蜂窩織炎(ほうかしきえん)の激痛の明くる日に、早々に回復へ
左足の親指に
激痛が走り
風が吹いても痛い病
かと思ったものの
それではなく
別の病気でした
その病気の顛末は・・・
2026年2月28日
Vol.4848

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「ヤっバぁ~
何なの、この処方箋!」
と、ふぐとらちゃん
「一昨日
左足の親指辺りが腫れて
歩けないくらいに
痛かったから

近所の整形外科に行って
出してもらったんだよ」
と、答えました
「親指の付根ってことは
もしのもしかして
風が吹くだけでも
痛くなるアレ?」
「痛風って
言いたいんでしょ?」
「うん
だってさぁ、普段から
プリン体の塊みたいな
グルメ食が多いような・・・」
「SNSとか、ブログに
出て来るのは
たまだし
あくまでも
ネタ程度だよ
無農薬の玄米ベースの
雑穀ご飯が主食なのは
知っているでしょ?」
「もちろんだよ
マクロビオテイック
(玄米菜食)
ベースの食生活じゃん」
「肉類は
あんまり食べないし
魚菜食主義者
要は、ぺスカタリアン
(ペスコベジタリアン)の
食事だから
血液検査の数値を見れば
生活習慣病からは
離れているのが
分かるよ」
「やるじゃん!
でもさぁ
痛風の経験があるとか
ないとか・・・
時々、それを
耳にするような
しないような・・・」
「あぁ、それね
続きは、お店で♬」
「何、それ~!」
「長くなるからだよ
まぁ、少なくとも
アルコール完全フリーだし
悪いものは
出来るだけ排除しているからね
それよりも
足を見てごらん」
「そんなに
腫れていない感じだから

大丈夫じゃね?」
「今朝になって
収まったんだけど
昨日の午後から
かなり痛くて
夜、店が終わると
歩けないくらいまでに
なっちゃって
夜も寝れなかったんだよ」
「超ヤバくね?」
「だからさぁ
昨日も診せに行けば
良かったと
後悔したよ」
「最悪だったね
で、病名は?」
「そうだったね
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
っていうんだよ」
「ほうかしきえん?」
「細菌感染が原因の
皮下組織の化膿だよ」
「化膿ってことは
傷とかあったの?」
「いや、無いんだよ
疲れとかで
免疫力が落ちたのが
原因って
先生に言われたんだよ」
「そもそも、親方は
睡眠時間が少ないもんね」
「まぁ、4時間弱だからね
市場へ行くから
どうしても、仕方ないよ」
「そっかぁ
ほぼ毎日
沼津の魚市場まで
行くもんね
回数を減らせば
いいんじゃね?」
「出来る限り
そうしているけど
魚こそ
日本料理のカギだから
なかなか難しいんだよ」
「そっかぁ
でも、眠くならないの?」
「なるよ
そういう時は
市場からの帰りに
コンビニで買い物して
30分とか
居眠りをするけどね
睡魔だけは
勝てないから
そん時は、白旗だよ」
「そんならいいけど
歳も歳だから
気を付けてね」
「そうだよ
オーナーにして、監督
しかも、エースで
4番だから
難しいけどね」
「四刀流なんて
大谷翔平の倍じゃん!」
「まぁ、彼ほど
稼ぎはないけど
役回りは勝っているね」
「その意固地なことを
言えるなら
平気だね
で、状態はどうなの?」
「明日は病院が
休みだから
診察の後
漢方の薬をもらったよ」
「これね

