最終便の橙(だいだい)
完全に時季外れですが
常連さんから
橙を頂きました
この場を借りて
改めて
有難うございます!
2026年4月27日
Vol.4880

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
これは、夏みかん?」
と、熱血君が訊いてきました

「いや、橙(だいだい)なんだけど
この間、常連さんが
持って来てくれたんだよ」
と、自分
「前にもらって来て
【ぽん酢】を
仕込んでいたよね?」
「そうそう
よく覚えているじゃん

これね👆」
「見た感じ
ん~って感じだけど・・・」
「かんきつ類は
冬場のものだから
しょうがないよ
とりあえず
搾ってから
考えるけど
どんな食材でも
粗末にするのは嫌だし
量も少ないから
店の料理なら
味を取り直せば
(=調整すれば)
どうにかなるかもね
ただ、ボトル売りのには
使わないよ
原材料表示の問題も
あるからね」
「使い分けをするにしても
そういう注意も
必要なんだぁ」
ちなみに

素材を手にした以上
最後まで
手を尽くし
然るべき料理に仕立てるのが
料理人の使命にして
醍醐味なのです

「花っていうよりも🥀
華満開の花壇だね🌻
そんじゃ、また明日🌷」
by ふぐゑびすさん
2026.4.27|ぽん酢 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
ランチの西京焼用の四角い切身
どんな魚でも
部位によって
形が変わるものです
ランチ用の西京焼の切身には
四角いものもあります
2027年4月26日
Vol.4879

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
静岡県富士市の日本料理店
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、沼津魚市場で仕入れた
【西京漬】用の
サーモン(ノルウェー産)ですが

が、当店の
ランチメニューの売りで

今日のランチタイムのお客様は
鰤(ぶり)を
お選びになりました

「このブリの切身
いつもと違うけど・・・」
と、ミニふぐちゃん
「そうだね

切身っていうと
こういうのでしょ?」
と、訊くと
「そうそう
今度から
切り方を変えたの?」
と、訊かれました
「そうじゃないよ
尾っぽの方は
どうしても形が悪くなるから
こういう風に
包丁するようになったんだよ」
「あんだけ
【西京漬】を仕込んでいても
進化するもんなんだね」
「まぁ、年がら年中
仕事のことを
考えているからね

ほら

さっき切身にした
サーモンにも
四角いのがあるでしょ」
「あっ、一切れだけあるね

で、何グラムくらいなの?」
「ランチ用の切身は
【西京漬】よりも
小さめに包丁するから

80グラム以上
90グラム未満だよ

普通の形の切身も

ほら

86グラム」
「ヤバっ
もしかして
親方の手は精密機械?」
「そうだよ
手だけ電子ばかりと
AIを組み込んだ
ハイブリッドなんだよ(笑)」
「え゛っ~!?」
「何度も包丁していれば
大体の目安はつくけど
時には、失敗するよ

これは
普通の切身だから

90グラム以上
100グラム未満だから

96グラム」
「ヤバっ!
手元が狂うことも
あるんでしょ?」
「そりゃあ
あるよ
たださぁ
大きい分には
困んないけど
小さくなり過ぎたら
困るね」
「接着剤で
くっつけるわけには
いかないもんね」
「ランチ用サイズに
失敗するなら
いいけど
それ以下は
切落し行きだね」
「何だかんだ言っても
使い道は
あるんだね」
「そりゃ、そうだよ
今朝は
この5、3キロのを仕入れたけど

気に入ったものしか
仕入れないからね 」
「今更だけど
親方、あ・つ・い🔥

こんなこと話しているうちに
仕込み終わったね
お疲れ様~♬」
ということで

ランチ用の切身にはじまり

【西京漬】用の切身であれ

切落しであれ

漫然と切身にするのではなく
個体差を見極め
納得のいく切身にし

熱き想いと共に漬け込むのが
謹製【西京漬】なのです

「ダイダイを
もらったんだぁ
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
ランチ用の西京焼と、謹製・西京漬の銀鱈(ぎんだら)の切身
2026年4月25日
Vol.4878

