「で、肝心の魚は?」


「地物のメインの売場で


地元の目鯛(メダイ)を

仕入れることが出来たから

良かったよ」 



「漁師さんに

感謝だね!」



「よく言っているけど

魚菜食文化の日本料理には

魚が欠かせないし

漁師あっての

日本料理だから

代弁者兼応援団としては

有難いよ」


「しつこいくらい

親方は言っているもんね」





水洗いまで終えた目鯛は

鮮度保持のため


中骨に残っている血を

抜いたのち 



弱めの真空パックをし

氷詰めしておきました 


定休日だったので

市場へ行くだけの

休日出勤でしたが



戻って来た時

軽トラのシートの水も

凍っていたし




温めものをするのに

スチコン

(スチームコンベクションオーブン)

の電源を入れると

6度!


寒い時でも

7か8度なのに

昨日から今朝にかけては

ただただ

極寒の一言あるのみ 





「どおりで

寒いわけだ・・・🥶

そんじゃ、また明日🐡」



by 熱血君 



⭐⭐ コエタス ⭐⭐


当店のお取り寄せや

通販の商品などを

召し上がった方々が 


【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

滅多に仕入れたことが無い鰯(イワシ)が、潤目鰯(ウルメイワシ)



明日が、休市日なので 

今朝は、沼津魚市場に

仕入れに行ってきました

そんな今朝仕入れたのは

過去に数回程度しか

仕入れたことがない魚です


2026年2月2日


Vol.4825





いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます



「おはよう、親方🐡

イワシっぽいけど

何て名前なの?」


と、ミニふぐちゃんが

訊いてきました 




「おはよう🐡

潤目鰯(ウルメイワシ)だけど

漢字で書いてあるように

目がウルウルしていると

思わない?」


「あぁ~、確かに

漢字で書くと

よく分かるね」

「特徴に違いがあるから

名前も違うわけだからね」


「前から思っていたんだけど

どうして漢字で書くの?」



「カタカナで書くと

リアルの魚で

生物(せいぶつ)そのものにしか

見えないし


漢字で書くと

食材になるから

漢字にしているんだよ」



「料理人の視点って

違うんだね」


「まぁね

だからと言って

漢字で書く必要は

ないからね」


「うん♬

ウルメイワシって

【鰯の丸煮】のイワシとは

違うんでしょ?」



「そうだよ

【鰯の丸煮】用の鰯は

真鰯(マイワシ)だけど


今更だけど

これが【鰯の丸煮】ね👆


「分かっているけど

商売上手いなぁ~(笑)

ウルメイワシと

マイワシの味の違いは?」



「真鰯の方が

脂が強いけど

潤目鰯の方が

弱いんだけど


味そのものとしては

ウルメの方が

良いんだよ」



「へぇ~

マイワシは

よく仕入れてくるけど

ウルメイワシって

あんまり仕入れて来ないよね?」



「そうだね

【鰯の丸煮】があるから

鰯=真鰯だしね

潤目鰯を仕入れてきたのは

数えるくらいで

5本の指で

数えられる程度だよ」



「え゛~っ

そんなに少ないんだぁ

で、さぁ

さっきの写真にある札からして

地元産なの?


「魚市場と同じ

沼津市西浦の定置網で

水揚げされたものだよ




今朝、着いたら

仕分けの最中だったんだけど



魚も少なかったから

終わる間際で


1キロ計って


速攻で

えらだけ抜いて

冷やし込んだんだよ」


「小魚でも

血抜きをすると違うって

よく言っているもんね」


「血も内臓の一部だからね

地物は

死後硬直前が

直後の魚が多いから

ほぼほぼマストの

下処理だよ」



「そうなんだぁ

で、このウルメイワシは

どうするの?」


「鮮度バリバリだから

水洗いまでしておいて

明日、卸してから

酢締めにするよ

それにさぁ、今日は

定休日だから

この辺で終わらせたいからね」




「そうだったね

お疲れ様~♬」


その後

潤目鰯の仕込みに

取り掛かったのですが



今朝は

魚市場にキープしておいた

鷹羽鯛(タカノハダイ)も


活〆にしたのち


持ち帰り


こちらは

卸しておき


休日出勤は

この程度で終えることが

出来たのでした 





「りんごのアイスの素を

仕込んだんだね

そんじゃ、また明日🍎」


by ふぐゑびすさん

沼津魚市場に、活越(いけこ)しておいた鷹羽鯛(タカノハダイ)