薬嫌いな親方が
こんなに飲むなんて
珍しくね」
「ケミカルフリーが
基本だから
極力、避けるよ
ただ、今回は
細菌感染が原因だから
抗生物質は飲み切るよ」
「珍しいじゃん」
「痛いのは、我慢しても
歩けないのは
ヤバいし
明日は、市場へ
行かなきゃなんないから
マジで治したいからね」
「ガマン大会じゃないんだから
意固地だねぇ(笑)
でも、こんなに
早く治るもんなの?」
「治るんじゃなく
治すの
病は気から
っていうじゃん」
「まぁ、そうだけど
気合で治すなんて
あり得る!?」
「食事もだけど
ケミカルフリーが
基本だから
そういうものが
体内に入れば
効き目が早いかもね」
「それって
未開の原住民に
薬を処方すると
秒で効くのと
同じじゃね?」
「そうかもね
令和に生きる
超高感度ボディ
とでも、言ってくれる?」
「ケミカルなノイズが無いから
95%以上
天然素材だもんね」
「天然なんて
自分は魚なの?(笑)」
「人間だから
純真体かな」
「まぁ、心も
少年のままの
ピュアだから
間違いないね」
「そこは
ノーコメントで・・・」
とりあえず
事無きを得て
多少の痛々しさを
見せながらも
普通には
歩けそうです
食生活をはじめ
どのようなライフスタイルが
望ましいのかは
言えません
ただ、食という
生命を支えることを
生業としている以上
何を食べるのが
健康に良いのか
ではなく
悪いものを
食べないことが
大事ということです
結果として
それは
手作りをすることに
他なりません
料理というものは
他の命を頂き
自らの命に繋げる
という尊い儀式なのです
料理を生業とする以上
そこには
一切の妥協はありません

「誕プレに
12枚入りの『西京漬』なんて
超豪華じゃん
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐゑびすさん
マイナー魚の袈裟(ケサ)こと、苛魚(イラ)の薄造り
沼津魚市場は
漁港が併設されているので
色んな地魚が
水揚げされ
その中には
レア魚、未利用魚もいます
2026年2月27日
Vol.4847

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

出汁を取るために焼いた
胡椒鯛(コショウダイ)
苛魚(イラ)
縞河豚(シマフグ)の
あらを見ると
熱血君が訊いてきました

「あのオレンジ色で
大きいのが
イラなんだぁ
Facebookの投稿には
ケサって
書いてあったけど・・・」
「あぁ~、これね

ローカルネームが
袈裟(ケサ)で
標準和名が
苛魚(イラ)って
言うんだよ」
「何で、ケサ?」
「魚市場で

活かしで仕入れて

活〆にして来たんだけど

袈裟掛けに
黒い模様が
入っているからだよ」
「袈裟って
お坊さんが着る袈裟?」
「そうそう
衣類を片方の肩から
反対の脇に斜めに掛けて
吊るすことを
袈裟掛けって言うんだよ
要は、斜めに
黒い模様が入っているから
ケサなんだって」
「へぇ~
じゃあ、今朝獲れても
昨日獲れても
ケサなんだぁ~
めっちゃウケる」
「・・・・・」
「おかしくね?」
「考えも付かなかったよ」
「じゃあ、何で
イラ?」
「漢字で
苛ってあるけど
これって
イライラ(苛々)のこと
なんだよ」
「気が短いの?」
「活きたイラを
触ろうとすると
嚙みつこうと
イライラするから
苛々な魚で
苛坂なんだって」
「ケサといい
イラといい
変な名前じゃん
で、生簀から出す時
イライラしていたの?」
「いや、ごく普通に
捕まえられたよ
変な名前って言えば
産地の数だけ
名前がある感じみたいだよ」
「へぇ~
そんだけあるのは
どうしてなの?」
「流通量が少ないから
標準和名を使う必要が
無いからかもね」
「そっかぁ
アジがローカルネームで
流通したら
面倒だよね」
「そうだよ」
「活〆にしたってことは
刺身にしたんでしょ?」
「そうだよ」