今日、【西京漬】に仕込む
銀鱈の切身です

この切身を見た
ふぐのぼり君が
訊いてきました

「きも~ち薄い感じで
形そのものは
きれいだけど
何か意味でも、あるの?」
「ランチ用の切身だから
あえて、そういう風に
包丁したんだよ」
「ランチなら
少しぐらい形が悪くても
いいんじゃね?」
「チッチッチ
ランチ=お手軽
みたいな感覚の人も多いけど
うちのランチは
コース仕立てだから
そういう考えは
やめてもらいたいね」
「今更ながら
失礼しました!」
「4つの魚から
西京焼を選べるように
なっているから
準一品的な扱いを
しているんだよ
昼メシじゃなく
お昼の御食事を
出しているからね」
「お昼のおだけじゃなく
御食事の御で
ダブルの丁寧語を
つけるくらいに
本気なんだね」
「まぁね」

脱水シートに
数時間、挟んだのち
有機JAS認証済の西京味噌を
ベースにした
お手製の西京味噌共に

真空パックしておきました
ランチ用の切身には

日付と枚数が書いてあり
一方のオンランショップなどで
販売している【西京漬】は

こちらです
「ざっくりだけど
ランチ用と

【西京漬】の違いは?」
「目方だよ
ランチ用は
85グラム前後で
【西京漬】用は
公式には90グラムだけど
冷凍ものだから
切身にする時は
10グラムぐらい
大きめに包丁してあるから
100グラム弱なんだよ
あと、形の悪い部分は
100グラム以上だしね」
「めっちゃサービス
良くね?」
「良いも悪いも
お客さんが見た時に
『ちっちぇ!』って
思うよりもよりもいいし
魚によって
肥えているのもあれば
痩せているのもあるから
計算通りにはいかないから
これでいいにしているし
自分が食べたいが
基準だからね
ただ、商売だから
心を鬼にする部分はあるけどね」
「そうなんだぁ
だから、切身にする時
手が止まることも
多いんだね」
「そうそう
よく見ているねぇ」
「ふぐ料理と西京焼が
推しだから
嫌でも分かんじゃね?」
「まぁ、それくらい
本気ってことだよ」
「おぉ~👏」

たかが、されど一切れ
その想いを胸に
熱き想いと共に

【西京漬】を仕込み続けます

「玄関前の紫陽花も
つぼみが出て来たね
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
愛用のふぐの茶碗、割れる
女将兼愛妻(!?)の
真由美さん愛用の茶碗も
“ふぐに魅せられし料理人”の
自分同様
ふぐのイラスト付きのものですが
悲しいかな
割れてしまいました
2026年4月24日
Vol.4877

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

/ /
チャラリ~ン
チャラリラ リ~ラ~😢
\ \
「ひびが入っていたみたいで

割れちゃったんだよ」
と、言うと
「これって
真由美さんのだよね?」
と、ふぐゑびすさんが
訊いてきました
「そうだよ」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「で、真由美さんは
何て言ってるの?」
「普段なら
形あるものだから
しょうがないよ
で、終わるんだけど
珍しく
ちょっと悲しい
なんて言ってたよ」
「真由美さんにしては
珍しいじゃん
で、新しいのも
PLUSROSEさんに
作ってもらうの?」
「そうだよ


さっき連絡して
頼んだよ」
「どんなのが出来るか
楽しみだね」
「そうだね」
ちなみに、【PLUSROSE】のオーナーの
深沢ひろみさんには
【佳肴 季凛】で使っている茶碗など
色々と作ってもらっているだけでなく

今日のふぐゑびすさんをはじめ
ブログに登場する
ゆるキャラ達の
お母さんでもあります
茶碗と言えば
自分の茶碗も
PLUSROSEさん作の
オリジナルで
イラストは
真由美さんが描いたものです


何はともあれ
新しい茶碗の出来上がりが
楽しみでなりません

「今日は
【西京漬】用の銀鱈を
仕入れて来たんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐのぼり君
事無きを得た真空包装機
厨房機器のトラブルは
厄介極まりなく
全ての仕事が
止まる可能性もあります
昨日も、そんなトラブルが
起きたものの
何の問題も無く
済ますことが出来ました
2026年4月23日
Vol.4876

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
電器屋さんが
来てくれているけど
どうかしたの?
しかも、朝一番じゃん」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
朝一番とあるように
8時半過ぎです
「おはよう🐡
実はさぁ
真空包装機の電源が
入らないんだよ」
と、返すと
「マジで
超ヤバいじゃん」
「そうだよ
【西京漬】とかの
通販グッズだけじゃなく
普段の仕込みも
全部止まっちゃうからね」
ちなみに

