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もっとおいしいお話し

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2024年大晦日の〆は、謹製【西京漬】の発送の準備


今日で

2024年も終わりで

仕事納めは

ふぐ料理あり

【西京漬】ありの

一日でした


2024年12月31日

Vol.4545



いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます


大晦日の今日は

持ち帰り料理のご注文を

頂いていたので



仕事を始めたのは

4時半過ぎでした



そんな時間ですので

ミニふぐちゃん

ふぐとらちゃん

熱血君たちは



ZZZ・・・😪 


ブログの相棒として

交替で

盛り上げてくれているので 

大晦日ぐらい

良しとしておきましょう



先ずは

洗浄機の電源ON


最後の洗い物を

残してあるのは

食器洗浄機の温度が

上がるまでの時間を

考慮してのことです



水が溜まれば

20度でも

洗浄可能ですが

50度くらいになった方が

洗浄能力が

高いので

あえて

このようにしています 



今日は

【佳肴 季凛】の営業が

お休みさせていますが

仕込みもあるので

日本料理には欠かせない

出汁(だし)の鍋を

火に掛けました


すると

早朝にもかかわらず

ゆるキャラ三羽烏が

登場!


/ /

おはよう、親方!

\ \



「おはよう🐡は

いいんだけど

こんなに早く

どうしたの?」

と、自分



「大晦日だから

『みんなで、今日のブログに

登場しよう!』って

話していたんだよ

だからさぁ

親方が厨房に来る前には

起きていたんだよ」




「え゛っ!?

まぁまぁ

そんなら今日も

頼むよ」




\ \ はぁ~い♬ / /




「これって

【西京漬】用の

銀ダラだよね?」

と、ミニふぐちゃん



佳肴 季凛 謹製 西京漬け


こちらが

当店謹製の【西京漬】です



「そうだよ

それなりに

在庫はあるけど

5日のお昼とかに使うし

ふるさと納税の注文も

あったりするから

仕込んでおくんだよ」





ふるさと納税って

これでしょ?」

「そうそう」


「爆売れしているの?」


「まさか~

でも、UPして

3か月だけど

チョイチョイ

注文が入るんだよ」


「スッゲェ~じゃん!

