今日はWバス&Wふぐ、明日はW法事
今日は
何年か振りに
Wバスのお席が
ありました
2025年3月28日
Vol.4598

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、厨房に行ったのは
6時前でした

「おはよう、親方🐡
今日はWバスだから
かなりハードじゃね?」
と、ふぐとらちゃん
「おはよう🐡
Wバスだけじゃなく
夜は、Wふぐだから
かなりハードだよ」
と、答えました
「超ヤバっ!
Wふぐは珍しくないけど
Wバスって
初めて?」
「初めてじゃないけど
かなり久々だね
夜はともかく
バスの到着時間が
重なるのだけは
避けたいよ」
「重なったら
超ヤバいじゃん
そうなったら
どうするの?」
「どうもこうも
腹を括(くく)る一択!(笑)
たださぁ
時間調整してもらう
可能性があることを
後のバス添乗員に
伝えてあるから
多分、大丈夫だよ」
「そういう裏ワザも
あるんだぁ」
「まぁね」
「時間調整って
どんな感じなの?」
「途中の休憩場所を
増やしたり
立ち寄り時間を
長めに取るとか
あとは、高速道路を使う場合
そんなにスピードを
出さないとか・・・」
「バス男だけあって
詳しいよね
添乗員になれるんじゃね?」
「添乗員も
サービス業だからねぇ
色んな事情があるにせよ
添乗員が同行してくれた方が
こっちとしては
有難いね
お世辞抜きで
今日来てくれる
クラツーの添乗員は
お客さんだけでなく
立ち寄り場所のことも
考えてくれる
三方良し的な部分が
あるからね」
クラツーとは
大手旅行会社の
クラブツーリズムのことです
「売り手良し
買い手良し
世間良し
って言葉でしょ?」
「この場合
世間はあてはまりにくいけど
旅行会社、お客、立ち寄り場所
っていう
三方があるから
そういう解釈も
ありだと思うよ」
「なるほど~♬
で、クラツーは
大阪から来るって
前に言ってたけど
もう片方のお客さんは
どこから来るの?」
「県内の焼津市からで
最初に来るバスだよ

もう一つは
関西からで
この間話したツアーだよ👆」
「へぇ~
県内のお客さんなら
富士山が見えなくても
平気だろうけど

この雨じゃ
可哀想じゃね?」
「そうなんだよ
関西っていうか
西日本だと
富士山は
トップブランドだからね」
「富士山って
そんなに凄いんだ~!」
「この辺にいると
富士山は
ルーチンそのものだけどね
だから、この後
少しでも晴れて
富士山が見えると
いいんだけどね・・・」
「そうだね🗻」

そんなやり取りをしながら
厨房では
仕込みを始めました

その頃、ホール席では
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
御席の準備をしており
真由美さんを見た
ふぐとらちゃんが

/ /
おはよう、真由美さん♬
今日はハードだけど
頑張ってね!
\ \
と、エールを
送っていましたが
真剣に準備をしており
真由美さんには
届いていませんでした
その後、個室の準備が
出来たので

蒸し物の
鰯つみれ錦糸蒸し
を盛付けたら

温蔵庫へ

「六角の器が
入っているけど・・・」
「西京焼のだよ
こうすれば
温かい器に
焼きたての西京焼を
盛付けられるじゃん!」
「ヤバっ
ここまでするの?」
「当たり前じゃん!
人数が多いから
料理を並べておくなんて
あり得ないし
そんなことをして
お金を貰うなんて
悪魔に魂を
売るようなもんだよ」
「親方らしい・・・」
「うちの看板だよ
西京焼は!
自分で自分の看板に
泥を塗るなんて
普通は出来ないでしょ?」
「その通りだね
もう一つの方の器は?」
「最初に来る方は

焼台の前に
置いてあるよ」
「完璧じゃん!」
「完璧を目指してこその
完璧だからね」
「で、西京焼は
何を焼くの?」

「最初に来る
ホール席の方は
鰤(ぶり)で
クラツーの方は
銀鱈だよ」
「どっちにしようか
迷っちゃうよ」
「いやいや、君達が
食べるんじゃないけど・・・」
「親方の熱量に
負けちゃいそうで
ついつい・・・(笑)」

また、今日のように
夜のご予約もある時は
その分も
盛り付けておきます

「タッパで蓋をしてるのは
どうしてなの?」

「こうすれば
乾かないし
ラップの節約にも
なるしね」
「タッパ本体で
蓋をするなんて
料理人の発想は
面白いね」
「いやいや
プロから見れば
素人のレンチン料理や
時短料理の方が
ビックリするよ」
「へぇ~」
最後に
小鍋を盛り付けると

ホール席の方が
鰻(うなぎ)鍋で

個室の方は
もずくと野菜の
小鍋仕立てです
ここまでで
大方の準備が整うと
外から大声が
聞こえました
/ /
親方、富士山だよ🗻
富士山🗻
\ \

「やったね

昼まで持ってくれるよう
祈っておいてよ」
「はぁ~い🗻」
そうこうしていると
準備が整い

到着時間を
待つばかりとなりました
ホール席の方は
添乗員、バスガイドが
いないので
幹事さんからの
連絡待ちでした
焼台には
鰤の西京焼も待機

程なくすると

キタ――(゚∀゚)――!!
と同時に
次々と料理を
お出ししました
ご来店されてから
調理するのは
揚物と焼物ですが

揚物は
さほど時間が
掛からりません
今日の揚物は
海老の彩り揚げと
鶏の唐揚げでした
この間に
西京焼を焼いているので
そちらにも
神経を使わなくてはなりません

そして、このように
焼き上がり
西京焼をお出しすれば
デザート待ちです
すると
ふぐとらちゃんにせがまれ
外へ

「重ならなくて
良かったね」
「そうならないように
途中で、休憩を
挟んでもらったんだよ」
「グッジョブ!」
すぐに戻ると
焼台には
銀鱈の西京焼をセット

東名の富士インターを
降りた合図の
ワン切があったら
焼き始めました
富士インターからは
車で10分程度なので
焼き始めるのには
恰好の距離なのです

程なくすると
クラブツーリズムの
豪華バス
ロイヤルクルーザーが
キタ――(゚∀゚)――!!