噛み合わせが悪くて
歯科検診で
引っ掛かる
としか言えないような
歯並びといい

頭っていうか
顔も大きさに比べて
小さい目といい

ヴィヴィッドな
オレンジ色の体表と
紫の模様といい

さらには
ネイルチップや
コンタクトレンズにも
使えそうな大きな鱗(うろこ)など
全てが
他の魚とは
違います
こんな見た目に反して

きれいな白身で

薄造りにして
ランチの刺身で
お出ししました

「この時、名前を訊いたのに
教えてくれなかったのは
ここまで
引っ張ることを
考えていたってこと?」
「まぁね
すぐ答を出しても
つまらないんじゃん」
「折角、早起きして
沼津まで仕入れに
行っているわけだし
ケサみたいなレア魚なら
ブロガー板前の親方にしてみれば
食材とは別物の意味で
ネタだもんね」
「よく分かってんじゃん」
「肝心の味は?」
「2回目以降
ありだね
締めたてだから
旨味よりも
歯応えを味わうのに近いけど
時間が経って
旨味が出れば
別の美味しさが楽しめるよ」
「いいじゃん、いいじゃん」
イラのような魚は
レア魚、マイナー魚
未利用魚のカテゴリーに
入るかもしれませんが
産地というものは
鮮度という時空を超えた
真価と出会える場所ゆえ
この真価を見つけ出すために
足繁く、自ら
魚市場に通っているのです
こういう魚の真価を
伝えることが
魚菜食文化の
日本料理を生業とする自分の
使命でもあります
さらに、それを支えてくれる
漁師の代弁者として
声を出し続けなくては
ならないのです

「え゛~っ、ヤバっ
この薬は・・・
どうしちゃったの?」
by ふぐとらちゃん
安否確認ONLYのために、沼津魚市場へ
今朝の仕入れは
全く無かったものの
然るべき目的があったので
沼津魚市場へ
行って来ました
2026年2月26日
Vol.4847

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
「魚少なめ・・・💦
って

あるんだけど

今朝は、何を
仕入れて来たの?」
と、ミニふぐちゃんが
言ったのは

Facebookと

Ⅹの投稿です
その質問に
間髪入れずに
「無し!」
「え゛!?
じゃ、何しに
行ったの?」
「タカッパの
安否確認」
「タカッパ?」
「鷹羽鯛
(たかのばだい)のことを
沼津辺りじゃ
タカッパって
余分だよ」
「へぇ~」
沼津魚市場のように
漁港が併設されていると
様々なローカルネームがあり
その由来を調べると
無意味なネットサーフィンよりも
楽しいものです

活魚売場に着いたら

水槽を見ると

鷹羽鯛の生存確認が
完了です
ただ、魚の入荷は
当日になって見なければ
分からないことが多く

入船状況のお知らせ板には

稲取の山下丸と
熱海・網代(あじろ)の
2か所の定置網の水揚げが
無いとのこと
なので
早めに撤収し

『佳肴 季凛』に戻って来たのは

6時前でした
なので

ミニふぐちゃんも
ZZZ・・・😪
「あちゃ~
こんなとこを
撮っていたなんて
嫌だねぇ・・・ 😕 (苦笑)」
「そう!?😎」
今朝のように
仕入れが
皆無の時もあり
その殆どが
時化(しけ)などの
天候不順によるものです
沼津魚市場に出向き
そういう状況を
肌で感じることが出来るのは
魚菜食文化の
日本料理を生業とする
自分にとっては
楽しみでもあり
苦しみでもあります
その苦楽こそが
地方の日本料理店の魅力に
他ならないのです

「この間、仕入れた魚の
アラじゃん
この出汁が
小鍋の味のカギなんだよね
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
定置網の魚の入荷待ちゆえ、9時前に帰還
魚市場から戻って来るのは
その日の水揚げと
入荷次第ですが
今日戻って来たのは
過去最遅(さいち)
だったかもしれません
2026年2月25日
Vol.4846

「おはよう、親方🐡
帰って来るのが
マジ遅かったから
ちょっと心配していたよ」
と、熱血君が
言うように
沼津魚市場から
【佳肴 季凛】に
戻って来たのは

9時前でした
「その割には
魚が少なくね?」
「そうだね

こんだけだからね
仕入れて来た魚は
こちらです👇
①潤目鰯(ウルメイワシ)

②袈裟(けさ)こと
苛魚(イラ)

ケサとは
沼津近隣での
ローカルネームです
③胡椒鯛(コショウダイ)

④縞河豚(シマフグ)

⑤鷹羽鯛(タカノハダイ)

