2019年7月の鮪(まぐろ)コレクション
前回のお話しと重複する部分もありますが、今回のお話しは、月1恒例の鮪コレクションで、7月に入荷した鮪についてです。
7月のトップバッターは、
アメリカ・ボストン産の生の本鮪で、この時季のボストン産特有の脂の乗りがありました。
ボストン産の次も、
同じボストン産で、御覧のように、部位もほぼ同じで、腹の真ん中よりやや下の部分で、脂の乗り具合なども、ほぼ同じでした。
また、どちらも、東京・豊洲から入荷したものでしたが、ボストン産が2回続いた後は、2回連続で、
川崎北部市場から、
石垣島産の生の目鉢鮪(めばちまぐろ)で、最初の方は、背の真ん中よりやや下で、後の方は、腹の真ん中よりやや下の部分でした。
腹と背の違いはあっても、脂自体の乗りが薄い目鉢鮪ということもあり、どちらの身の質も、全くと言っていいくらいに、同じようなもので、7月の最初の2回のボストン産の生の本鮪についても言えるように、産地、時季というものは、鮪の質を決める要素でもあります。
ただ、それ以上に大事なのが個体差で、あくまでも産地は、目安でしかありません。
産地と言えば、7月の終わりくらいから、例年、大間(青森)や戸井(北海道)などの津軽海峡産の本鮪で水揚げがあり、既に水揚げがあるとのことですが、魚体も小さいようです。
また、ボストン産も、9月までは続くのですが、こればかりは、どうなるかは分りません。
いずれにしても、良いものが入荷してくるのを期待するばかりです。
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