活越しとは

活きたまま

市場の生簀で

活かしておくことです

活越しをしていた

鷹羽鯛(タカノハダイ)が

増えた理由とは・・・


2026年1月30日

Vol.4822




いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

認めます




昨日のランチで

お出ししたのが

鷹羽鯛(タカノハダイ)の

薄造りです 




「薄造りってことは

朝、市場で

活〆にしたってことでしょ?」

と、ふぐとらちゃんが

訊いてきました 

「そうだよ


活魚売場の生簀に

6枚いたんだけど


このうちの2枚を


活〆にしてから


神経を抜いて


血抜きをしてから


持って来たんだよ

「残りの4枚は

キープしておいたんだね」


「そうなんだけど


今朝、市場に行って

確認したら




2枚増えて

6枚になっていたんだよ」



「え゛~っ

生簀に入れて

叩いておくと

増えるとか!?


それこそ

♬ 生簀の中には

魚が4つ

叩いてみる度

魚は6つ ♬

ってことじゃね」



「それならさぁ


♬ そぉ~んな不思議な

生簀が欲しい ♬ 


ってことだけど

あり得ないよ」



「じゃ、どうして

増えたの?」


「昨日、遅くに入荷した後

競りがあったんだけど

行先が決まらなかったから

追加されて

増えたんだよ」


「そういうことね」




「生簀に入れて

増えるなら

とらふぐとか鱧を入れて

叩きまくるよ」


「次世代の養殖スタイルは

こういうのかもね」


「AIにやってもらう?」


「色んなことを

知っていても

それは出来ないんじゃね」



「そうだね」 



沼津魚市場のように

漁港が併設されていると

不揃いの地物の活魚が

アウトレット化することも

珍しくありません


特に、タカノハダイは

未利用魚とも言われているので

今回のようなケースが

当てはまるのです 


意外と人気がないにも関わらず

十分に

美味しい魚なので

素通りは出来ません


こういう魚の美味しさを

伝えることは

地方で魚菜食文化の

日本料理を生業としている

自分にとっては

恰好の魚にして

願ったり叶ったりなのです 


それこそが

魚菜食文化の担い手の漁師の

代弁者の自分の使命に

他なりません 




「今日は

ハモも仕入れたんだぁ

こんなに沢山

ヤバくね

そんじゃ、また明日🐡」



by ふぐゑびすさん

時化で無いながらも、鯵(アジ)と目近鮪(メジマグロ)GET 


このところの時化で

魚の水揚げ

入荷に気を揉む日々ですが

そんな今日

仕入れて来た魚は・・・


2026年1月26日


Vol.4818





いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

認(したた)めます 







「おはよう、親方🐡

休みなのに

市場へ行って来たんだね」

と、ふぐのぼり君



「おはよう

明日は、市場が

休みだからね」

と、返しました 


「休日出勤

お疲れ様~♬

で、今日の仕入れは?」



「目近鮪(メジマグロ)と

鯵(アジ)だよ」


「このところ

時化で魚が少ないとか

よく言ってたけど

魚があって

よかったじゃん」


「そうだよ


こんな状況だったけど


東伊豆の定置網の

山下丸の入荷があったから

スレスレのギリギリで

助かったよ」



「マジ、ギリギリじゃん」



程なくすると

入荷のアナウンスがあり

魚を下ろし始めました




先ずは

鯵(アジ)をGET



次に

目近鮪(メジマグロ)をGET



鯵は死後硬直前

目近鮪は直後だったので

というより

そういう魚を選び




えらを抜いたら


氷入りの海水で

一気に冷やし込みました 




売場には

このように並べられ


その後のアナウンスで

熱海・網代(あじろ)の定置網の

入荷予定もありましたが

アジとメジマグロを

仕入れたので

撤収することに




定休日ですので


身だけでなく


焼いてから

出汁を取るための頭も

水洗いまでにしておきました



「これで

今日はお仕舞?」



「あとは

出汁を取るための準備と

米を研ぐだけだからね

たまには

休ませてよ」



「そうだね

お疲れ様~♬」 




このところの

全国的な時化で

全国各地からの入荷は

