苺(いちご)のアイスの素
どんな食材でも、走りの時季の値段は高いのですが、旬を過ぎ、名残の時季ともなると、お値打ちになるもので、苺も、
そのひとつです。
走りの時季は、クリスマス前ということもあり、値段も高いので、デザートに使い始めるのは、年が明けて、しばらく経ってからで、最初は、
苺のムースとしてお出ししています。
苺には、色んな品種があり、それぞれに特徴があるのですが、自分は、
果肉も赤い“紅ほっぺ”を使っており、
静岡県農業試験場で生まれたものです。
また、多収性と品質に優れた“紅ほっぺ”ですが、本格的な収穫シーズンになるのは、年が明けてからで、このことが、先程お話しした使い始める別の理由でもあります。
どんなものでも、切り落とし、半端な部分があるのは勿論のこと、余ることもあり、苺のムースも然りで、それらを再生するため、一旦そのまま冷凍し、ある程度貯まったら、
真空して、冷凍しておきます。
このようにしておくのは、苺のアイスとして、
再生するためです。
また、苺のアイスを仕込む時は、
見た目の美しさを考慮し、
果肉を入れ、冷凍しておくので、お出しすると、
苺の赤い色がアクセントになります。
普段なら、アイスの素を仕込んだら、一両日のうちに、アイスに仕込むのですが、昨今の社会状況があるので、
アイスの素だけでなく、
苺も真空パックして冷凍しておき、仕入れのミスにより、これだけでは不足するので、今日のうちに、下処理をして、
同じ様にし、冷凍庫へしまっておき、苺のアイスの御用意は、今月末あたりとなりそうです。
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