鷹羽鯛は
魚市場にキープ
タカノハダイと
シマフグは

熱海市網代(あじろ)の
定置網の魚で

6時15分
入荷予定でした
あくまでも
予定は未定ですので
入荷したのは
6時半過ぎで

魚を下ろしてから

仕分けをするのが
遅くなったからです
自分お目当ての魚の
ウルメイワシ、ケサ
コショウダイを
既に仕入れていたので
帰って来ても
良かったのですが
ここ最近
網代の定置網で
自分好みの魚が
水揚げされることが
多いので
それが、あろうと
なかろうと
待つことにしたのです
待てば海路の日和あり
と、言われるように

しまふぐと

タカノハダイが
1本ずついて

秤に掛けられることなく
セットで
仕切られました
数があったり
大きな魚から
仕切られていくので

シマフグもタカノハダイも
大トリになり

競りが始まったのは
7時半前で

仲買い人に
競り落としてもらったら

活〆にし

タカノハダイだけは
活かしておくことにしました

「こういう流れだったんだぁ
どっちにしても
最低1時間遅れだね
でもさぁ、親方好みの魚が
無かったら
どうしたの?」
「どうもこうも
骨折り損のくたびれ儲け
ってことかな」
「マジ、無駄じゃん」
「まぁ、こればかりは
どうにもならないからね」
「そっかぁ
こんな時間じゃ
仕込みを始めなきゃ
ならないから

今朝しいれたケサの話は
別の機会だね」
「そうだね
初めて仕入れた魚だから
乞うご期待!」
「わぁ~い♬」
網代は沼津近隣ではないものの
漁師が直接
持って来るので
地物と同じ扱いになります
地物の魅力は
何と言っても
鮮度!
の一言に尽きます
それこそが
地方の日本料理でしか
為せない技で
その魅力を伝えるのが
自分の使命の一つです
そして、もう一つの使命が
魚菜食文化の
日本料理を支えてくれる
漁師の代弁者として
声を出し続けることです
この二つを
実践し続けるためには
妥協という言葉は
存在しません

「明日のお昼の
会席料理の献立じゃん
地物が多いね
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
生簀の魚、全滅
読んで字の如く
活魚は
活きた魚です
活きているので
万事休すということも
珍しいことではありません
2026年2月24日
Vol.4845

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

今朝、沼津魚市場で
仕入れてきた
シマフグと
鷹羽鯛(タカノハダイ)です

「おはよう、親方🐡
ここ最近
どっちも仕入れて来ることが
多いけど
活〆したものじゃない
感じだけど・・・」
と、ミニふぐちゃん
「おはよう🐡
よく分かったじゃん」
と、言うと
「活〆にして来た時は
氷が少ないからね」
と、ドヤ顔で
答えてきました
「〆た時は
氷入りの海水で
冷やし込むけど
必要以上に冷やすと
死後硬直が早まるからね
そういう時は
濡れ新聞で
包(くる)んで来るんだよ
よく気付いたじゃん!」
「えへへ・・・♬
前に、そんなこと
教えてくれたはずだよ」
「あっ、そう
今度の年度末試験に出るから
ラインマーカーで
記しをしておいてね」
「はぁ~い♪」
「それはいいんだけど
今朝は、活魚売場にいた魚が
全滅だったんだよ」
「え゛~っ
どういうこと?」
「いつも通り
最初に活魚売場へ
行くんだけど

水槽の上にコンテナと
スチロールがあったんだよ
しかも、自分も
タカノハダイを
キープしていたから
探したら

万事休すだったんだよ」
「あちゃ~💦
でも、仕入れたのは
3枚じゃね?」
「籠から脱走して
その分は
後になって
見つけたんだよ」
「で、他の魚は?」
「鱸(スズキ)が
割と多くて

こんな感じだったね

そもそもスズキは
活かしておくのには
不向きな方だからね」
「不向きって?」
「そんなに強くないんだよ
強い平目(ヒラメ)ですら

落ちていたからね
で、シマフグも
落ちていたんだけど

これは行先未定だったから

一緒に
仕入れたんだよ」
「どうして
こんな風になったの?」
「昨日の着荷(ちゃっか)状態が
良くなかったのと
落ちが出始めると
それが伝染(うつ)ることが
よくあるんだよ
海水の状態が
良くないのも
原因なんだけどね」
「感染症ってこと?」
「そういうことになるかな