ついに全国区デビューが

近いんじゃね?」


「何とも言えないけど

まぁ、そこを

目指しているしからね」


「おぉ~

親方FIGHT!」


そんなやり取りを

終えたら


恒例の大晦日の

お持ち帰りの

盛込み料理

“言祝(ことほ)ぎ”の揚物や



鰤(ぶり)の西京焼を

仕上げました



「この照りが

たまらん・・・🤤」と

熱血君





「さばふぐの唐揚げも

あるじゃん🤤」

と、ふぐとらちゃん




この他の揚物は

鯵(あじ)の

新挽(しんび)き揚げと

海老の彩り揚げです




そんな【言祝ぎ】は

このように

仕上がりました



「さっき言ってた

料理以外は・・・?」



「玉子焼

つくねの蕃茄(ばんか)煮

鶏肉の照焼だよ」



「ばんかって?」



「トマトのことなんだけど

ケチャップベースの

味付けにしてあるんだよ」


「洋風でも

こういう名前にすると

和食になるね」


「そうだね

こういうのも

日本料理の面白さなんだよ」



「ふぅ~ん」 


「“言祝ぎ”はいいんだけど

この天ぷらは?」



「昼ごはんのそば用

油も限界に来て

処分するから

揚げたんだよ」


「わざわざ

そばにするの?」



「たまたま

常連さんが

生の蕎麦を

差し入れてくれたんだよ


こんなバタバタの時は

あるもので

済ましたいけど

これはこれで

有難いよ」



「いいなぁ~

天ぷら付きなんて

贅沢じゃん!」



「役得、役得」






「油が

かなり疲れている

ようだけど・・・」



「そうだよ

だから

これから

フライヤーの掃除だよ」


「ってことは

真由美さの出番!」


「そうだよ」


「おはよう、真由美さん♬」


「おはよう

ふぐとらちゃん♬」



真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです 


「今日は

遅めの出勤だけど・・・」




「銀鱈の鱗(うろこ)取りや

“言祝ぎ”の盛付けを

していたんだよ」



「そうだよね

親方以上に

働くから

気になっていたんだよ」


「そうなんだぁ


実はさぁ

あの他には

鰯つみれ錦糸蒸しも

仕込んでいたんだよ」



「さぁ~っすが

真由美さん!」 


「ありがとうね♬」


一方の自分は

“言祝ぎ”同様

大晦日の持ち帰り料理の

ふぐ料理の

“ふぐはうち”を

用意していました




「昨日も一昨日も

作っていたよね?」




「そうだよ

大晦日以外にも

時々、注文があるんだよ」



「そうなんだぁ~」



そうこうすると

鰯つみれ錦糸蒸しが

仕上がりました


「お正月休みなのに

こんなに仕込んじゃうの?」



「っていうか

2日には

バスツアーのお客さんも来るし


一日やって休むんだったら

5日まで開けて

いつも通り

月曜日の6日を

休んだ方が

都合がいいから

そうしたんだよ」 


「そうなんだぁ

あんまり無理しないでね」



「まぁ~ね

その辺は

大丈夫だよ」


「そんなら

いいけど・・・」 



休憩したい気持ちは

あるものの

銀鱈を卸してから

切身にするまでは

休憩を取ることは

出来ません




というのは

卸してから

試し焼きの必要があるだけでなく




脱水シートに

数時間挟んでおかなくては

ならないからです 




「今更だけど

ただ切身にすれば

お仕舞じゃないんだよね」



「そうだよ

【西京漬】にする魚の中で

一番神経を使うからね」



「そうなんだぁ~」


ここまで終えたら

昼ごはん兼休憩


色々と片付をしたのち

銀鱈を

有機JAS認証済の

西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パック


「これで

終われるじゃん!」



「いやいや

【西京漬】の注文が

入ったから

発送の準備を

するんだよ」



「もう暗く

なっているじゃん!」




「そうなんだけど

発送するのは

年明けだけど

出来る時に

やっておかないとね」

と、真由美さん



送り状を貼り終えたら


ようやく

大晦日というより

2024年の仕事が

終わりました




/ /

お疲れ様~

親方と真由美さん!

\ \



という感じで

2024年の仕事が

無事に終わりました


先程お話ししたように

年明けは

2日から

通常通り営業しますが


2日のランチタイムは

バスツアーの御予約が

あるため

お席のご用意が出来ません


それ以外の日は

お席のご用意が可能ですが

魚市場が休みのため

前もっての

ご予約を頂けると

幸いです


今年一年

どうも有難うございました


来たるべき

2025年も

くれぐれも宜しく

お願いします 




⭐⭐ コエタス ⭐⭐

当店のお取り寄せや 

通販の商品などを

召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

カウンターで、“昼ふぐ”


今日は

カウンターで

“昼ふぐ”のお席が

ありましたが

ランチタイムでも

ふぐ料理を

召し上がってもらえるのは

色んな意味で

有難いものです 


2024年12月19日



Vol.4543


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4084.jpg


いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます




「おはよう、親方🐡

今日は

カウンターで

“昼ふぐ“の予約があるの?」 

と、ふぐとらちゃんが

訊いてきました


「おはよう🐡

そうだよ」

と、自分 


「ってことは

常連さん?」



「今日の来店が

2度目なんだけど

この間

ランチに見えた時に

色んな話題で

盛り上がったから

カウンターに

席を用意したんだよ」



「その時も

カウンターだったの?」


「いや、テーブル席だよ」



「初めての来店で

話が盛り上がるなんて

レアケースじゃね?」



「まぁね」



「それにしても

親方のことを

気に入ってくれたみたいで

良かったよ」


「ご心配

有難うございます」


「ところでさぁ

大きい土鍋が

2つあるけど

これも“昼ふぐ”・・・?」



「いやいや

これは、夜のふぐ料理の

予約の分だよ」


「まぁ、夜の予約なら

珍しくないけど

“昼ふぐ”の予約って

よくあるの?」



「夜に比べれば

少ないけど

時々あるよ」



「ご馳走=ディナー

みたいな感覚があるけど

昼でも夜でも

ご馳走には変わらないよね」


「そうだよ

特に、うちの店は

お昼の営業を

普通にやっているから

予約を入れるのも

気楽のようだよ」



「気楽かぁ

確かに、そうだよね

どうしても

日本料理って言うと

敷居が高いイメージがあるけど

ランチの営業していれば

入りやすいのは

確かだよね」



「そうなんだよ

入りにくくなると

日本料理が一般の人から

段々と離れて行っちゃうし

そうなると

日本料理そのものが

廃(すた)れていくのは

大問題なんだよね」



「それは言えるよね

いい意味での

お気軽なのは

大事だよね」 


「そうだね」 





ということで

こちらが

“昼ふぐ”用のふぐ刺です




「ふぐ刺なのに

赤っぽいのは

どうしてなの?」




「大きいサイズの

とらふぐを

使っているからだよ


今日のは

県内の吉田産のだけど


こんなにも

違うんだよ」


「別の魚みたいじゃん!

