カウンターで、“昼ふぐ”
今日は
カウンターで
“昼ふぐ”のお席が
ありましたが
ランチタイムでも
ふぐ料理を
召し上がってもらえるのは
色んな意味で
有難いものです
2024年12月19日
Vol.4543
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
「おはよう、親方🐡
今日は
カウンターで
“昼ふぐ“の予約があるの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
そうだよ」
と、自分
「ってことは
常連さん?」
「今日の来店が
2度目なんだけど
この間
ランチに見えた時に
色んな話題で
盛り上がったから
カウンターに
席を用意したんだよ」
「その時も
カウンターだったの?」
「いや、テーブル席だよ」
「初めての来店で
話が盛り上がるなんて
レアケースじゃね?」
「まぁね」
「それにしても
親方のことを
気に入ってくれたみたいで
良かったよ」
「ご心配
有難うございます」
「ところでさぁ
大きい土鍋が
2つあるけど
これも“昼ふぐ”・・・?」
「いやいや
これは、夜のふぐ料理の
予約の分だよ」
「まぁ、夜の予約なら
珍しくないけど
“昼ふぐ”の予約って
よくあるの?」
「夜に比べれば
少ないけど
時々あるよ」
「ご馳走=ディナー
みたいな感覚があるけど
昼でも夜でも
ご馳走には変わらないよね」
「そうだよ
特に、うちの店は
お昼の営業を
普通にやっているから
予約を入れるのも
気楽のようだよ」
「気楽かぁ
確かに、そうだよね
どうしても
日本料理って言うと
敷居が高いイメージがあるけど
ランチの営業していれば
入りやすいのは
確かだよね」
「そうなんだよ
入りにくくなると
日本料理が一般の人から
段々と離れて行っちゃうし
そうなると
日本料理そのものが
廃(すた)れていくのは
大問題なんだよね」
「それは言えるよね
いい意味での
お気軽なのは
大事だよね」
「そうだね」
ということで
こちらが
“昼ふぐ”用のふぐ刺です
「ふぐ刺なのに
赤っぽいのは
どうしてなの?」
「大きいサイズの
とらふぐを
使っているからだよ
今日のは
県内の吉田産のだけど
こんなにも
違うんだよ」
「別の魚みたいじゃん!
味も違うの?」
「はっきり言って
異次元の違いだね」
「マジで!?
そんなら
こういうのを
いつも使えば
いいんじゃね?」
「そうなんだけど
大きいサイズって
いつもあるとは
限らないし
唐揚げの形も
揃えたいから
1キロ前後のものを
仕入れているんだよ」
「そうなんだぁ~」
先付(さきづけ)の
南京豆腐
(かぼちゃの豆腐)を
冷蔵庫にしまったら
御来店を
待つばかりとなりました
御来店されたら
南京豆腐と
鰯つみれ錦糸蒸しの
2種類の先付を
お出したら
ここからは
ふぐ料理です
刺身の次に
唐揚げ
ふぐちりを
お出ししました
ふぐちりの後は
土鍋を下げ
雑炊の準備です
作っている間に
茶碗と漬物を
お出し
ほどなくすると
雑炊が
出来上がりました
そして、最後は
デザートの
シャインマスカットのアイスです
そして、夜も
ふぐ料理でしたが
夜のふぐ刺は
Mサイズでした
「このMサイズって・・・?」
「ハーフコースと
フルコースの
中間だよ」
ちなみに、こちらが
3種類のコースです
「そういうのも
出来るの?」
「出来るから
用意してあるじゃん!」
「相も変わらず
ぶっきら棒だね~www
お昼のお客さんも
こういう所を
理解してくれたんだね」
「まぁね
人徳だね」
「・・・・・」
「だから
唐揚げも
出したんだけど
こういう時は
大体、ぶつ切りのを
1個付だよ」
「食べ応えあるじゃん!」
「あれは出来ない
これも出来ないのは
商売としては
よろしくないじゃん
言ってもらえれば
出来る限りのことを
したいし
さっきのランチの
営業の話じゃないけど
そんなことをやっていたら
ますます
日本料理を食べる人が
減っちゃうからね」
「変な安売りは
良くないけど
敷居を下げる姿勢は
大事だよね」
「そうだね」
ふぐ料理に限らず
日本料理でお出しする食材には
高価なものが多いのも
事実です
そういう食材を
身近なものに
感じてもらえるための
努力と工夫を
怠るわけには
いきません
「まだまだ
お歳暮の【西京漬】の
注文が来るんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
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