完璧な仕上がりで
銀鱈の西京焼を
お出しすることが出来

ミッション・コンプリート!
バスツアーのように
人数が多く
時間との競争を
しなくてはならない時に
完璧な西京焼を
お出しするためには
添乗員の協力が不可欠です
ということで
この場を借りて
改めて
ありがとうございます
ありがとうございます
どちらも
デザート待ち状態となり
再び外へ

「おぉ~🚌Wバス🚌
豪華バスに
片方は贅沢ランチ
今日の様子は
季凛の縮図みたいだよね」
「まぁ~ね

献立も
こんな感じだったからね」
「ふぐ刺も
出したんだね」

「これね👆」
「親方、デザートを
両方共
出せるみたいだよ」
「はいよ~」

ということで
桃のアイスをお出ししました
あとは
出発を待つだけです
ロイヤルクルーザーが
最初に出発し

もう一台も続けて
出発

もちろん
ふぐとらちゃんも
一緒にお見送してくれました

\ \ 👋 お気を付けて 👋 //

店内に戻ったら

片付の開始です

/ /

みんな~

がんばって~

\ \
片付を任せた自分は
夜のふぐ料理の準備に
取り掛かりました

「ようやく
今日の後半戦だね」

「そうだね」
片付が終わったら

Wふぐのお席の準備も

完了しました

「こっちの席は?」
「明日の法事の席だよ」
「もしかして
明日の個室も
法事とか・・・?」
「そうだよ
だから、W法事」
「凄くね!?」
「そういうこともあるさ」
どうにかこうにか
少しでも
休憩を取ることが出来ました

ふぐ刺を引き終え
冷蔵庫にしまったら
ご来店を待つばかりと
なりました

無事に
全ての料理を出し終え
お客様がお帰りになられ

片付までは
終わったものの

御席のセットまでは
出来ませんでした

「二人共
この辺にしておいた方が
いいんんじゃね?」
「そうだね
かなりハードだったからね」
「ともかく
お疲れ様~♬」
「お疲れ様」
こうして
長い一日が
終わったのでした
今日のWバスの献立は
旅行会社への
報告も兼ねて
改めて、お話しします

「W法事だから
明日も
満席なんだって
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
春の訪れと共に、入荷が増えて来た鯵(アジ)
気温も上がり
春が近づいていることもあり
魚市場の様子も
春らしくなり
今朝も、鯵(あじ)が
入荷していました
2025年3月27日
Vol.4597

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
また、アジ?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました

「おはよう🐡
そうだけど
この鯵は
昨日みたいに
貰い物じゃないよwww」
と、答えると
「何がら年中
貰えるなんて
そんなのあり得ないでしょ」
と、ミニふぐちゃん
「まぁね
で、この鯵は
由比のだよ」
と、答えました
昨日みたい
とありますが

今日の鯵は
桜海老(サクラエビ)で有名な
静岡県由比(ゆい)産です
今日の鯵は
正規なものですので
賄い行きではありません

水洗いを終えたら

三枚に卸しておき
揚物用に
明日、打粉をします

「明日、粉をつけるって
言ってたのに
これは何?」
「これは
今夜のおかず用だよ」
「あっ、分かった!

昨日のこれでしょ? 」
「正解!」
「アジの他は
何なの?」
「牡蛎でしょ

チキンカツ

牡蛎は
今月一杯で
おしまいだから
名残を惜しんで・・・🤤」
「名残ねぇ・・・
まぁ、物は言い様だよね
じゃあ
チキンカツは?」
「かさ増し!
っていうか
胸肉が特売で
安かったからだよ」
「普段から
ああ言えばこう言う
のは分かっているけど
食に関しては
一気に、それが
バージョンアップ
するんじゃね?」
「そうだね
食べることが好きで
料理人になったんだから
職業病かな!?」
「親方には
敵わないよ(笑)」
そして
このように
揚げ上がりました

◆鯵フライ

◆牡蛎フライ

◆チキンカツ

「いつものことだけど
んまそぉ~🤤

よく見ると
親方お気に入りの
海老フライがないじゃん!」
「そうだね
こんだけあれば
海老は要らないからね」
「そうなんだけど
そもそも
海老が好きなの?
天ぷらじゃ
ダメなの?」
「海老は好きだけど
海老の料理は
フライだね
天ぷらもいいけど
フライには敵わないよ
サイズにもよるけど
普通のサイズの
海老フライなら
20本はいけるよ!」
「そんなに好きなの?」
「好きな食べ物の
御三家だからね」
「残りの2つは?」
「ふぐちりと鰹!
鰹は、ありとあらゆる
食べ物の中で
一番だね」
「カツオかぁ
よく言っているもんね」
鯵の入荷があったのですが
3月に入るまでは
全国的に水揚げも少なく
魚市場で見る機会は
かなり少なかった気がします
暖かくなるにつれ
鯵の入荷も
増えて来るはずです
また、今日は

