4種類の魚で、西京焼三昧な一日
今日は
『西京漬』用の鰤(ぶり)
の仕入れに始まり
4種類の西京焼を
焼いた一日でした
2024年9月28日
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
帰って来ると
ふぐとらちゃんが
やって来ました
「おはよう、親方🐡
お弁当あり
W法事ありの
ハードな日に
仕入れに行って来たの?」
「おはよう🐡
仕入れて来たのは
愛媛産の鰤(ぶり)だけだよ」
と、自分
こちらが
当店謹製の【西京漬】です
「そんなに注文が
重なっているの?
商売繁盛
いいじゃん!」
「そうでもないんだけど
通販用だけじゃなく
週中の予約用にも
仕込んでおきたいからね」
「手持ちは
十分あるんでしょ?」
「もちろんだよ
鰤(ぶり)が入荷するのは
基本的に
日曜日、水曜日、金曜日
の週3回だからだよ」
「それなら
仕入れないわけには
いかないよね」
「そんなことより
お弁当の料理を
仕上げなきゃならないから
始めるよ」
「頑張って~!」
そんなやり取りをしながら
西京焼を
焼き始めました
「8切あるうち
6切と2切が
別の魚みたいだけど・・・」
「白いのが
鰆(さわら)で
黒いのが
葉血引(はちびき)だよ」
「どうして
こんななの?」
「最初は
法事用のお弁当が
一人前だから
葉血引のつもり
だったんだけど
昨日の夕方になって
別の注文が
3人前入ったから
鰆に変更したからだよ」
「そうなんだぁ~
でも、こんな風に
とっかえひっかえ
西京焼の魚を
変えることが出来るのは
西京焼が推しの
季凛だからじゃね?」
「そうだね
お弁当用に
ストックしてある
西京焼の魚は
5、6種類
あるんじゃないかなぁ」
「通販、ギフト用が
4種類なのに
それ以上ってことは
マニアだね」
「魚料理の中で
焼魚は
一番好きなんだけど
西京焼の場合
味噌そのものが
発酵、熟成した
調味料だから
西京味噌に漬け込むと
魚の旨味が
増すのが
一番いいところ
なんだよね」
「味噌一つで
そんなにも
変わるんだぁ」
「調味料が
素材を料理に
変えてくれるからね」
「へぇ~」
「和食の基本的な
焼き方は
塩焼と醤油焼だけど
塩焼は
そのまんまレベルだし
醤油焼ベースの
照焼の場合
醤油は味噌に比べて
熟成度が低いから
味の深さでは
落ちるのは
否定出来ないね」
「そうなんだぁ~」
そうこうしているうちに
西京焼と玉子焼や
煮物などが仕上がったら
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
盛付けてくれました
「真由美さん
おはよう♬
今日はハードだけど
頑張ってね~」
「おはよう♬
頑張るよ~」
その後
お弁当は
それぞれ
このように仕上がり
こちらは
法事用というか
陰膳(かげぜん)用の
お弁当です
/ /
陰膳って
仏さんのところに
お供えする
お料理だから
箸とか器の向きも
反対なんだよ
良い子のみなさん
覚えておいてね
\ \
その後
法事用の料理を
盛付け終えたら
鰤の下処理をするため
真由美さんに
カウンター周りを
養生してもらいました
鰤をまな板に乗せると
「時間は大丈夫なの?」
「大丈夫だよ
両方とも
予約時間が
遅めだからね
ただ、どっちも
西京焼を
用意するから
来店が重なったら
かなりハードだね」
「ホール席の方は
どっちを焼くの?」
「サーモンだよ」
「じゃ、個室は?」
「鰤だよ」
とりあえず
卸し終え
切身までしたら
掃除をしてもらい
ご来店を
待つばかりと
なりました
最初に
ホール席のお客様が
ご来店されたので
焼台に
サーモンを準備
/ /
親方、ファイト~!
\ \
サーモンの西京焼が
焼き上がると
「とりあえず
クリア出来たね」
「重ならなくて
良かったよ」
「もし重なったら
どうしたの?」
「個室のお客さんは
常連さんで
『待っても
構わない』
って言って
くれたから
実は
そんなに焦っては
いなかったんだよ」
「そうなんだぁ
あっ
個室のお客さんが
見えたよ」
既に
ホールのお客様は
デザート待ちですので
リラックス状態で
臨むことが出来
鰤の西京焼も
いつも通りに
仕上がり
ミッション
ほぼほぼコンプリート
片付が終わったら
有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
鰤を真空パック
「やっと
終わったね!
お疲れ様~♬」
「そうだね
お疲れさん」
「仕入れ、お弁当
W法事だけじゃなく
コレも終わって
良かったよね」
「そうだね」
「ってことで
明日のブログは
コレだね
そんじゃ、また🐡」
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