このあと
売場の担当者が

水槽の掃除を始めて
古い海水を
捨てていたよ」
「こんなことも
あるんだね」
「自分もだけど
キープしていた人には
災難だけど
想定内の事だからね」
「そうなんだぁ」
「で、これが
今朝の鷹羽鯛だけど

日曜日に
活〆にした魚と
比べると

こんなに違うよ」
「ヤバっ
別ものじゃん!」
「そうだよ
血抜きをしているかどうかで
魚の身は
別ものだからね

活〆にしてきた
シマフグだったら
刺身にすることも
出来るけど
血が残っていると
揚げても
雑味が残るから

中骨に

金串を刺して

血抜きをしてから

使うよ」
「で、タカノダイは
どうしたの?」
「南蛮漬にして

ランチとか会席料理の
先付(さきづけ)に
使うよ」
「締め方で
仕込みだけじゃなく
使い道も
変わるんだね」
「締めた時点から
仕込みが
始まるようなもんで
こういうのも
日本料理が
魚菜食文化であるのが
分かるでしょ?」
「ただただ
へぇ~って感じだね」
先程もお話ししたように
活魚が落ちる(死ぬ)ことは
想定内です
ただ、これで
活魚の手持ちが
無くなったので
振り出しに
戻ってしまいました
ということで
明日の仕入れは
仕切り直しです

「常連さんち用の煮物じゃん
んまそぉ~🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
定休日の洗い物
洗い物は
飲食店とは
切っても離れない関係です
その日のうちに
その日の洗い物を
終えたいのですが
時には出来ないことも・・・😢
2026年2月23日
Vol.4844

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
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美味しい日本料理”
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魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
定休日の朝なのに
洗い物があるけど・・・」
と、ふぐとらちゃん
「おはよう🐡
夕べ、片付けようと
思っていたんだけど

あんまりに
疲れていたから

諦めて

終わりにしたんだよ」
と、自分
「そうなんだぁ
で、これから洗うの?」
「そうだよ
っていうか
やってくれるのは
真由美さんなんだけどね」
「そっかぁ・・・」
そんなやり取りをしていると

女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
洗い始めてくれました

「おはよう、真由美さん♬
休みなのに
お疲れ様~」
「おはよう♬
何回か洗浄機を
動かせば
終わるんだけど
ランチの後の洗い物が
夜になっちゃって
なかなか進まなかったから
ずれ込んで
最後の分は
諦めたんだよ
そういう年頃だから
仕方がないかなぁ」
「そうなの!?」
「親方も私も
アラフィフの折り返しまで
来ちゃったからね」
「え゛~っ
親方と同じくらい
なんだよね?」
「そう、親方の
1つ下だよ」
「親方はもう少し
若いかと思っていたよ」
「ってことは
私もじゃん!?」
「見た目っていうか
気持ち的に、二人共
元気感いっぱいだしね」
「食べ物屋だよ
元気こそ
一番の味付けじゃん!」
「そういうとこが
若いんだよね
二人共♬」
\ \ あざ~っす! //

洗浄機を
数回動かしただけなので
30分程度で
終わりました

「お疲れ様~♬
この後は
仲良し子吉で
お出掛け?」
「そう言いたいんだけど
事務仕事もあるから
そうはいかないんだよ」
「あちゃ~
そう思うと
飲食店って
やることが多過ぎんじゃね?」
「少なくないね
タイパ、コスパ的にも
割りに合わないかも
しれないけど
片付けって
ショートカット無しの
次の料理への
最短距離だから
いいんだよ
割りに合わないのを
承知でやっているし
二人でやれば
それも半分になるからね」
「って言うか
親方は洗い物して
いないんじゃね?」
「・・・・・」
「やっぱね」
「いや、明日用に
仕込みをしていたけど・・・」
「だから、厨房に
いたんだね
お疲れ様~♬」
後片付けで
一週間が始まりました
今週も、お付き合いのほど
宜しくお願いします

「休みでも
【西京漬】の発送を
したんだね
お疲れ様~♬」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ 謹製・西京漬の切落し ⭐⭐
チョイ贅沢なおかずとして
人気の 【西京漬】の切落しが
お買い求め頂けます

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こちらから

熱烈歓迎で
お待ちしております
連休ど真ん中の休市日に、活〆の鷹羽鯛(タカノハダイ)
2026年2月22日
Vol.4843

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
「おはよう、親方🐡

市場が休みなのに
タカノハダイがあるのは
どういうこと?