地元の巻網船が

片口鰯(かたくちいわし)などを

水揚げしていました
風が吹く日も減り
春本番も間近です

「明日は🚌
Wバスなんだね🚌
FIGHT!」
by ふぐとらちゃん
鮮度バリバリの鯵(あじ)の叩き丼
今日は
西伊豆・仁科(にしな)の
漁師の親方から
鯵を貰っちゃいました
その鯵の行方は・・・
2025年3月26日
Vol.4597

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
アジを仕入れたんだぁ
久々じゃね?」
と、ミニふぐちゃん
「おはよう🐡
そうだね
丸鯵(マルアジ)とか
眼鯵(メアジ)は
たまに仕入れていたけど
真鯵(マアジ)は
半年振りとか
もしかして
それ以上かも・・・」
と、言うと
「そんなに~!?
それはそれとして
今日のアジは
大きさがバラバラだけど
どうしてなの?」
と、訊いてきました
「知り合いの漁師から
もらったんだよ」
「スゲェじゃん!」
「まぁ~ね
普段の行いが良いと
神様が良きに
図らってくれるんだよね~」
「・・・・・」
「何で黙るかなぁ」
「でもさぁ
もらえる時って
沢山獲れたからなの?」
「そりゃそうだよ
魚を獲って
それが売れて
ナンボの世界だからね
前から言っているけど
魚を獲るって
半端なことじゃないんだよ」
「それだから
漁師に代弁者になって
色々なことを
親方は話すんだよね」
「そうだよ」
「へぇ~
で、沢山獲れた
ってことは
どれくらいなの?」
「言葉じゃ
説明出来ないから
いつもみたいに
市場時間に戻って
話すよ」
「わぁ~い♬」
今朝、沼津魚市場に着くと

西伊豆・仁科(にしな)の
塩徳丸(しおとくまる)の親方が

鯵(あじ)を生簀に
入れていました

鯵以外にも
平鱸(ヒラスズキ)
黒鯛(クロダイ)なども

持って来ていました
「親父さん
おはよう🐡
今日は鯵が多いね」
「おはよう
いつも、ありがとうね
アジを持って行きなよ」
と言うと

車に戻り

鯵を渡してくれました
いつもとあるのは
時々、魚を買っているからです
電話やSNSでは
頻繁にやり取りを
しているのですが
実際に顔を合わせるのは
それこそ
何年振り?的な・・・
活かしの魚を卸した後
親方は
締めた鯵を
別の売場に
並べる準備を始めました

売場に並べ終えた親方は
帰り支度をし

魚市場を後にしたのでした
沼津から仁科までは
70キロもあるので
ゆっくりしているわけには
いかないのです
ちなみに
【佳肴 季凛】と魚市場の
往復50キロよりも
距離があります
そのことを知った時
かなり驚いたものでした

「こんな感じだったんだよ」
と言うと
「そうなんだぁ
で、どれくらいのアジを
親父さんは
持って来ていたの?」
「200キロまでは
いかないけど
100キロは
あったね」
「そんなに!?」
「素人にしてみれば
そんなに
ってなるんだろうけど
3キロ入の箱なら
50ケースだから
ビックリするような量でも
ないんだよね
自分も沼津みたいな
漁港がある市場に
通い始めた頃は
同じような感じだったよ」
「やっぱ
そうなんだぁ」

水洗いをしたら

三枚に卸し

大きい4本=8枚は
このまま、冷蔵庫へ

「これらは
どうするの?」
「ふっふっふ・・・😎」
「😎出たな・・・
何か企んでいるな、こりゃ」

その間に
器に酢飯と海苔を
盛付けたら

鯵の叩きを
オンザライス!

さらに
薬味一式を
トッピング

「これって
親方ひとり分?」
「そうだよ」
「真由美さんのが
無いじゃん!」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「用事があるから
戻って来てから
用意するけど
酢飯にして
丼にしちゃうと
食べ過ぎちゃうから
白御飯と叩きは
別盛にするよ」
「そりゃ、そうでしょ
鮮度バリバリの
アジで作ったんだからね
しっかし、んまそう~🤤」

卸し生姜を
醤油と合わせ
回しかけたら
箸が止まることなく
一気に完食
鮮度バリバリの魚の
美味しさに出会えるのは
沼津が
漁港が併設されている
魚市場だからです
天の時は
地の利に如かず
地の利は
人の和に如かず
という言葉があるように
こういう地の利を活かし
さらには
直に漁師と
付き合うことで
地方でしか無し得ない
日本料理を仕立てることが
出来ます
その恩恵を忘れることなく
日々の仕事に
臨むのが
我が道にして
使命なのです
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています

ご興味
ご関心のある方は
御覧下さい
クラブツーリズムの豪華バスツアーの西京焼は、銀鱈(ぎんだら)
今日は
豪華バスツアーの
西京焼用の
銀鱈を仕込みました
2025年3月25日
Vol.4596

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
ここんとこ
銀鱈の仕込み、多くね?」
と、熱血君が
訊いてきました
銀鱈の仕込みとは