「お店もオンラインショップも
困るじゃん」
「そうだよ
夕べ、電源を切ってから
真空し忘れたものに
気付いて
出源を入れたら
ウンがスンでもないんだよ」
「え゛~っ!?」
「ただ、電源だと思ったから
さっき電話して
来てもらったら

プラグの中の線が
切れていたから
直してもらっているんだよ」
「ってことは
もしのもしかして
大丈夫とか?」
「多分ね
もし使えなくなったら
仕事面でも困るけど
大出費になるから
それも困るからね」
「仕事も止まり
お金も飛んでいくんじゃ
最悪じゃん」
そうこうすると
直し終わり
電源を入れると

復活!
「良かったじゃん
仕事にも支障がないし
大出費もないしね
でも、新品の真空包装機
っていくらくらいするの?」
「う~ん・・・

これでも、無理だね」
「え゛~っ
ご、ご、ごぉ
50万円じゃ
無理って
そんなんじゃ
マジ困るじゃん」
「そうだよ
とりあえずは
助かったけど
15年くらい使っているから
もしかすると
近い将来
万事休すってこともあるから
それはそれで
心配なんだよ」
「そんなら
【西京漬】の注文が
ジャンジャン入るように
頑張れば
いいんじゃね?」
「そう簡単にいったら
苦労しないよ」
「なんなら、この際
攻めまくって
今の真空包装機よりも
性能がいいのを買う目標を
立てるしかないじゃん」
「他人事だと思って
言いたい放題なんて
いいね
まぁ、【西京漬】が
爆売れした暁には
ガッツリ働いてもらうからね」
「あちゃ~
気になっていたんだけど
真空包装機は
さっきの電器屋さんで
買ったものなの?」
「いや、専門の業者から
買ったものだよ」
「それなのに
直してくれたの?」
「そうだよ
量販店よりも高いのを承知で
こっちも色んなものを
買っているからね
普段から取引があるから
嫌な顔もしないで
使いっぱしりのようなことでも
してくれるんだよ」
「困った時ばっか
お願いしますじゃ
嫌だもんね」
「そうだよ
普段からの付き合いを
大切にしてこその
人付き合いだからね」
「そうだよぇ」
兎にも角にも
大出費を避けることが
出来ただけでなく
普段の仕事にも
全く影響がないのが
何よりでした
普段の行いの良さと
解釈し
これからも
善行を積み続けます!?(笑)

「真由美さんの茶碗
割れちゃったんだぁ・・・😢」
by ふぐゑびすさん
脂乗り乗りのアカゼこと、鰘(ムロアジ)
漁港がある沼津魚市場ゆえ
流通量が少ない魚を
目にすることも
珍しくありません
そんな今朝仕入れた魚も然りで
さらに珍しかったのが
予想以上の脂の乗り具合でした
2026年4月24日
Vol.4876

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、沼津魚市場で
仕入れてきた魚を見ると
熱血君が訊いてきました

「おはよう、親方🐡
サバサイズの
アジみたいなのは・・・?」
「おはよう🐡
沼津辺りじゃ
アカゼっていうんだけど

正式には
鰘(ムロアジ)で
大型の旋網船(まきあみせん)が
水揚げした地物だよ

こんな感じに並んでいて
サンプルを見たら

脂乗り乗りだったから

大きめのところを

フライングゲットさせて
もらったんだよ」
「おぉ~!
で、背中は赤くないけど
どうして、アカゼなの?」
「何でだろうねぇ」
「知りたがりの親方だから
探し当てたと思ってたけど
分かんないんだぁ」
「AIに訊いたけど
それらしい回答もないんだよ」
「そうなんだぁ」
「たださぁ
背は赤くないけど

尾鰭(おびれ)の下側は
赤いんだよ」
「尾と背じゃ
真反対だから
どうやっても
話が合わないよね」
「そんなに追求しなくても
いいと思うけど・・・」
「そうだね
でも、これまでにも
使ったことあるんでしょ?」
「あるけど
ともかく、市場で見た
脂乗りに
一目ぼれだよ」
「早く卸そうよ」
「まぁまぁ」
ということで
卸すと