【西京漬】用の銀ダラは
冷凍ものだから
いいんだけど・・・」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「おはよう🐡
市場に取りに
行って来たんだよ」
「市場は連休じゃね?」
「連休だから
仕入れって言うより
預けたものを受け取る
っていう言い方の方が
合っているかもね」
「へぇ~」
連休中日ということで

6時過ぎなのに

沼津魚市場は
観光客の車だらけ
そんな様子を尻目に
向かったのが

薄明りの構内

水槽の蓋を開けると

連休前の金曜日に
キープしておいた
鷹羽鯛(タカノハダイ)が
スイスイ
この中から
3枚選び

活〆にして

持ち帰り
三枚に卸したのち
冷蔵庫へ
そして、今夜の
会席料理の刺身に

薄造りに仕立てて
お出ししました

「うぅ~んまそぉ・・・🤤
このためだけに
市場へ行ったんだぁ」
「そうだよ
普通の三種盛りも
いいけど
魚市場の生簀に
活かしておけるからこそ
こういう刺身も
出せるし
朝〆だから
歯応えと旨味の
バランスが
黄金比率だね」
「おっ、お
黄金比率・・・✨
店にも
水槽があるのに
そこにはキープしないの?」
「魚市場の方が
設備がしっかりしているし
漁港がある魚市場のおかげで
海水はふんだんにあるから
そっちの方が
万事休す
ってことには
なりにくいからだよ」
「そっかぁ」
「そりゃ、活きているから
ダメになることも
ないわけじゃないけど
アクシデントは
付き物だから
その時は、その時さ」
「そうならないように
工夫もするんでしょ?」
「それもだけど
頻繁に市場へ
通っていれば
いろんな事を覚えるし
魚以外の仕入れも
大事なわけよ」
「素晴らしい・・・👏」
沼津魚市場には
メリットが多くあります
全国各地から
魚が送られて来るだけでなく・・・①
漁港が併設されているので
ハード面でも
充実しています・・・②
さらには
地元だけでなく
伊豆半島、伊豆七島
紀州、九州など
大勢の漁師が
水揚げをしてくれます・・・③
これらのメリットを
最大限に引き出し
日本料理という
魚菜食文化を
支えてくれる漁師の代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に
他なりません

「おまけアイテム兼
賄いカレーが
出来たね🍛
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
銀鱈の西京焼&昼ふぐ刺で、MAXでバージョンアップ
選べる3つのコースで
4つの西京焼に
アレンジ可能な
ランチメニューですが
さらなるバージョンアップとして
三種盛りの刺身を
ふぐ刺にすることも
出来ます
2026年2月21日
Vol.4842

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

今夜のふぐ刺を
引き終えると
ふぐゑびすさんが
やって来ました

「この器ってことは
フルコース用のふぐ刺だね?」
「そうだよ

この縞々のが
フルコース用で

これは
すっぽん鍋メインの
【特別会席】のふぐ刺だよ」
「だから

ふぐちりも
大と小が
一つずつなんだね」
「そうだよ
よく分かってんじゃん」
「まぁね
で、すっぽん鍋は?」
「写真の撮り忘れ💦
今夜は鍋だけだから
それ用に仕込んで
真空パックして
冷凍してあるものを
使うんだけどね」
「だから
すっぽんのコースじゃなくても
すっぽん鍋を
出せるんだね」
「そうだよ」
「そう言えば
今日のランチは
ふぐ刺を出していたよね?」
「これでしょ?