ランチや会席料理の
西京焼に仕込むことです
「おはよう🐡
よく気付いたじゃん
今度のバスツアーの
西京焼に出すからだよ」
と、答えると
「銀鱈の西京焼を
用意するってことは
それなりの金額なの?」
と、再び
訊いてきました
「ランチメニューでも
お値段変更なしの鯖(さば)を
銀鱈に変えれば
それだけで
1,210円アップだからね
ただ、今度のバスツアーは
クラツーの
募集型ツアーの企画は
参加するお客さんが
年配だから
質重視の献立にするからだよ」
クラツーとは
大手旅行代理店の
クラブツーリズムのことです
「どんな風に
質重視にするの?」
「ランチメニューの
“季”のコースの
お凌ぎ=サラダきしめんを
蒸し物に変えて

あと、西京焼の鯖(さば)を
銀鱈に変えるんだよ」
「そうなんだぁ
バスのお客さんの時は
揚物にすることが
多いよね?」
「そうだね
バスの食事は
人数が多いし
時間が限られていて
スピード重視になるから
揚物にするんだよ

だから、👆」
「これって
バスツアーのお客さんのことを
言ってたんだぁ」
「実は、そうなんだよ」
「そう言えば
あとさぁ
今回のクラツー企画は
全部で3回あるって
ブログに書いてあったような・・・」
「そうだよ

これね👆」
「大人数なの?」
「そうでもないよ
バスそのものが
約20人乗りだからね」
「大型バスなのに!?」
「そうだよ
何度も来てくれているから
今じゃ
そんなには驚かなけど
最初はビビったもん」
「慣れって
恐ろしいね www」
その後
鱗(うろこ)を取り

水洗いし

三枚に卸したら

切身にする前に

尾の部分と

中骨を
試し焼きしました
試し焼きをするのは
加熱すると
身が溶けてしまう身質の
魚がいるからで
こういう身質のことを
ジェリーミートと
呼んでいます
問題なかったので
切身にしていると

熱血君が
やって来ました

「形がきれいな切身が
バス用なの?」
「そうだよ
ギフト用の約90グラムに比べて
10グラムくらい
小さいけど
自分が焼いて
出す以上
準一品の扱いだからね」
「そうすると
変な形の切身が
沢山残るんじゃないの?」
「そんなことないし
ギフトの場合
他の魚の
きれいな切身と組めば
全く問題ないからね」
「そこまで
考えているなんて
さすが、西京焼オタク!」
「オタクでも
マニアでも
いいんだけど
どんなものでも
ちゃんと仕込んで
仕上げてこその
職人だからね」
「おぉ~
さすが、親方!」

3、4時間程度
脱水シートに挟んだら

有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌共に
真空パックしておきました

銀鱈の場合
1本の魚から取れる
準一品的な切身には
限度があります
具体的には
1本が10枚の切身で
そのうち3~4枚が
目安です
バスツアーの人数は
多くはないものの
合間を見ながら
仕込んでいくことになります

「今日は
市場が休みだったんだね
そ明日は何を
仕入れて来るのかなぁ🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています

ご興味
ご関心のある方は
御覧下さい
お取り寄せのサーモンの切落しの『西京漬』(数量限定)の発送の準備
定休日の今日は
お取り寄せの
サーモンの切落しの
『西京漬』の発送の
準備をしました
2025年3月24日
Vol.4595

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「親方、定休日なのに
何をしているの?」
と、ふぐとらちゃんが
やって来ました
「明日発送する
『西京漬』の準備を
しているんだよ」
と、自分
「それはいいんだけど
化粧箱じゃないじゃん」
「そうだよ

切落しだからだよ
👆のブログにも
書いてあるように
化粧箱と熨斗(のし)の
対応はしていないからね」
「そうだったよね
でも、化粧箱じゃないけど
ちゃんとした箱じゃね?」
「そうだよ
サンプルで取り寄せたものとか
仕入れ先の業者から
もらったものだからね」
「そうなんだぁ
それはそれとして
もう注文が
入って来たの?」
「今日のは
オンラインショップ
経由の注文だけど
直接、来店して
買ってくれた
お客さんもいるよ」
「ってことは
ブログを読んでくれたの?」
「そうみたいだよ
来店したお客さんは
富士市 ギフト
とか
富士市 ふるさと納税
で検索して
探っていたら
うちのホームページに
辿り着いて

『西京漬』のページが
終点だったみたい
で、さっきのブログを
読んでくれたみたいだよ」
「かなり複雑じゃね?」
「タップしたり
クリックするのは
サイトをいじる時には
普通のことだから
それほどでもないはずだよ」
「そっかぁ
言葉にすると
長ったらしいけど
やっていることは
簡単だもんね
で、どんな風に
詰めたの?」
「今日のは
全部サーモンだったんだけど

冷凍庫から出したら

切身の時みたいに
ラベルを貼って

裏に

原材料とか
賞味期限のラベルを
貼ったんだよ

ただ、厳密に言えば
1切じゃないんだけどね」
「そこまで
チェックする人
っている?」
「それは分かんないけど
こういうことは
ちゃんとしておかないとね」
「それは
言えるかもね」
「で、クッション用の
紙を詰めたら

リーフレットを入れて

封をして
送り状を貼ったのが

これだよ」
「自宅で食べる感じだから
これで十分じゃん♬」
「そうなんだけど
今になって
ちょっとしたミスに
気付いたんだよ」
「それって
何なの?」
「百聞は一見に如かず
ってことで
別の機会に話すよ」
「はぁ~い♬
それはいいんだけど
すぐに買えるページを
教えてくれる?」
「営業してくれて
あざ~っす!


