富山県産のごまふぐ
今朝は、仕込みをする前に、
宅配便の営業所に行き、
二個口の荷物を、取りに行って来ました。中を見ると、
このようになっており、
富山県氷見港からの荷物で、一つ目の発泡スチロールの袋を開けると、
黒い大きな塊が入っており、
5キロちょうどのジャンボサイズの天然のとらふぐと、2本のチビとらが、入っていました。
もう一つの発泡スチロールは、
このように入っていたのは、
ごまふぐで、10本以上入っていました。言うまでもありませんが、どちらも、全て天然ものです。
自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”を名乗る自分ですが、ごまふぐを卸すのは、実を言うと、初めてのことです。というのも、自分が通う沼津の魚市場だけでなく、天然のとらふぐのメインの仕入れ先の静岡、焼津、三重などの太平洋側では、ごまふぐの水揚げは、殆ど無いからです。
ごまふぐの特徴の一つが、
尻びれが、黄色いことです。卸し終え、ランチの営業時間となり、閉店間際に、
富士市内の魚屋さんから、3本のチビとらが、活きたまま届けられましたが、これまで数え切れないほどお話ししているとらふぐについては、今回は、素通りし、ごまふぐについてお話しします。
卸してから、水洗いをして、きれいにしたごまふぐは、
ぶつ切りにして、
薄口醤油と日本酒を同割りにしたものに、10分程漬け込んでから、片栗粉をつけてから、揚げます。
ぶつ切りにしたものを揚げてあるので、食べ応えは、なかなかのものです。とらふぐの味には、及ばないものの、ふぐ特有の旨味を、堪能出来ます。
また、今夜の会席料理のコース“凛”では、
1個付けで、お出ししました。
先程お話ししたように、ごまふぐを扱うのは、今日が初めてのことでしたが、食用可能とされているふぐ類のうち、まだ扱ったり、見たこともないものもいます。“ふぐ道”は、まだまだ先が、長そうです。
志村さん ゴマフグの料理 up ありがとうございます。とても参考になりました。
町田さん 有難うございます。是非、やってみてください。