このお客さんは
凛のコースの刺身
(三種盛り)を
バージョンアップさせて
ふぐ刺にして
それだけじゃなく

西京焼も銀鱈に
バージョンアップしたんだよ」
「ヤバっ!
ってことは

4,950円に
2,200円追加だから
7,150円じゃん!
昼飯の値段じゃないよ」
「あのさぁ
悪いけど
うちは、メシを
売っているんじゃないよ」
「たっ、た
たいへん失礼しました🙇
つい、口が・・・」
「お昼の御食事を
御用意しているんだよ
売っているんじゃなくね!」
「そうだよ、そうだよ

で、こっちのお客さんは
ふぐ刺が1つで
ぽん酢の小皿が
2つだけど・・・」
「季のコースに

ふぐ刺のハーフサイズを
追加して

西京焼を

銀鱈と

鰤(ぶり)に
バージョンアップしたんだよ」
「へぇ~
前盛に
はじかみがないけど
忘れたの?」
「いや、一応
コースの金額が
一番お値打ちで
他の2つと違うから
そういう所でも
違いっていうか
差が無いと
良くないからね」
「確かに
そうだよねぇ」
改めて、ランチメニューは

「西京焼のバージョンアップ
って言えば

今日は
サーモンに変えたお客さんも
いたようだけど
バージョンアップが
ここんとこ多くね?」
「そうだね
いろんなパターンがあるけど

多いのは
真ん中の佳肴(かこう)の魚が
鰤(ぶり)に
変わるコースかな」
「値段も3,000円チョイだから
贅沢ランチには
BINGOじゃね?」
「そうだね
今度、是非
いかがでしょう?」
「あちゃ~
そう来たかぁ・・・
商売上手だねぇ(笑)」
「一応
オーナーシェフだから
そこは大事だからね😎」
「👏👏👏」
ランチのページにも
書いてあるように
当店のランチメニューは
コース仕立ての
会席スタイルですが
ご予約無しでも
御用意が可能です
西京焼がメインゆえ
料理の進み具合によっては
空席があっても
ご案内することが
出来ないこともございますので
当日でも
ご来店前のお電話を
お願い致します

「魚市場も連休だから
早起きしなくても
いいんだぁ
親方、良かったねぇ♬
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐのぼり君
競りの大トリの鱧(はも)のおまけは、鯵(あじ)
連休前の競りの最後で
仕入れた鱧(ハモ)には
おまけ付でした
そのおまけとは・・・?
2026年2月20日
Vol.4841

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
仕入れを終え
沼津魚市場から戻ると
ふぐとらちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方🐡
帰りが遅かったから
ちょっと心配していたけど
何かあったの?」
「最後の競りが
終わるのが遅かったから
遅くなっちゃったんだよ」
と、自分
「そうなんだぁ
ってことは
お目当ての魚を
GET出来たってこと?」
「そうだよ
最後の最後で
仕入れたのが

鱧(ハモ)と

鯵(アジ)だよ」
「これだけ?」
「他の魚は

稲取の鯥(ムツ)と

網代(あじろ)の
鷹羽鯛(タカノハダイ)だよ」
稲取も網代も
東伊豆で
鷹羽鯛は
生簀にキープしておいたものです
「鯥が入荷したのは

まだ暗い時間で

鱧とか

網代の魚が
入荷したのが
完全な朝になっていたのが
分かる?」
「うん♬
ってことは
2時間以上も
魚市場に、いたの?」
「少し離れた所へ
野菜とか食材の
仕入れにも行ったから
魚市場ONLY
じゃないんだけどね」
「それなら
帰りが遅くなるのは
しょうがないよね」
「まぁね」