無いものの

地元の漁師のお陰で

事無きを得ました


これも、沼津魚市場が

漁港を併設しているからです



また、彼らの存在があってこそ

魚菜食文化の日本料理が

成り立つ以上

漁師の応援団かつ

代弁者として

声を出し続けるのが

自分の使命に

他なりません 




「夕べのうちに

明日のセットも

終わったんだね

お疲れ様~🐡」 

by ミニふぐちゃん

エチオピアこと、鰭白万歳魚(ヒレジロマンザイウオ)の刺身


昨日初めて仕入れた

エチオピアこと

鰭白万歳魚

(ヒレジロマンザイウオ)を

刺身に仕立てました 


2026年1月20日

Vol.4812






いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます





昨日のお話しの続編ですので

何はさておき

こちらをお読み下さい👆




今日のランチメニューの

刺身替りとして

お出ししたのが

エチオピアこと

鰭白万歳魚

(ヒレジロマンザイウオ)の

刺身です 











「こんな風になるんだね


見た目は黒いけど

白身なんだね」


と、ふぐゑびすさん



「そんなに大きくない魚だから


皮に包丁目を入れて



バーナーで

炙って


ひっくり返して

このまま冷蔵庫で

しっかり冷やしてから

包丁して

盛付けたんだよ」


「最後の器のは

3切れあるようだけど・・・」 


「年配のお客さんだったから

薄めに引いて

3切れなんだよ」



「そうなんだぁ」 


昨日、ガッツリと

お話しさせて頂いたので

今日は

軽めの投稿ですが

やはり、これで

終われません


ヒレジロマンザイウオのような

レア魚を目にし

仕入れることが

出来るのは


沼津魚市場が

漁港が併設されている

産地だからです



どんな理屈や

御託を並べようとも

鮮度という時空を

乗り越えることは

出来ません


素材の持つ最高の輝きを

自らの目利きで

手に取ることが出来るのは

地方ならではの料理人にとっては

最大のご褒美で


その恩恵に感謝しつつ

魚菜食文化という

日本料理文化を支えてくれる

漁師の代弁者として

声を出し続けるのが

自分の使命なのです





「寒いから、今夜は

おでんなんだぁ🤤

そんじゃ、また明日🍢」


by ミニふぐちゃん

初めて仕入れたエチオピアこと、鰭白万歳魚(ヒレジロマンザイウオ)


魚は標準和名だけでなく

通称や地方名で

呼ばれる魚も

多くいます

通称が国名である魚もいて

その魚を

初めて仕入れてきました


2026年1月19日


Vol.4811




いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

質問が2つあるんだけど

いいかなぁ?」


と、ふぐゑびすさん



「おはよう🐡

どうぞ、どうぞ」


との返答に


「ひとつめが

今日は、定休日じゃね?


ふたつめが

この魚は?」



と、訊いてきました



「予想通りの質問だね

順番に話していくよ」



「はぁ~い♬」


定休日でしたが

ランチのご予約を頂いたので

👆回答その1



今朝は、沼津魚市場に

行ってきました 




普段より30分近く

早めに着いたので

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4608-1.jpg


魚も半分くらいしか

並んでおらず

外港(がいこう)へ行くも



好みというか

お目当ての魚もなく

戻ってくると




下田の漁師が

魚を仕分けしているところでした




その中にいたのが

ふぐゑびすさんが

訊いてきた魚で




この1枚を選び

秤にかけると


1,8キロでした



「ってことで

エチオピア

通称なんだけどね」


👆回答その2


「通称は通称で

いいんだけど

エチオピア!?

魚とは無縁の

アフリカの国なのに・・・

それって

沼津のローカルネーム?」


「いやいや

全国的な通称だよ」



「マジ、ヤバっ!


で、正式な名前は?」



「これまた

変わった名前で

鰭白万歳魚

(ヒレジロマンザイウオ)


振り仮名がなきゃ

読めないでしょ?」


「漢文とかお経

みたいじゃん」



「まぁね

鰭白(ひれじろ)だけに


ひれの先っちょが

白いでしょ?」


「マジで白い!

