ジャンボサイズのすっぽん(天然)のお腹から出て来たのは、ジャンボタニシの蓋
天然のすっぽんは
泥抜きしていると
色んなものを
吐き出します
今朝仕入れた
ジャンボサイズの
すっぽんのお腹から
出て来たものとは・・・
2024年9月16日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
このすっぽん
デカくね?」
と、ミニふぐちゃん
「おはよう🐡
デカいよ
2キロオーバー
じゃないかなぁ」
と言うと
「じゃないかなぁ
って
随分いい加減な
言い方じゃね?」
「だって
市場で仕入れた
すっぽんじゃないからね」
沼津魚市場に限らず
魚市場は
単価×目方で
取引されるのが
一般的です
「どういうこと?」
「前にも
仕入れたことがある
知り合いから
仕入れたんだけど
これも藤枝産だよ」
藤枝とは
静岡県中部地方の
市の名前です
こちらが
「でも、どうして
2キロ越えって
分かるの?」
「3はいで
6キロ越えっていうのを
投稿していたからだよ」
「どんな写真?」
「この写真だよ
重なっているから
2はいにしか
見えないけどね
一番小さい1,5キロのが
行先が決まっちゃって
残りの2ハイが
残ったから
2キロオーバー
っていうわけなんだよ」
「1,5キロも
大きいけど
2キロオーバーは
特大じゃん」
「普通に出回る
養殖ものが
1キロ前後で
その倍だからね」
「ジャンボすっぽんを
受け取った時の様子は
どうだったの?」
「どうもこうも
ないんだけど
こんだけデカいと
違うんだぁ
みたいなところが
あったよ」
「どんなとこ?」
「まぁ、今から
話すよ」
「わぁ~い♬」
取り出した後の
水槽を見ると
沢山のタニシの蓋があり
すっぽんが
吐き出したものです
ジャンボサイズが
3ハイですので
食べる量も
当然、特盛!
そもそも
このタニシは
田んぼの稲を
食べてしまう
南米原産の
スクリミリンゴガイ
という外来種で
ジャンボタニシと
呼ばれています
元々、食用として
輸入されたのですが
野生化して
稲を食害するため
防除対象にして
厄介者なのです
熱中症対策用に
凍らせた
ペットボトルを入れ
持って来ました
一週間以上
泥抜きをしたとのことですが
明日か明後日まで
“飼って”おくことにしました
泥抜きとは
体内の不純物や
泥を体内から
排出させるための
プロセスです
「このすっぽんは
何に仕込むの?」
「そりゃあ
鍋だよ、鍋!
すっぽんの味を
楽しむには
鍋一択!
あの出汁は
他の食材には
無いものだからねぇ」
「デカいと
大味にならないの?」
「ならないよ
基本的に、食材は
デカいものに
限るからね
このサイズで
しかも2ハイで
取れる出汁なんて
考えるだけでも
・・・・🤤」
「そんなに
凄いんだぁ~」
「まぁね」
卸すのは
明後日(水曜日)で
鍋に仕込むのは
その明くるの予定です
すっぽんに限らず
ジャンボサイズの食材は
そのワイルド感が
たまりません
しかも
天然ものとなれば
尚更なのです
「明日は
十五夜なんだぁ~
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
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