鰤(ぶり)がこれね」
なお、直接ご来店されて
ご購入される場合
送料(1.001円)を
引かせて頂いております
「こうしておけば
注文、爆上がり
間違いないんじゃね」
「そうなるよう
祈っておいてよ」
「そうだね
で、お疲れ様~♬」

その後
冷凍庫にしまうついでに

明日、『西京漬』に
仕込む銀鱈(ぎんだら)を
出しておきました

「明日は
フライヤーの掃除を
するんだね
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が
投稿して下さっています

ご興味
ご関心のある方は
御覧下さい
朝から夜まで、鰤(ぶり)の西京焼三昧
今日は
鰤(ぶり)の西京焼が
中心の一日でした
2025年3月23日
Vol.4594

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝は
沼津魚市場で

愛媛県産の鰤(ぶり)を
仕入れて来ました

御覧のように
5,0キロです
ご存じのように


ランチメニューをはじめ
コース料理の西京焼用に
仕込みます

仕入れを終え
『佳肴 季凛』に戻ると
ミニふぐちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方🐡
ここんとこ
連続でブリを
仕入れてんじゃね?」
「おはよう🐡
そうだね
鰤は養殖だから
入荷する日は
日、水、金って
決まっているんだよ」
と、自分
「魚って
毎日、新しいのが
届くんじゃないの!?」
「必ずしも
そうじゃないんだよね

「こんなことまで
書いているなんて
西京焼マニアって
言ってもいいんじゃね」
「西京焼とか
西京漬の前に
ともかく
魚菜食文化の日本料理の
メイン食材の魚のことを
大勢の人に
知って欲しいっていうか
伝えるのが
自分の使命だと
思っているから
魚のことなら
何でも知っておかないと
気が済まないんだよ」
「おっ、おっ・・・
恐れ入ったよ」
「それはそれとして
鰤って言えば
これが、今日の西京焼

ランチも夜も
鰤だよ」
「朝から夜まで
オール鰤じゃん
ヤバっ!」
「お昼は法事で
夜は会席のコースだよ」
「こんなに
鰤は人気あるの?」
「そうだね
今日はお任せだけど
法事の方は
お客さんが
鰤を選んだんだよ」
「鰤照(ぶりてり)なんて
略すくらいだから
人気があるのは
分かるけど
ここまでとは
思わなかったよ」
「そうだね
そんなことより
鰤を仕込む前に
普段の仕込みをしたら
盛付けをしなきゃならないから
どんどん始めるよ」
「親方、ファイト!」
「ほいよ~」
お席の準備が整い
お客様のご来店を
待つばかりとなりました
「ホールも

個室も
用意が出来たけど

今日の小鍋は?」

「ひじきと野菜の
小鍋仕立てだよ」
その後

お新香と

御飯(昆布御飯)を
セットし

西京焼の器も
焼台の前に
置いておきました

「どうして
焼台のそばに
置くの?」
「こうしておけば
器も冷たくないし
出来立てのあったかい
西京焼が
より美味しく感じるでしょ?」
「そうだよね~
器が冷たいと
せっかくの西京焼が
台無しだよね」
「それこそ
こういうのが
本当の意味で
おもてなしだからね」
「👏👏👏」
幸いなことに
ご予約時間も
30分程度
ずれていましたが
重なることなく
お客様が
ご来店してくれ
とりあえずは
ひと安心
それでも
最初の西京焼を
お出しするまでは
気が気でありません

最初の鰤の西京焼です

「んまそう🤤
とりあえず
重ならないで
良かったじゃん!」
「そうだね」
ホール席の方が
デザート待ちの状態になる頃
個室のお客様が
ご来店され
次々と料理をお出しし

第二陣の鰤の西京焼が
仕上がりました
こちらも
デザート待ちの状態に
なったら

/ /
親方~
真由美さん達は
お客さんとこにいるから
洗い物をやっちゃいなよ
\ \
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
洗い物をしていると
ホール席の
お客様がお帰りになったので

鰤の仕込みを
始めることにしました

鱗(うろこ)を取り
頭を落とし
内臓を抜き
水洗いをしたら

三枚に卸し

切身にしたら

有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
真空パックしました

「複数枚入りを
仕込んだってことは
コース用の西京焼
ってこと?」
「そうだよ
今度の金曜日のバスの
お客さんに出すんだよ」
「またまた
ブリじゃん」
「しかも、その日は
バスのお客さんが
2組だよ」
「すっげぇ~じゃん!
Wバスで
W鰤の西京焼
ってこと?」
「いや、片方のお客さんは
銀鱈の西京焼だよ」
「銀ダラなんて
贅沢じゃん!
どっちにしようか
迷っちゃうよ」
「やや、君達が迷う
必要は無いんだけど・・・」
「あはは
確かに、そうだよね
季凛の西京焼が
SNSとかに
アップされているのを
見ているだけで
御飯をよそりたくなるからね」
「先ずは
目で食べさせないとね」
「あぁ~
西京焼、食べたぁい🤤」
「熱烈歓迎で
お待ちしています!」

そして、夜の
鰤の西京焼が
仕上がり
鰤デーの一日が
終わったのでした

「サーモンの切落しの
『西京漬』の注文が
入ったのかなぁ?
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐとらちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
週の真ん中に、無意味にして、春休み的な沼津魚市場の連休
年末年始
ゴールデンウイーク
お盆休みなどの
大型連休以外で
沼津魚市場が
週の真ん中に
連休するのは
滅多にありませんが
今日、明日は
何故か連休です
2025年3月18日
Vol.4594