で、エチオピアも

マンザイウオも

どういう由来なの?」



「エチオピア自体は

前から見ていて

その時に調べたけど

今日話すのに

Google-Gemini先生に

訊いたから

今書くよ」


「コピペとかスクショで

いいんじゃね?」


「いや書くと

覚えるからね」



「素晴らしい

知の巨人👏」


「いやいや

痴にして恥の虚人

だよ」


「変な謙遜は

親方らしくないんじゃね?」



「まぁまぁ

どっちにしても

書くよ」




「うん♬

マジ、わくわく」



エチオピアの由来

1931年頃

エチオピア皇帝が来日した時

この魚が沢山獲れて


黒い=黒人=エチオピア

という連想による


このような連想は

いたずらに差別とか

ハラスメントと

置き換えられる昨今では

間違っても

付けられることはない

呼び名でしょう




◆マンザイウオの由来


万歳(ばんざい)🙌ではなく

万才説

マンザイウオは

胸びれと腹びれが

長くて大きく

広げると

扇みたいに見えて

その様子が

万才(漫才のルーツ)の演者が

両手に扇子を持って

踊る姿に

似ているから(その1)


胸びれを動かして

泳ぐ姿が

万才を歌いながら

歩く姿に似ているから(その2)



名前は、かなり

姿形は、いくらか

変わっていますが

普通の魚同様

鱗(うろこ)を取ったのち

水洗いしたのち


卸してから


柵取りをすると

このような身です



「名前の由来も

分かったし

身の様子も

分かったよ

で、どんな味なの?」


「実は初体験の魚なんだよ」


「え゛~っ!?」


「刺身に使うから

皮を引くと

こんな感じで



一口つまんだら

普通に美味しい魚だったよ」


「どんな魚の味に近いの?」


「目鯛(メダイ)かな


目鯛よりは

軽いけどね」



「じゃあ

美味しいってことじゃん!」


「色んな魚がいるけど

不味い魚って

そんなにいないんだよ

2、3種類いて

比べれば

甲乙つけることは出来るけどね」


「よく言っているもんね」 


今日はランチのみ

しかも、ご予約の

お客様だけですので


エチオピアこと

ヒレジロマンザイウオの刺身は

明日に続く・・・

手間が掛かる仕込みでも、小魚が好きな理由


手間が掛かる仕込みでも、小魚が好きな理由

小物と呼ばれる小魚は

否が応でも

仕込みに手間が掛かります


にもかかわらず

それらの仕込みが

平気というか

好きな自分です

その訳とは・・・


2026年1月15日

Vol.4807





いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます




今朝、沼津魚市場から

戻って来ると

ふぐのぼり君が

やって来ました



「おはよう、親方🐡

今朝も寒かったけど

魚あったの?」



「こんな感じだったけど


どうにかこうにか

自分好みの魚が

あったから

良かったよ」


と、返しました



「あんな感じなのに

すき間を潜(くぐ)り

抜けたんだね」



「まぁね

っていうか

地物の定置網の漁師が

持って来てくれたからね

まぁ、漁港がある魚市場の

一番のメリットだよ」


「よく言っているもんね

仕入れた来たのは

何なの?」


「これらだよ


仕入れから

仕込みまで

順番に話していくよ」


「はぁ~い♬」



①東伊豆のさばふぐ


死後硬直前のを選んで


目方を量り


血抜きをするのに

包丁を入れたら


氷入りの海水で

冷やし込みました


さばふぐは

お弁当や会席料理の揚物用です



②沼津・西浦産の鯵(あじ)


さばふぐ同様

死後硬直前のものを選び


秤にかけたのち


血抜きのため


即、えらを外したら


氷入りの海水へ


鮮度バリバリなので

水洗いまでしておき

卸すのは明日です


刺身でも使えますが

今回は揚物にします




③静岡・由比(「ゆい)産の

 春子(かすご)




カスゴは

真鯛(マダイ)の幼魚で


昨日、水揚げの魚ゆえ

このままです


春子は

酢締めにしました



「小さい魚ばっかで

仕込みが大変じゃね?」



「大変って言えば

大変だけど

必要な分を

使いたい料理用に

選んでいるから

想定内の仕込みだし


そもそも小魚の仕込みが

好きなんだよ」


「必要な分だけ

っていう理由は

分かるんだけど

手が掛かるのが

好きっていうか

平気なのは

どうしてなの?