サンプル通り
身は脂乗り乗り

「これなら
もっと仕入れても
良かったんじゃね?」
「まぁね

他の魚もあったから
こんだけにしたんだよ」
「で、何に使うの?」
「ふっふっふ・・・😎」
「その笑いは
もしのもしかして・・・」
ということで
この脂の乗りを
味わないわけには
いきません

血合い骨を抜き
下(しも)の方の皮を引くと
ピカピカの皮をしており

包丁し

紅蓼(べにたで)、ねぎ
大葉を合わせ
天に生姜をあしらいました

「あの笑いは
やっぱり・・・」
「まぁね」
ということで
食レポです
脂は乗っていても
しつこさは一切ありません
ムロアジは干物などの
加工品として
流通することが多い魚で
鮮魚、つまり
そのままの魚で
味わうことが出来るのは
産地周辺の限られた地域です
沼津は漁港が併設されている
魚市場ですので
こういう恩恵に
預かることが出来
その担い手が
漁師なのは言うまでもありません
消費地では
味わないような魚を
味わえるのは
地方の特権で
鮮度という時空を超えたものは
何物にも
替えることは出来ないのです
そして、彼らの代弁者として
声を出し続けるのが
料理人の自分の使命に
他なりません
仕込み途中の春子(かすご)
2026年4月17日
Vol.4875

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、沼津魚市場に行くと
静岡市由比(ゆい)産の
春子(かすご)の仕分けを
しているところでした

春子とは
真鯛(マダイ)、血鯛(チダイ)
黄鯛(キダイ)の
幼魚の総称で
沼津近隣では
チコダイとも呼ばれています
実は、昨日の時点で
入荷することが分かっていたので
いつもより早く
魚市場に来ました

その結果
自分が選んだのが
こちらです
春子は
酢締めにして
使うのですが

今日の仕込みは
ここまでにしておくと

「完全に仕込みを
終わらせないのは
どういしてなの?」
と、ふぐゑびすさんが
訊いてきました
「今日でも
いいんだけど
明後日の法事の予約の
お客さんメインに
使いたいからだよ」
と、自分
「そう言われても
よく分かんないんだけど・・・」
「じゃあ

「うん♬」
その後
ふぐゑびすさん曰く
「こういう風に
仕込むんだぁ
で、酢で洗うところまで
やったってことね」
「そうそう」
「こういう仕込みも
あるんだぁ
さっきのブログじゃないけど
これも
鮨屋時代に
覚えたの?」
「多分、そうだと思うよ
30年以上も前だから
はっきりとは
覚えていないけど
どっちにしても
身体で覚えたものは
忘れないもんだよ」
「ザ・職人仕事
ってやつだね!」
手抜き仕事なのか
効率良い仕事なのか
どちらとも
言えませんが
良いものを
より長く使うのも
職人仕事です
そういう仕事を教わったものの
独り仕事ゆえ
リアルに伝えることは
出来ません
しかしながら
今の御時世
ITを駆使すれば
どこかで、誰かが
この仕事を
受け継いでくれるでしょう
伝統ある日本料理を生業とした以上
その素晴らしさを
後世に伝えることも
自分にとっては
もう一つの使命に他ならず
そのためにも
ブログを書き続けなくては
ならないのです

「明日の法事には
ふぐ刺を出すんだぁ
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
新年度最初の廃食用油回収日
廃色用油を
近所の小学校に
持って行くようになり
かなりの月日が
経ちました
そんな今日は
回収日ということで
近所の小学校へ
2026年4月16日
Vol.4874

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
日本料理を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます

軽トラに積み終えた
廃食用油を見た
ミニふぐちゃん曰く

「おはよう、親方🐡
これから
小学校に行くの?」
「おはよう🐡
そうだよ
これから、真由美さんと
行って来るよ」
と、自分
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「軽トラじゃ
僕達は乗れないから
仲良し子吉で
いってらっしゃ~い👋」
走らせること5分