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
今日と明日は
魚市場が連休だけど
どういうこと?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきたので
「おはよう🐡
どうもこうも
勘弁して欲しよ」
と、返しました
「こういう連休って
あるの?」
「大型連休が絡んでの
ウィークデーが
連休っていうのは
あるけどね
こういう休みだと
かなり厄介だよ

ほら」
「18日と19日が
ピンクで
19日と20日は
〇になっているけど
どういうことなの?」
「ピンクが沼津の休みで
〇が豊洲の休みだよ

豊洲っていうか
全国的に
殆どの市場が
休みなんだけどね」
「もしかして
お彼岸の連休
ってことは
春休みとか・・・」
「誰も得しない
春休みだよ
沼津の場合
20日、21日の二日間
開くけど
20日は
豊洲が休みで
そういう時は
殆どの運送会社も
休むから
他所からの荷物が
無いんだよ
だから、21日だけ
開くのと同じなんだよ」
「実質一日開いて
休みじゃ
厄介じゃん!」
「そうだよ
問屋も余分に取って
残したくないからね」
「こういう休みの作り方って
もしかして
働き方改革・・・!?」
「いやいや
怠け方改革だよ
こういうのを決めた
センセイを見れば
分かるだろうけど
真っ当に仕事をしているように
見える?」
「居眠りをしたり
雑談したりしているのを
よく見るよ」
「その程度なんだよ」
「でもさぁ
二日も休んじゃうと
魚の仕入れは
大丈夫なの?」
「まったく
困らないよ
こういうくだらない政策に
抗(あらが)う手を
打っているからね
魚よりも野菜の方が
厄介だね
基本的に
野菜は冷凍できなからね」
「そっか~」
「あとさぁ
昨日は定休日だったから
結果的に
三日続けて
早起きをしないのは
いいんだけど
かえって
仕事のリズムが
悪くなるかもね」
「それって
ショートスリーパー泣かせ
ってこと?」
「それに近いかもね
寝不足も厄介だけど
寝過ぎの方が
厄介だよ」
「慣れって
不思議なもんなんだね」
「まぁね
っていうか
人間も動物だし
動く物なわけだから
動かないとね」
「そっか~
休んで
調子が悪くならないようにね」
「はいよ~」
そんな今朝は
6時半起きで
魚市場に行く時よりも
3時間以上
遅く起きました
楽なのは確かですが
案の定
気分が乗りません
魚市場へ行く時とまでは
いかなくても
明日は
もう少し早く
起きないと・・・
自分にとっての
働き方改革は
常に動き続けることで
傍(はた)つまり
人だけでなく
周りのものも
良くすることなのです
それこそが
働くことの本来の意味で
そのためには
適度に少ない睡眠時間が
いいのかもしれません

「ローストビーフを
仕込むんだね
そんじゃ、また明日」
by 熱血君
人生50年にして、生まれて初めて見た雛飾り
人生50年超にして
初めて見た
お雛飾りは
圧巻にして
壮観そのものでした
2025年3月17日
Vol.4593

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
これ、ヤバくね!?」
と、ミニふぐちゃん

「見ての通り
お雛さん
っていうか
雛飾りだね」
と、返すと
「そんなの分かっているよ
そうじゃなくて
ここがどこで
どうして
こんなに沢山の
お雛さんがあるか
ってことだよ」
と、訊いてきました
「内船の内船寺(ないせんじ)に
飾ってあったんだよ」
内船とは
山梨県南巨摩郡
南部町の地名です
また、内船寺については

「お彼岸にお寺
ってことは
お墓参りに
行って来たの?」
「そうだよ
真由美さんちの
お墓だよ」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことで
彼女の父方の
ご先祖様のお墓参りに
今日、行って来たのです
「お雛さんを飾るのって
3月3日までじゃね?」
「普通はね
ただ、お盆みたいに
旧暦で祝う
地域もあるんだよ」
「そうなんだぁ」
「4月にやるのは
農作業が盛んな地域が
多いんだって」
「さすが、親方
よく知っているね~」
「いや、訊かれても
平気なように
調べたんだよ」
「やっぱ、さすがだわ」
「あざ~っす!
季凛のある富士市も
旧暦だし
実家のある富士宮市も
旧暦なんだけど
男の子のお祝の
端午の節句は
新暦の5月5日だよ」
「そうなんだぁ
お墓参りって
言ってたけど
先週は、親方の方に
行ったんだよね」
「そうだよ
ご先祖さんがいてこそ
今の自分がいるわけだから
タイミングが合えば
行くようにしているよ
だから、お彼岸とか
何だとかは
ぜ~んぜん
関係ないし
行きたくなったら
行ける時に
行くだけだよ
人生はタイミングが
肝心だからね」
「👏👏👏
でも、このお寺で
お雛さんを
飾っているのは
知っていたの?」
「今日初めて
知ったんだよ」
「真由美さんも?」
「そうだよ」
「それなら
詳しく説明してよ」
「休みなんだから
ゆるめの軽~いネタで
済ませたかったのに・・・」
「たまには
料理以外の話題も
いいんじゃね?」
「そうだね
じゃあ、雛レポ
始めるよ~」
「わぁ~い🎎」

お墓参りを終え
帰ろうとすると

ひな飾り展
と書かれたPOPが
目に留まりました

中を覗くと
昔ながらの土間があり
なんちゃってカフェが
ありました
何度か来たことが
あるので
入ったことはありませんが
何となくは知っています
/ /
ごめんください~
\ \
と、声を掛け
中に進むと
こちらの奥さんが
出て来て下さり
奥に通されると