準備が整い

本日最後の
熱海・網代の競りの
開始です

自分のお目当ての鱧は
一番端の生簀にいて
そこに鯵も
入っていました

どちらも
無事GET
アジに〇がついているのは
目方も小さく
秤にかけていないからで
鱧のオマケとして
GETしたようなものです
生簀から取り出したら

どちらも活〆にし

鱧は

締めてから

神経を抜きました

ようやく
魚市場から撤収
ということで
下処理を終えた
今日の魚達です

こちらが
鯥(ムツ)と鯵(アジ)で

鱧(ハモ)ですが
鷹羽鯛(タカノハダイ)は
消息不明・・・🙇

「もしハモもアジも
GET出来なかったら
骨折り損のくたびれ儲け
ってこと?」
「まぁ、そうなるねぇ
競りだから
高値を付ければ
どうにかなるけど
無駄に高いのも
骨折り損のナンチャラ
になるんだけどね」
「へぇ~
でもさぁ
連休前の競りの大トリが
ハモで
しかも、オマケ付きなんて
それこそ
残り物には福がある
って感じじゃん」
「そうだね
どっちにしても
気に入った魚を
仕入れることが
出来ないのが
一番のショックだし
気に入った魚を
仕入れる時は
ある程度まで
腹をくくらないとね」
「プライスレス?」
「一緒に
モチベーションも
仕入れるようなもんだからね」
「そのモチベこそ
親方らしいね」
\ \ だね! / /
自ら、魚市場に行くのは
魚だけでなく
モチベーション
さらには
覚悟も仕入れており
その覚悟とは
素材に息を吹き込み
料理として
新たな命を
全うさせることです

「親方は
パエリアに
ハマっているみたいだよ🥘
そんじゃ、また明日」
by ふぐゑびすさん
暮れから貯まりに貯まった廃食用油
揚物用の油は
リサイクル用に
月1回
廃食用油として
近所の小学校に
持って行っていますが
そのタイミングを
暮れから逃がしてしまい
ようやく、今日
持って行きました
2026年2月18日
Vol.4840

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
使い古しの油じゃね?
ヤバいくらい
あるけど・・・」
と、ふぐとらちゃん

「おはよう🐡
廃食用油って言うんだよ」
と、言うと
「珍しい四字熟語だね」
と、ボケを
かましてくれました
「確かに
四文字だけど
特別な意味は
無いけどね・・・」
「親方の
ああ言えば、こう言う
性格が、伝染(うつ)った
んじゃね?(笑)」
「はいはい
そんなことより
この油を
小学校に持って行くんだけど
付いて来る?」
「わぁ~
行ってみたい
時々、持って行くのは
知ってたけど
どんな感じなのかなぁ」
「じゃあ、車に乗って」
「はぁ~い♬」

小学校に着くと
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんと
ペットボトルを下ろし
ミッションコンプリート
ふぐとらちゃんが話す間もなく
【佳肴 季凛】に戻ると
真由美さんは
コンテナを洗い始めました

「持って行くって
これだけの作業
だったんだぁ」
「そうだよ」
「でも、今日は
沢山あったよね?」
「廃油の回収は
月1回で
その日を逃がすと
次の月まで
持って行けないから
今日みたいに
貯まっちゃうんだよねぇ」
「いつから
貯まったの?」
「去年の暮れかな」
「その割には
少なくね?」
「ランチは基本的に
西京焼を出すから
油を使うのは
夜だけだし
出来るだけ
濾して使うようにしているから
そんなには
使わないんだよね」
「油も高くなったから
西京焼がランチメニューの
定番だから
そういう意味じゃ
都合良くね?」
「まぁね」
「でもさぁ
これがお金だったら
いいのにねぇ~💰」
「こんな簡単に貯まるなら
ジャンジャン税金納めて
日本を良くして
あげられるんだけど・・・(笑)」
「あはは・・・
で、いつから
持って行っているの?」
「上の子が
小学校の高学年の頃から
持って行ってるから
15年とか・・・?」
「ヤバっ!
でも、大変じゃね?」
「大変って言えば
大変なんだけど
こんな事でも
地元の小学校に
協力出来るなら
って考えで
やっていたら
続いちゃったんだよ」
「へぇ~
素晴らし過ぎるよ
👏👏👏」
廃食用油は
リサイクル出来るものの中でも
用途が様々で
優等生的な廃品です
それもさることながら
特別に良い事をする必要はなく
出来る事で
他人の役に立てるのなら
些細なことでも
すべきですし
これからも、二人で
続けていきます