味も違うの?」


「はっきり言って

異次元の違いだね」


「マジで!?

そんなら

こういうのを

いつも使えば

いいんじゃね?」




「そうなんだけど

大きいサイズって

いつもあるとは

限らないし

唐揚げの形も

揃えたいから

1キロ前後のものを

仕入れているんだよ」

「そうなんだぁ~」




先付(さきづけ)の

南京豆腐

(かぼちゃの豆腐)を

冷蔵庫にしまったら

御来店を

待つばかりとなりました


御来店されたら

南京豆腐と

鰯つみれ錦糸蒸しの

2種類の先付を

お出したら

ここからは

ふぐ料理です


刺身の次に

唐揚げ




ふぐちりを

お出ししました 



ふぐちりの後は

土鍋を下げ

雑炊の準備です



作っている間に

茶碗と漬物を

お出し



ほどなくすると

雑炊が

出来上がりました


そして、最後は

デザートの

シャインマスカットのアイスです



そして、夜も

ふぐ料理でしたが

夜のふぐ刺は


Mサイズでした


「このMサイズって・・・?」



「ハーフコースと

フルコースの

中間だよ」


ちなみに、こちらが

当店のふぐ料理

3種類のコースです 


「そういうのも

出来るの?」


「出来るから

用意してあるじゃん!」


「相も変わらず

ぶっきら棒だね~www

お昼のお客さんも

こういう所を

理解してくれたんだね」



「まぁね

人徳だね」



「・・・・・」


「だから


唐揚げも

出したんだけど

こういう時は

大体、ぶつ切りのを

1個付だよ」



「食べ応えあるじゃん!」




「あれは出来ない

これも出来ないのは

商売としては

よろしくないじゃん


言ってもらえれば

出来る限りのことを

したいし


さっきのランチの

営業の話じゃないけど

そんなことをやっていたら

ますます

日本料理を食べる人が

減っちゃうからね」



「変な安売りは

良くないけど

敷居を下げる姿勢は

大事だよね」


「そうだね」


ふぐ料理に限らず

日本料理でお出しする食材には

高価なものが多いのも

事実です 


そういう食材を

身近なものに

感じてもらえるための

努力と工夫を

怠るわけには

いきません 




「まだまだ

お歳暮の【西京漬】の

注文が来るんだね

そんじゃ、また明日🐡」


by ミニふぐちゃん




⭐⭐ コエタス ⭐⭐

当店のお取り寄せや 

通販の商品などを

召し上がった方々が 

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています

ご興味、ご関心のある方は

御覧ください

ラインナップに無い【西京漬】や【鰯の丸煮】の注文方法


お歳暮の時季

ということもあり

サイトに載っていない

セットのご注文を頂くのですが


そんな時の

ご注文の方法とは・・・

2024年12月14日



Vol.4542






いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます





今夜、お歳暮の

※【西京漬】の箱詰めと発送の

準備をしていると


熱血君が

やって来ました


※【西京漬】

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



「個室の方には

お客さんが

いるんでしょ?」



「そうなんだけど

ホール席のお客さんの

お帰りが早かったから

発送の準備を

始めたんだよ」



「良かったじゃん

この感じだと

日付変更線を

またぐ必要が

ないんじゃね?」



「そうだよ

個室のお客さんが

帰るまでに

終われるよう

手伝ってくれると

ヒッジョーに

有難いんだけど・・・」


「いやぁ~

そのぉ・・・」 

と、案の定の返事


そうは言っても

色々と気になるらしく

あるセットに

気付いたようです




「これって

【西京漬】ONLY

じゃないじゃん!」



「そうだよ

※【鰯の丸煮】

も入っているよ」


※【鰯の丸煮】



「最初に


【鰯の丸煮】を詰めたら




鯖(さば)




サーモン


鰤(ぶり)