15畳ほどの部屋に
雛、ひな、ヒナ、HINA!
改めて見ても
圧巻のONLYお雛様
靴を脱ぎ
畳に上がろうとすると
なかなかの高さで

通常の階段の
三段以上のはずです
色んな種類の
雛飾りがあり

こちらは
御殿雛(ごてんひな)とか
御殿飾りなる
雛飾りと
奥さんが教えてくれ
元々の持ち主は
奥さんです
その他にも
色々とありましたが

それぞれの名前を
教えてもらったのですが

如何せん
雛飾りは
どれも同じものと
思っていたので

名前を聞いたものの
記憶にございません・・・

奥さんによれば
ここ以外にも
お雛様があり
それらは
地元の小学校に
飾っているとのことでした
また、これらの
ひな人形は
檀家さんや知人から
譲り受けたもので
修繕し、丹精していくと
その人達が
その姿を改めて見ると
愛(いと)おしくなり
持ち帰ることも
珍しくないとのことでした
霊的、スピリチュアルな
意味ではなく
どんなものでも
大切にしなくては
なりません
お雛様ではありませんが
掛け時計も
かなりの年季ものです

残念ながら
動いていません
壮観なまでの
お雛様を楽しんだ後
奥さんが
色んなお話しを
して下さいました
その中で
印象的だったのが
次のことです
お寺と言うと
どうしても
お葬式やお墓とか
死をイメージするものですが
本来は、生つまり
生きるための場所
ということでした
実はこのことは
真言宗の開祖である
弘法大師こと
空海も言っているだけでなく
宗旨を問わない
普遍的は教えなのです
おめでたい時に
菩提寺に参拝し
お墓参りをすることを
伝えると
非常に喜んで下さいました
実際、自分達の結婚式は
菩提寺で挙げていますし
娘達の七五三
長女の成人式も
お世話になっています
折角なので
色々と写真を
撮って来たので
御覧下さい
◆山門

◆本堂

急遽、お墓参りに
行ったことで
色々尊いお話しを
聞くことが出来ました
これも、ご先祖様の
ご加護かもしれません
そのご加護に感謝しながら
自分のすべき道を
邁進することを
再確認した
お彼岸の入りの一日でした

「明日、明後日
魚市場は連休じゃん!
そんじゃ、また🐡」
by ふぐとらちゃん
全国各地から、沼津魚市場に入荷した天然の鰤(ぶり)
寒鰤(かんぶり)という
言葉があるように
冬が旬の鰤ですが
これから、GW前ぐらいまでは
全国各地の定置網で
天然の鰤が水揚げされます
今朝の沼津魚市場には
各地から
入荷していました
2025年3月14日
Vol.4592

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、沼津魚市場で仕入れた
愛媛県産の鰤(ぶり)です

ご存じのように
コース料理の西京焼と

に仕込みます

【佳肴 季凛】に戻ると
ミニふぐちゃんが
やって来ました
「おはよう、親方🐡

ブリって言えばさぁ
こんな記事を見たんだけど
“春ブリ”なんて
呼び方があるんだね」
「あるって言えば
あるんだけど
何だかんだ言っても
寒鰤(かんぶり)の方が
有名だけどね」
「そうだよね」
「春ブリなんて呼び方は
どうでもいいけど
毎年、3月になると
どこそこの定置網で
鰤の水揚げがあるんだよ」
「そうなの!?」
「どこそこだから
爆入荷状態なんてことも
珍しくないよ」
「ってことは
今朝仕入れた鰤も
爆入荷のうちの
1本だったの?」
「いや、これは
養殖だから
爆入荷とは関係無いよ
逆に、天然が増えると
養殖の入荷は
少なくなるんだよ」

で、これが
今朝の売場だよ」
「10本も無いじゃん!」
「前注文の分は
ここには無いけど
この倍くらいしか
問屋も取らなかったんだって」
「へぇ~
さっき爆入荷って
言ったけど
そうなると
かなりのお値打りになるの?」
「なるよ」
「じゃあ、天然を
仕入れた方が
いいんじゃね?」
「そうなんだけど
天然は常に
あるわけじゃないし
うちの【西京漬】みたいに
ラインナップに並んでいると
在庫を切らすわけには
いかないから
天気次第の天然は
あえてパスするんだよ」
「へぇ~」
「それに、天然は
卸してみないと
脂の有る無しが分からないし
値段だけで仕入れちゃうと
ババを引く場合もあるから
あえて養殖に
しているんだよ
あと、獲れ過ぎちゃって
浜(産地)で
出荷しないことも
よくあるからね」
「魚って
獲れたら
即出荷じゃないんだぁ」
「そうだよ」
「で、今朝は
天然のブリの入荷は
どうだったの?」
「数はそれほどでもないけど
産地は色々で
こんな感じだったよ👇」
①高知産