いつもの場所には
のぼり旗がなかったのですが
職員の方が
自分達に気付くと

のぼり旗を立ててくれました
新年度ということもあり
遅くなってしまったとのこと

真由美さんと
手分けをして
油をいてきました

【佳肴 季凛】に戻り
真由美さんが
コンテナを洗い始めると

「お疲れ様~♬
SNSの投稿にも
時々アップしているけど
いつから
油を持って行っているの?」
と、ミニふぐちゃん
「はっきりしたことは
覚えていないけど
私がPTAの役員だった頃だから
15年まではいかないけど
10年以上なのは
間違いないと思うよ」
「超ヤバっ!」
今のやり取りのように
10年以上15年未満になるので
長いのは
間違いありません
個人の飲食店が
地域に貢献できる事は
限られているのですが
こういう形でも
貢献出来ているのは
何よりですし
これからも
続けていきます

「昨日のアジは
酢で締めたんだね
んまそぉ・・・🤤」
by ふぐゑびすさん
沼津魚市場で仕入れた5種類のふぐ
一般的に
ふぐと言えば
とらふぐを指しますが
とらふぐ以外にも
ふぐは数多くいて
“ふぐに魅せられし料理人”の
自分としては
とらふぐ以外のふぐも
よく仕入れています
2026年4月15日
Vol.4873

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
志村弘信が認(したた)めます

今朝、沼津魚市場で
仕入れたフグ類です
これらを見た熱血君曰く
「ヤバっ!

フグ命の親方の
本領発揮じゃん
当然、全部の名前
分かるんだよね?」
「そりゃ、そうだよ
全部で5種類だよ」
「ミニミニふぐ水族館じゃん!」
「5種類もいれば
そうかもね
仕入れた5種類は
食べられるのは
分かるんだけど
食べられるフグって
どれくらいいるの?」
「日本近海には
約50種類のフグがいて
そのうちの
22種類が
食用可能なんだよ」
「意外と多いんだぁ」
ということで
5種類のフグ類は
以下の通りです
①トラフグ

②マフグ

③ショウサイフグ

④サバフグ

⑤シマフグ

「5種類全部
沼津産なの?」
「いや、沼津産は
一つもいないよ」
「え゛~っ
地フグじゃないんだぁ
なんか残念」
「シマフグは
熱海・網代(あじろ)の
活かしので

他の4種類の6本は
由比(ゆい)ので

昨日、水揚げされたものだよ」
「そうなんだぁ」
「沼津には
地元だけじゃなく
伊豆半島、由比みたいな
県内の各地から
漁師や魚屋さんが
魚を持って来てくれるんだよ
それだけじゃなく
全国からも
色んな魚が入荷するんだけど
漁師や魚屋さんが
持って来る魚は
地物や準地物
ってことになるね」
「そっかぁ
じゃあ、どっちが
いいの?」
「どっちとも言えないよ」
「どういうこと?」
「沼津を含めた伊豆半島のものは
朝獲れの魚が多いから
鮮度ってことなら
地物だね
ただ、沼津だけじゃ
色んな魚を揃えられないから
そういう時は
送りって呼んでいるんだけど
これらを頼りにするしかないね」
「だから
どっちとも
言えないんだね」
「そうだよ」

卸し終えた後の
水洗いをしてくれるのは
いつものように

女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです

「おはよう、真由美さん🐡
いろんなフグがいるけど
名前分かる?」
「おはよう🐡
トラフグ、サバフグ、シマフグの
3種類は分かるけど
残りの2つは
言われなきゃ
分かんないよ」
「親方の手元をしていても
そこまでは
無理なんだぁ」
「ふぐオタクには
かなわいなよ」
「あはは・・・♬」

水洗いを終えた
5種類のフグです

「この状態になっても
種類は分かるの?」
「そりゃ、分かるよ
元の姿を知っているし
そうじゃないと
困るじゃん」
「そうだよねぇ」
「これが

トラフグで

この上の方が
マフグで

サバフグが2本に

この2本が
ショウサイフグ

最後が、シマフグだよ」
「使い道は
どれも同じなの?」
「シマフグは
活〆のだから

三枚に卸して
刺身用なんだけど

この大きさじゃ
使い勝手が悪いから
冷凍しておいて
刺身用の魚が無い時に
キープしておくんだよ」
「冷凍しても
平気なの?」
「フグ類の身は
水分が多く
繊維質が強いから
冷凍しても
大して
味が落ちないんだよ」
「へぇ~」
「他のは
唐揚げに使うんだけど

トラフグだけは
基本的に、ふぐ料理とか
特別会席用で
残りは
お弁当とか
会席料理の揚物だよ」
「さすが、ふぐオタクの
親方だけあって
使い道も色々なんだね」
「ほめられているのか
貶(けな)されでいるのか
よくわかんないけど・・・」
「ほめるの一択に
決まっているじゃん」
「そういうことに
しておくよ」
こういうフグ類を
仕入れることが出来るのは
自ら、沼津魚市場へ
出向いているからです
また、とらふぐが
ふぐの王様にして
美食中の美食であるのは
間違いありません
しかしながら
トラフグ以外のフグ類も
十分美味しい魚ですし
日本料理が
魚菜食文化である以上
魚の美味しさを追い求めるため
沼津魚市場に通い続け
魚菜食文化を支えてくれる
漁師の代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命なのです

「あじさいの葉っぱも
ワシャワシャしてきたね
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
築100年超の古民家で、祖父を偲ぶ
2026年4月14日
Vol.4872

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
志村弘信が認(したた)めます
きょうのお話しは

母方の祖父をはじめとする
ご先祖様のお墓参りについてです
祖母の施設を後にし
向かったのは

祖母が数年前まで
住んでいた
母の生家でした

ここからは
甲府の市街地
そして、遠くには
八ヶ岳が見えるのに対し

母の生家周辺は

山があっても

山梨県を地で行くような場所です
また、祖母の親族は
母しかおらず
ここを相続する人もいないので

人手に渡り
今では
他人の家です
嫁いだ時には
既に、この家があり
築100年とも200年とも
祖母から
聞いたことがあります
見ての通り
屋根の一部が高く
窓が大きいのは
養蚕(ようさん)農家だったからで

自分が小学校低学年くらいまでは
まだ、お蚕(かいこ)さんを
飼育していました

ご存じの方も
いるかもしれませんが
お蚕さんとは
カイコの敬称で
家畜化された
唯一の昆虫です
興味がある方は
お調べください
ここから歩いて
すぐの所にあるのが

この界隈の
共同墓地です
クマの出没が
話題になる昨今にして
出て来そうな雰囲気ですが
今のところ
この周辺では
そのような情報はない
とのこととは言え

不安はぬぐえません

親族は母しかいないものの
祖母の施設に
来る度に
お墓参りをしてくれているので
荒れ果てることもないのは
有難いものです
ご先祖様数人が
埋葬されており
その中でリアルに知っているのは
祖父、叔父、祖父の親戚の
3人です
祖父は
自分の小学校の運動会には
祖母、叔父と共に
わざわざ来てくれたり
実家の商売(食堂)が
忙しかった幼少の頃(3歳頃)には
静岡まで来て
自分の子守りを
してくれたこともありました
学校の先生をしていたので
大学の受験勉強をしていた当時
自分の志望校を知った祖父は
かなり驚いていましたが
残念ながら
そこには
現役、一浪、二浪と
三度も振られ
一浪と二浪と
二度受かった明治に進み
大学時代に始めた
鮨屋でのアルバイトがきっかけで
料理人になった自分です
人生万事塞翁が馬
と言われるように
一浪して
明治に行っていたら
料理人には
なっていなかったでしょうし
三度の受験の結果
第一志望校に行っていても
然りのはずです
ただ、職業に関しては
独立、起業を
一つの目標にしていたので
今のオーナーシェフという立場は
目標通りだったのは
間違いありません

母の生家で
忘れられないのが
この位置です
というのは
子供の頃は
祖父母、時には叔父も
ここから見送ってくれ
叔父に先立たれ
独り暮らしになった祖母も
ここから
見送ってくれたからです
老い、病、そして死は
須(すべか)らく訪れ
避けることが出来ないものですが
かつて祖父が注いでくれた
無償の愛情のように
誰かの心に残る
深い味わいを
ひと皿ひと皿に込めることが
自分の使命に他なりません
墓前に手を合わせながら
そんなことを思った
春の日でした

「今日のブログは
親方の一人語り
だったねぇ」
と、熱血君
「そうだよ

だから、今日のカテゴリーは
志村の“独り言”じゃん」
と、返しました
「なるほどね~」
「明日は、いつもらしい
ブログの予定だよ」
「わぁ~い
楽しみ♬」