銀鱈(ぎんだら)の順に

【西京漬】を

詰めてあるんだよ」



「でもさぁ

このセットって

【西京漬】のページにも

【鰯の丸煮】のページにも

載っていないんだけど

こういう注文って

どうやって受けるの?」 


「どうもこうも


ほら」

「直接ってこと?」


「そうだよ

熱血君も

こういう注文を

してくれるの?」

「っていうか

気になるのが

値段なんだけど・・・」


「基本的には

セットをベースに

変更した魚との差額だよ


基本的には

セットの方が

割安だけどね」


「そうなんだぁ

でもさぁ

近い将来

AIが発達すれば

お好みのセットでも

今のセットみたいに

お値打ちな金額になるように

出来るんじゃね」



「そうだね

そういうシステムを

導入できるように

頑張るよ」


「親方、FIGHT!」


先程お話ししたように

【西京漬】にせよ

【鰯の丸煮】にせよ

通販サイトの

ラインナップに無いものでも

対応させて頂きますので

お気軽に

お申し付け下さい



 
明日は

お弁当の注文が

あるんだね

そんじゃ、また明日🐡」

by ミニふぐちゃん


★☆★ 大晦日お持ち帰りふぐ料理 ☆★☆ 

       『ふくはうち』

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG9273.jpg


ふぐ刺、ふぐちり

(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の

二人前のセット(17,280円)です。

皆様のご注文

心よりお待ちしております。

※お引渡し時間 31日(11時~13時)

天然とらふぐの延縄漁している漁師と、初めて話をしてみた



沼津近郊では

トラフグ漁をしている

漁師はいませんが

ラッキーなことに

今朝は

ふぐ漁をしている漁師と

話をすることが

出来ました




2024年12月13日



Vol.4541





いらっしゃいませ


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基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

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魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます





「ここんとこ

ふぐの予約が

続いているけど

今夜のお客さんに

出すふぐは

どこ産なの?」



と、熱血君が

訊いてきました



「最近は

気の利いたことを

訊くようになったねぇ」

と、自分


「まぁね

親方のそばにいるし

ブログとか

SNSの投稿を見ていれば

嫌でも

分かるようになるよ」


「ネット効果

恐るべし!(笑)


今日のは

月曜日に仕入れた

三重県安乗(あのり)のだよ

卸して4日目だから



刺身は

水分と歯応えのバランスが

いい感じだよ」


「ってことは

黄金比率?」



「そうだね

しっかし

今日は言うことが

冴えているね~」


「えへへ・・・♬」 


「それはそれとして

今日は、初めて

とらふぐの延縄漁を

やっている漁師と

話しをしたんだよ」


「っていうか

沼津にも

トラフグ漁をやる

漁師がいるの?」


「沼津には

いないよ」


「それなのに

どうしてなの?

で、どっから

来たの?」


「吉田」



「吉田って?」


「静岡県西部の小さな町で

静岡と浜松の間に

あるんだよ」


「ってことは

沼津まで

どれくらいの距離なの?」



「ざっくり

80キロ」


「え゛っ!?」




「それはそうと

その漁師が

とらふぐも

持って来ていたんだけど

あういうシーンも

初体験で

萌え燃え・・・💝

だったよ」


「わぁ~

早く話してよ」



「はいよ~🐡」 



ということで

今朝の沼津魚市場の

活魚売場です


売場の担当者が

籠のとらふぐ(天然)を

生簀に移していました




このように

とらふぐを

籠から出すのは

これまでに見たことがありません


というのも

このように

魚を持って来るのは

漁師自らが

殆どだからです


先程お話ししたように

沼津近隣には

とらふぐの延縄漁を

やっている漁師は

いません



炎症性色素沈着(PIH)|福岡早良区・皮膚科形成外科・星の原クリニック|



気になって

周囲を見回すと



沼津魚市場では

見かけたことがない漁師が

立っていました




この後

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3561.jpg


二人は

車に向かい

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3562.jpg



車から



籠を取り出しました


“ふぐに魅せられし料理人”の

自分としては

MAXで興味津々





構内では

秤にかけられ


競りの準備が

着々と進んでいました 


こういう様子を見るのは

初めてですので

アドレナリンが

身体中を

掛け巡りました


その数

約30本



とらふぐを車から

降ろし終えた

漁師は

構内を社会科見学したのち


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3577.jpg


帰りの準備を

始めたので

ここぞとばかり

話しを訊くことに

しました





興奮状態ですが

訊いたことは

以下の事です



Q1 沼津に持って来た理由



A1 沼津の方が

  高値で売れそうだから


 普段は静岡の市場に

 持って行くのに 

 それを変更したからです


過去に

地元・富士市の魚屋から

吉田産のとらふぐを

仕入れたことがあり


Q2 とらふぐ漁を

   操業していない時季に

   狙う魚



A2 太刀魚(たちうお)