②長崎産


③韓国産

韓国産とは言っても
漁場は玄界灘です
④大分県佐伯(さいき)産

⑤静岡県熱海市
網代(あじろ)産

鰤の写真が無いのは
入荷して来るのが
6時過ぎだったからです
「今朝だけで
5か所から
入荷があったんだね」
「そうだね

番外になるけど
鰤より小さい
ワラサ、イナダサイズも
入荷していたよ

これらは
由比のだよ」
由比(ゆい)とは
県中部の漁港で
静岡市にあり
桜海老(サクラエビ)の産地として
有名です
その後、仕入れた鰤は

鱗を取り、水洗いし

三枚に卸したら

切身にしました

そして
有機JAS認証済の西京味噌を
ベースにした
お手製の西京味噌と共に
真空パックし
冷蔵庫へ

「複数枚入り
ってことは

コース用が殆どじゃん!」
「そうだよ
夜のコースだけじゃなく
ランチメニューの西京焼が
鰤にバージョンアップする
予約が多いからね」
「そうなんだぁ」
「西京焼じゃないけど
鰤の照焼は
人気があるからね」
「ブリ照り
って言うもんね」
「それもだけど
スーパーの魚売場に行くと
鰤の照焼のたれも
売っているよ」
「そんなのもあるの!?」
「照焼のたれなんだけど
ムニエルみたいにして
最後に、たれを絡める
感じなんだけどね」
「それって
焼くんじゃなくて
炒めるんじゃね?」
「正確にはね
そうは言っても
和食の料理人としては
魚を家で料理してくれるのは
和食の料理人としては
嬉しいことだから
とりあえず
良しにしておくよ」
「そうだね
そういう仕草が出来るだけ
親方も成長したんじゃね?」
「そうだね・・・
何じゃそりゃ~!(笑)」
「でも、本当に美味しい
西京焼を食べたくなったら
季凛に来れば
いいんだよね?」
「そうだよ
そういう宣伝をしても
何にも出ないよ」
「出してくれなくても
いいから

この間の常連さんみたいに
お値段据え置きで

ランチの西京焼を
鰤の切落しに
バージョンアップしてくれれば
十分だよ」
「かしこまりました
しっかし
よく見ているね~」
「えへへ・・・♬」
ちなみに、こちらが

3月に入ってから
雪が降ったりと
冬に逆戻りしたような日も
ありますが
各地の鰤が入荷してくると
春は間もなくです

「明日は
銀鱈を【西京漬】に
仕込むんだね
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
【西京漬】をはじめ
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
お試しに最適! リーズナブルな【西京漬】(数量限定)の切落し
これまで
当店謹製【西京漬】は
切身のみでしたが
この度、切落としを
商品化しました
2025年3月13日
Vol.4591

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
【西京漬】の切落しが
オンラインショップに
載っているけど
商品化したの?」
と、熱血君が
訊いてきました
こちらが

「そうだよ

サーモンと

鰤(ぶり)だけどね」
と、自分

切落しとは言っても
原材料は
全く同じものです

「見た感じ
結構な量が
入っているけど・・・」
「カマとかアラの部分だけど
目方としては
250グラムぐらいだから
普通の切身の2倍以上
3倍未満だよ」
「ってことは
値段は、最低でも
2倍なの?」
「いやいや
サーモンは1,2倍で
鰤は1,5倍だね」
「2枚分で
それなら
お得じゃん!
それなら爆買いする人も
いるんじゃね?」
「お得かどうかは
お客さん次第だけど
ギフトじゃなく
自宅で食べるなら
これで十分だと思うよ」
「それにさぁ
お試ししたい人にも
いいよね」
「お試しとして
実際に自宅で
焼いた人達の投稿だよ

これこれ👆」
「おぉ~
投稿したのは
フードコーディネーターみたいな
プロの人達なの?」
「普通の主婦とか
一般の人のはずだよ
リーフレットを読むだけでも
ちゃんと焼けるはずだけど
もっと上手に焼いてみたければ
リーフレットに載っている
QRコードを読み込んで

レビューみたいに
焼けるはずだよ」
「それこそ
おうちで季凛の西京焼が
食べられるじゃん

それはそうと
236人の人達が
自宅で焼いて
食べたってことなの?」
「そうだね」

「しかも
⭐4,82って
超ヤバくね!?」
「単純計算して
10人中8人が
⭐⭐⭐⭐⭐(星5つ)
ってことになるね」
「その割には
当たり前みたいな顔を
しているけど・・・」
「そうかなぁ

気になるなら
もっと見てみれば👆
そんなことよりも
焼く時は
グリル一択!」
「フライパンとか
レンチンじゃだめなの?」
「ダメダメ
ぜ~ったいNG!
そもそも
フライパンは炒める調理器具だし
レンジは温めるだけのものだからね
そんな風に焼かれると
それこそ
自分の身を切られるくらいに
悲しいよ」
「親方が沼津の魚市場で
選び抜いた
サーモンとか鰤で
仕込んでいるんだもん
そうだよねぇ」
「たださぁ
まだ公式ホームページの
【西京漬】のページには
切落しは載っていないよ」
「じゃ、どうやって
注文すれば
いいの?」
「ネットの場合


それぞれの写真を
タップかクリックすれば
カートのページに移るよ」
「今、ネットの場合
って言ったけど
直接お店でも買えるの?」
「もちろんだよ
店だと切身も
一枚から
売っているし

買ってくれるお客さんは
自宅用が殆どだから
そういう人に勧めたら
もう買ってくれたよ」
「早っ!

いつもながら
この子は
よく似ているよねぇ www」
オンラインショップのお値段は
送料込みですが
直接のお買い求めの場合は
送料(1,001円)を
引かせて頂きます
なお、切り落としですので
1本の魚から
仕込む分量も限りがあります
また、熨斗(のし)の対応や
化粧箱の御用意は
出来ませんので
ご了承下さい
ホームページや
店内のメニューも
随時、リニューアル致しますので
チェックのほど
くれぐれも宜しく
お願いします

「今夜のおかずは
天ぷらがてんこ盛りじゃん!
んまそぉ🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん