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もっとおいしいお話し

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レモンのシャーベット

日本料理では、レモンに限らず、スダチ、カボスなども使います。これらも、一般家庭では、なかなか日の目を見ることがありません。
そんな食材であるレモンを、昨日知人からもらいました。その知人も、「無くたって済みますからね・・・。何かに使って下さい。」と言っていました。
「このレモン、知り合いの農家の方がつくったもので、見た目はイマイチですが、ちゃんとしているはずですから。」とも、言っていました。
焼魚の大根おろしの隣につけるだけでは、芸もなければ、何とかの一つ覚えになってしまうので、せっかくの新鮮なレモンですから、ランチをはじめ、コース料理のデザートに使うことにし、”シャーベット”を作りました。
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きれいに洗ってから、半分に包丁します。その後、種を取り、絞ります。
さらに、レモンの皮を、卸し金で卸します。
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皮を使う分量は、実一個に対して、半分が目安です。
皮の入った果汁に、甘味をつけます。普通は上白糖ですが、今回は、和三盆をメインに、蜂蜜、メープルシロップを使いました。これらを使うと、やさしい自然の甘味に仕上がります。
上白糖でも悪くはないのですが、コクと旨味に欠けます。ただ、この割合に失敗すると、かえってしつこい味になるので、注意が必要です。
この味をつけた果汁を、アイスクリーム・マシンに入れます。アイスクリーム・マシンは以前、”もっと美味しいお話し”に登場したことがあります。
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半分ほど固まってきたところです。分量、時季にもよりますが、固まるまで30分くらいかかります。
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こちらが、”佳肴 季凛”お手製の”レモンのシャーベット”です。レモンの酸味と、和三盆の味のバランスが程よい感じです。
これからの時季、暖かくなってくると、こういう冷たいデザートが喜ばれます。
先日お話しした、携帯会員に登録していただいて、ランチを召し上がっていただければ、”もう一品”のデザートとして、サービスさせていただきます。
また、このブログをお読みになってご来店いただいても、サービスさせていただきます。その際は、自分に向かって、満面の笑みを浮かべてください。それが、”レモンのシャーベット”ゲットの方法です。
志村
追伸 無くなったら、他のデザートに変わるので、その時はお許し下さい。

富士市で?番目のランチデザート

こんにちは、真由美です。
”佳肴 季凛”のランチメニューは、”季”(一人前 1,500円)と、”凛”(2,800円)の二つです。
特に”季”のコースを召し上がったお客さんの殆どの方が、「これで、1,500円でいいの?これが、”凛”かと思った。」とか、「”凛”はもっと、良いものが出るの?」等と、仰ってくれます。
また、「デザート、食後のお茶(当店では、コーヒーかハーブティーが選べます。)までついている和食のランチって、富士市や富士宮市には、なかなかないよね。」と仰ってくれます。
お世辞でも嬉しいものです。そんな声を聞くと、作る志村さんもそうですが、私たち女性スタッフも、励みになります。
全てが志村さんの手作りなのですが、私を始め女性スタッフの秘かな楽しみが、デザートの試食です。今週というか、ここ最近のデザートが、”チョコレートのムース”です。
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普通ムースというと、牛乳を使いますが、”佳肴 季凛”は、マクロビオティックの考えを基本に据えていますので、牛乳は使わず、豆乳を使っています。
ただ、卵と生クリームは、志村さんが”心を鬼にして”使っています。ただ使う砂糖は、今回のように色を気にする必要がない時は、メープルシロップや、甜菜(てんさい)糖を使っています。
当然ですが、出来る限り、オーガニックの食材中心です。そばで見ていて、感心します。
ですから、一般的なお菓子、今風に言えば、スイーツに比べ、私たち女性の味方とも言えるのが、”佳肴 季凛”のデザートです。ということで、試食させてもらいます。
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当店のデザートは、素材感を重視しているので、変な甘さはありません。また、このムースに使っているカカオは、オーガニックのものでした。全部使い切ってしまったので、写真がないのですが・・・。
実を言うと、お客様の中には、私がデザートを作っていると、思っている方も多く、お客様に「どうやって作るの?」と聞かれますが、先程お話ししたように、作るのは志村さんです。
私も女性ですから、いろんな種類のお菓子を作ったことはありますが、やはりプロにはかないません。
志村さんによれば、「和食でも最近は、ムースやアイスくらい作れるもんだし、昔みたいに、”はしり”のフルーツを切るだけなんて、お客さんが喜ばない。」とのこと、私も同感です。
これまでに、いろんなデザートを試食させてもらいましたが、どれが一番とは、言えませんが、どれもが私たち女性スタッフが、自信をもってお出ししています。もちろん、料理もですよ。
富士市で五本の指に入るくらいのランチ・デザートを、作ってもらうよう、志村さんに、私たちから頼んでみますね。
「ところで、志村さん、今度のデザートは何ですか?」
真由美
「検討中。」
志村

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