もしかして

仕込みの“M男”とか・・・?(笑)」



「料理の道の振り出しが

鮨屋だったからだよ」


「鮨屋と小魚の関係が

分からないんだけど・・・」



「鮨屋に入って

一番最初に覚える仕込みが

貝類に

小肌(こはだ)、鯵(あじ)

烏賊(いか)とかの

小物だからだよ


それをクリアしたら

穴子を開くステージに移って


鯛(たい)とか平目みたいな魚を

卸すステージで


最後に、鮪(まぐろ)の柵取り

っていうのが

鮨屋の仕込みの流れなんだよ」



「和食っていうか

日本料理は

どうなの?」



「どうっていうか

鮨屋卒っていうか

中退で

和食に編入したから

よく分かんないよ

ただ、和食は

鮨屋ほど

小物を使う機会が少ないから

どうしても

小魚の仕込みを

覚えにくいのは

確かだよ


その代わりに

和食は、桂剥きとか

里芋の六方(ろっぽう)剥き

とかの野菜の下拵えが

基本だから

鮨屋と和食は

完全な別世界なんだよ」



「鮨屋は専門職で

和食は総合職

って感じ?」




「そうだね

かつてほど

専門屋は減ったけど

うなぎ屋、天ぷら屋

ふぐ屋、すっぽん屋

っていうのが

大都市にはあるし

一つの食材で

看板にして

商売出来るのも

日本料理の特殊な部分だね」



「どうして

親方は、鮨屋から

日本料理に転がったの?」



「基本的に、鮨屋は

魚しか扱わないし

その中でも

ふぐ、鱧(はも)は

鮨屋本来の仕事じゃないし


揚物、煮物、焼物を覚えないと

潰(つぶ)しが効かなくなると

不都合だからだよ


ついでに言うと

ふぐ、鱧、すっぽんを

クリア出来たら

日本料理の世界じゃ

免許皆伝ってことで

一端(いっぱし)の

職人として

認められるようなもんだよ」


「正真正銘の親方

ってことじゃん」


「一応ね」


「特に、ふぐなんて

公が認めるライセンス制だから

尚更じゃん👏」



「それはそれとして

自分の場合

小物が始まりだから

雀百まで踊り忘れず

なんだよ」


「人に歴史あり

なんだね」


歴史と言えば

料理の道に転がり

3分の1世紀超が経ちました



とは言っても

まだまだ発展途上ですし

料理人は一生勉強です


常に新しいものを求め

伝統と本筋を

受け継ぎながらも

地方独自の日本料理の

境地に達するがため

精進し続けます




「夕飯用のフライが

んまそぉ・・・🤤

これで、明日も

頑張れるね

そんじゃ、また🐡」



by ミニふぐちゃん 

魚市場の生簀を独占していた石鯛(イシダイ)と槍烏賊(ヤリイカ)


