夕べも、今夜も鰹(かつお)
2026年7月17日
Vol.4931

「昨日の夕飯も

今日の夕飯もカツオなのは
いいけど

マジで、親方は
カツオが好きなんだね」
「そうだよ
ありとあらゆる食べ物の中で
一番好きなのが
鰹だね

今日のは
色変わりしちゃっているけど

昨日のは
ザ・鰹だね!」
「マジ、んまそぉ・・・🤤」
「実はさぁ

この鰹は魚市場で
宮崎の漁師に
もらったもので

この人が
福一丸っていうマグロ船の
親方なんだよ」
今更ですが
魚市場とは
沼津魚市場のことです
「ニコニコスマイルが
いいじゃん!」
「実はさぁ
この親方の叔母さんって
季凛にも
何度か来てくれたことがあって
昨日は
その叔母さん用の魚も
持って来てあげたんだよ」
「宮崎の漁師の親方が
季凛のお客さんなんて
メッチャ奇遇じゃん」
「最初に聞いた時は
ビックリしたんだけど
先週は定休日と重なったから
その叔母さんのところまで
魚を届けたんだよ」
「親方、親切じゃね?」
「まぁね
出来る事は
やってあげた方が
いいんだよ
人付き合いとして
大事だからね」
「そうだよねぇ」
「で、今日は
鰹だけじゃなく

黄肌鮪(キハダマグロ)の塊も
二つもらって
店に戻るまでに
常連さんにあげて来たんだよ」
「カツオ、キハダマグロなんて

ヤバっ」
「もっと言うと

昨日の黄目近(キメジ)も
もらいもので
宮崎のマグロ漁師に
貰ったんだよ

これは昨日のうちに
何人かの常連さんちの夕飯用に
刺身を作って
差し上げたんだけどね」
「羨ましい・・・🤤

キメジって
キハダマグロの幼魚だよね?」
「そうそう
バタバタしていて
写真は無いんだけどね」
「ランチタイムが
バタバタしていりゃ
無理だよね~」
前にもお話ししたように
貰う喜びの源泉は
あげる喜びにして
あげる喜びのそれは
貰う喜びでも
あるのです
ただ、仕入れるべき魚
を仕入れるだけでなく
こういう人との繋がりの
恩恵に与(あずか)ることが出来ることも
魚市場の魅力でもあり
その根本である漁師は
魚菜食文化を支えてくれるキーマンに
他なりません
彼らの代弁者として
その魅力を伝えるのが
自分の使命なのです

「市場も連休なんだね
そんじゃ、また🐡」
by ふぐとらちゃん
















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