   甘鯛(あまだい)など




逆に訊かれたことも

いくつかありました



Q1 沼津の相場(値段)


A 1 具体的な金額については

   この場では

   控えさせて頂きます

こちらの漁師に限らず

高値が付く市場に

持って行くのが

常だからです


ちなみに、とらふぐでは

ありませんが

愛知県の蒲郡から

金目鯛を持って来る漁師も

時々います


沼津は伊豆、箱根という

一大観光地を抱えており

金目鯛は地魚の

王様的存在だからです




Q2 当店でのふぐ料理の傾向  

A2 ふぐONLYの

   コースよりも

   ふぐ刺などの

   ふぐ料理を組み込んだ

   献立の方が

   人気があること


ふぐ料理については

こちらを👇


特に、この時季は

ふぐ料理メインの

【特別会席】の

ご注文を頂いております


ちなみに

こちらが【特別会席】です

この他には

自分のとらふぐの

仕入れ先とか


漁師人口が減り

魚菜食文化の

日本料理の衰退を

防ぐために

漁師の代弁者として

料理人自ら

声を出し続けなくては

ならないことも

伝えました


沼津では

色んな漁師と

話をしていますが


自分の愛すべき

とらふぐを

釣って来てくれる漁師と

話が出来ることを

予想だにしておらず

楽しい時間だったのは

言うまでもありません



話したいことは

山ほどありましたが


自分の仕入れもあるだけでなく

約80キロの帰路の漁師を

引き留めるわけにも

いかないので




お別れすることにし


再び、活魚売場に行くと



競りの開始を

待つばかりと

なっていました





「話の内容は

よく分かったけど


今朝は

仕入れて

来なかったようだけど・・・」



「そうだよ

週末にかけての分は

確保してあるからね

それに

あれだけの数があると

全部が全部

売り切れることはないし


実際、これらは

秤にかけて

いなかったからね」



「ってことは

明日の休市日を挟んで

日曜日に売られるの?」




「多分ね

それを仕入れて

卸すことが出来れば


木曜日前

美味しさのピークが

やって来るから

予約に合わせられるから

心を鬼にして

帰って来たんだよ」


「ただただ

とらふぐを仕入れる

コレクターじゃなかったんだね」



「そんなの

あり得ないよ」



「そうだよね~www」


この後

仕込みをしていると

案の定

売場の担当者から

電話が掛かってきました


話の内容は

今朝の相場と

売れ残った本数です


いつもなら

強気の値段で

押し切るのですが


「親方、しっかり

買え支えて下さいね!」

と、漁師に

強く念を押されていたので

無抵抗のまま

言い値で

収まりました 


ということで

続編は

休市日明けの日曜日に

お話しします 



“ふぐに魅せられし料理人”

の自分にとっては

今日のような経験は

非常に有難いものでした


これまでにも

お話ししているように


とらふぐに限らず

魚の仕入れだけのために

魚市場に通っている

のではありません


魚菜食文化である

日本料理文化を

支えてくれる漁師の

代弁者としての使命を

忘れるわけには

いかないのです





「お歳暮の時季だけに

【西京漬】の仕込みが

まだまだ続くね

そんじゃ、また明日🐡」




★☆★  大晦日お持ち帰りふぐ料理  ☆★☆ 

       『ふくはうち』

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG9273.jpg



ふぐ刺、ふぐちり

(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の

二人前のセット(17,280円)です。

皆様のご注文

心よりお待ちしております。

※お引渡し時間 31日(11時~13時)