今朝も昨日同様

魚が少ない沼津魚市場でしたが


そんな中

沢山あったのは・・・



2026年1月6日

Vol.4798




いらっしゃいませ 

マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

今日は、魚があって

良かったじゃん!」

と、ふぐとらちゃん



「そうだよ

昨日以上に

魚が無かったからね


これが今朝の魚市場だよ


撮る場所が違うけど

昨日👆とは

何となく違いは

分かるでしょ?」

と、訊くと



「そうだね」

の返答



魚市場とは

沼津魚市場のことです 



こんな感じでしたが

唯一沢山あったのが

伊東市赤沢の定置網の

活かしの石鯛(イシダイ)でした




4時半過ぎると


トラックが着き


仕分けがスタート


どこそこの売場も

魚が無いので

別の売場の担当者たちが

助っ人に来ました 


それこそ

魚の量 < 人の数

上から見ると


こんな感じで


蓋の下にいたのは

槍烏賊(ヤリイカ)で


生簀のほぼ100%を

イシダイとヤリイカ独占



そんな中

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5339.jpg


唯一の別ものが

4匹で0,5キロの

草履海老(ゾウリエビ)でした




安くはない

というより

高い魚ですので

不安ながらも

仲買い人と作戦を立て

競りに臨むも




案の定の撃沈・・・😢


捨てる神あれば拾う神

と言われているように



予定通り

東伊豆・稲取の

山下丸の魚が

入荷しました


少ないながらも

すき間をかいくぐり




右側のイナダ(0,5キロ)と


サバフグもGET


その頃には

伊東市川奈と

熱海市網代(あじろ)からも

入荷の連絡が入り


川奈の魚の仕分けが始まり


これまた少ない魚の中に

サバフグ(写真 右)と


眼鯵(メアジ)と

臭屋鰘(クサヤモロ)をGET


どれもこれも

死後硬直前でしたので



えらを抜いたり

頭の付根に包丁を入れ

血抜きをし

それぞれの浜(産地)の魚は

こんな感じです


~山下丸~





~川奈~




ということで

卸し終えたのが

こちらです👇


◆眼鯵(メアジ)





◆臭屋鰘(クサヤモロ)




◆鰍(イナダ)



◆さばふぐ


サバフグは

唐揚げ用です 



「魚が無い市場って

想像もつかなかったけど

あういうのを見ると

自然には敵わないのが

よく分かるよね」


「そうだよ

こういう中で

仕事をする漁師には

頭が上がらないよ」


「それだから

漁師の代弁者として

親方は声を出し続けるんだぁ」


「漁師あっての

魚菜食文化の

日本料理だからね」

「なるほど~」


冬場は

こういう状況が

続くことがありますが

今朝のように、すき間を

掻(か)い潜(くぐ)り

自分好みの良さげな魚を

仕入れてきます

魚少なし、沼津魚市場の初市


今日から

仕事初めの方も

多いかと思いますが

ホームグランドの

沼津魚市場も

今日が初市でした


2026年1月5日

Vol.4797





いらっしゃいませ 

マクロビオティック

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます



「ねぇ、親方🐡


『初市だけど

ほぼほぼガラ~ン💦』


ってあるけど・・・?」


と、ミニふぐちゃんが

訊いてきました


「どうもこうも

そのまんまで


どこそこの売場

魚が無かったんだよ」


と、自分



「初市って

全国から

魚が送られて

来るんじゃね?」


「そうなんだけど

獲れる獲れないは

お天気次第だから

こればかりは

どうにもならないんだよ」


「そうなんだぁ」




水揚げ、入荷状況の

ホワイトボードに

書いてあったのは


東伊豆・稲取(いなとり)の

山下丸と

熱海・網代(あじろ)の

定置網だけです


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5231.jpg


送りと呼ばれ

全国各地から送られてくる

魚が並ぶ売場は

普段の1~2割程度


沼津近隣の魚メインの売場は

普段の半分程度




伊豆半島周辺の魚や

マグロなどの延縄漁の魚が

並ぶ売場は



青森県大間や


宮城県塩釜の

本鮪(ホンマグロ)が

7本並んでいました 


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5257.jpg



こんな状況でも

入荷が多かったのは

地物の槍烏賊(ヤリイカ)です



また、貝類の売場も

かなり少なく


別棟の売場も


どこそこ


ガラ~ン💦



こんな状況なのは


時化ているだけでなく

今日から仕事初めや

操業する浜(産地)も

多いからです


というわけで

【佳肴 季凛】に戻って来たのは


夜明け前の

6時過ぎでした


「だから

君達もしっかり

ZZZ・・・😪」


「こんなのアップしちゃったの

ありゃりゃ・・・

でもさぁ

魚が無くて

良かったじゃん」




「どうして?」


「だって今日は

定休日だし

暮れは

ずっと仕事をしていたじゃん

で、どれくらい振りの

休みなの?」




「最後に休んだのが

先月の15日だから

二十日振りだね


まぁ、明日からは

完全通常モードだから

明日も市場に行くけど


明日はちゃんと

魚が入荷していないと

困るよ」


「そうだね」




年明けも

仕事をしていましたが

市場が休みだったので

早起きの必要もなく

それだけでも

かなり楽でした 


今日の試運転のお陰で

明日からの本番に

しっかりと臨めそうです




「ふぐひれの数

超ヤバくね!?

そんじゃ、また明日🐡」

by ふぐとらちゃん

このページの上へ戻る