【西京漬】用の鰤(ぶり)は、4キロ台から5キロ台に成長


12月に入ったこともあり

【西京漬】用の

鰤(ブリ)のサイズが

5キロ台が

中心になってきました



2024年12月8日


Vol.4540



いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし


魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

【佳肴 季凛】の

店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日も認(したた)めます



今朝、沼津魚市場から

戻って来ると

ミニふぐちゃんが

やって来ました


「おはよう、親方🐡

このブリも

【西京漬】に仕込むんでしょ?」


「そうだよ」

こちらが当店謹製の

【西京漬】です

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



「今日のは

5,0キロなんだけど

この間まで

仕入れていたのは

4キロ台だったようだけど・・・」


「よく見ているね」


「インスタに

よくUPしてあるからね


しかも

4キロちょいぐらいが

ほとんどだよね

どうしてなの?」



「こういうサイズの方が

切身にしやすいからだよ


ただ、今朝は

5キロ台しかなくて

一番小さいのが

5キロちょうどだったから

5キロのにしたんだよ」



「へぇ~」 

「売場に行くと

どれもこれも

5キロ台」



「???」

「ぐるっと回ると

ほらね









こんな感じ」



「5-って

どういう意味なの?」


「5,0ってことだよ

0を書くより

-の方が

書くのに

早いでしょ?」


「言われてみれば

そうなんだけど・・・」


「この山とは別に


愛媛のもあったんだけど

これらも

5キロちょいで


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2910.jpg



その隣には

鹿児島産があったんだけど


鹿児島の方が

少し大きめだね」


「ってことは

4キロ台は

いないってこと?」 



「売場の担当者に

訊いたら

あんまりいないらしいよ


この鰤は

養殖ものなんだけど

天然と同じで

寒くなると

餌も沢山

食べるようになるから

大きくなるんだよ

しかも、暮れにかけて

需要が増えるから

大きい方が

都合がいいんだって」



「でも、親方には

不都合なんでしょ?」


「不都合ってほどでもないけど

さっきも言ったように

小さい方が

切身にしやすいからね~」


「そうなんだぁ」



「この後は

6キロ近くまで

大きくなって


夏前になると

次の世代の鰤が

出て来るんだけど


その時なんて

3キロ台だから

これはこれで

使いにくいんだよね」


「うまくいかないもんだね」


「養殖とは言っても

海っていう

自然の中にいるわけだから

こればかりは

どうにもならないんだよ」


「へぇ~♬」



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2942.jpg



鱗(うろこ)を取り


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2949.jpg


頭を落とし

水洗いを終えたら

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2951.jpg


三枚に卸したのち

切身にしました


「血合いのところが

きれいな赤だよね」



「そうだよ

今日着の魚だし

普通には

刺身で使える魚だからね」



「それを

【西京漬】とか

西京焼にするなんて

贅沢じゃね?」


「贅沢もなにも

鮮度が

一番大事だからね」



「そうだよね~」




有機JAS認証済の

西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パックし

冷蔵庫へ


その入れ違いで

仕上がった【西京漬】を

出したら

お歳暮の箱詰をしました





詰めたのは

一番人気のセットで


銀鱈、鰤が

各2枚

サーモン、鯖(さば)

が各1枚

入ったものです



「こっちのは

2枚ずつ

4種類入っているよ」



4種2枚入の豪華版で

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ふるさと納税の返礼品のだよ」



「ふるさと納税の

サイトじゃない

みたいだけど・・・


「Facebookの広告に

出て来たんだよ」


「スゲェ~!

その言い方だと

親方が広告を

出したわけじゃない

ってこと?」



「そうなんだよ」


「へぇ~

でもさぁ

こうやって

人の目にとまれば

大ブレイクしたりして!?」



「どうなんだろうね

うちの【西京漬】が

ヒットしてくれるのは

嬉しいんだけど

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-7.png



それだけじゃなく

【西京漬】のページにも

あるように

日本料理の美味しさを

知ってもらえる

チャンスになると

いいんだけどね」



「そうなんだぁ~」


詰め終えたら


どちらも


冷凍庫に

しまっておきました




「マイナス-25度って

こんなにも

寒いんだぁ・・・」 

「ほら、早く出て来なよ

凍えちゃうよ」


「はぁ~い♬」  


そんな話をしている間に

真由美さんが

鰤を西京味噌と共に

真空パックしてくれ

今日の【西京漬】の仕事が

終わったのでした












「明日は

ランチのみ

営業するんだって

そんじゃ、また🐡」

by 熱血君 


★☆★  大晦日お持ち帰りふぐ料理  ☆★☆ 

       『ふくはうち』

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ふぐ刺、ふぐちり

(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の

二人前のセット(17,280円)です。

皆様のご注文

心よりお待ちしております。

※お引渡し時間 31日(11時~13時)

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