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もっとおいしいお話し

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戻って来た携帯電話

今朝、自分に届いた荷物です。
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その贈り主の欄には、
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“JR東京駅遺失物取扱所”と書かれています。つまり、この中のものは、ある落し物なのです。
中に入っていたのは、
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携帯電話です。
ご想像はつくかと思いますが、改めてお話しします。JR東海の電車内または、構内で自分が落とした携帯電話が拾得され、戻って来たということです。つまり、これが前回の最後にお話しした東京での出来事です。
さて、その顛末です。
朝から、築地の鮨屋で、一献というより、二献を傾けてしまった自分の気分は、既に上々でした。その後、築地から向かった先は、新宿で鮨屋を営んでいる先輩のお店でした。
ここでも、席に着くなり、熱燗です。今度は、お昼を兼ねてですから、いよいよ腰を据えて飲むことが出来ます。鮨をつまんでは飲み、飲んでは鮨をつまむの繰り返しです。仕事の話に始まり、昔話と話題は尽きません。
旧知の仲ですから、時間は瞬く間に過ぎるだけでなく、飲むペースは、落ちるどころか、トップギアに入ってしまい、エンジン全開です。昼過ぎに、お店に入り、そこを後にした時、時計の針は5時を指していました。
ここでおとなしく帰ることが出来れば、良かったのですか、既にエンジンはターボ全開です。その後向かったのは、かつて勤めていた日本料理店です。そこでも、ペースは落ちることなく、ハイペースのままです。
ただ、新幹線に乗って、富士まで帰らなくてはなりませんから、時計の針だけは気にしていましたし、実際そこを出たのは、7時半頃でした。
タクシーに乗って、東京駅に着き、切符を買い、新幹線の乗ったことまでは覚えていたのですが、そこからの記憶は、雲散霧消。
ただ、不思議なことに、酔っ払いの帰巣本能とでも言いましょうか、新富士駅でちゃんと降り、タクシーに乗って、住まいでもある『佳肴 季凛』に、一応辿り着くことは出来ました。
しかし、ここであることに気が付いたのです。そう、携帯電話がないのです。
そこで、一気とまではいかなくても、酔いが冷め、携帯電話の利用をストップさせ、今後の対策を思案し、とりあえず寝ることにしました。
明くる日、JR東京駅の遺失物取扱所に連絡すると、自分のものと思しき携帯電話が届けられているようなので、利用再開の手続きをすると、自分のものである判明し、無事に送り返してもらうことが出来ました。
実を言うと、お酒を飲んでの失敗談というと、これまでにも、寝過ごしたことに始まり、財布を忘れたことや、荷物を置き忘れたことは、これまでに何度もあります。
また、タクシーを降りる時、3,000円程度の料金にもかかわらず、30,000円支払ってしまったこともあります。
ですが、落としたものが戻ってこなかったのは、お金が入っていた財布の一回だけで、それ以外は、全て自分の手元に戻って来ています。運が良いのか、それとも普段からの行いが良いのか・・・。
ただ、絶対に落とすわけにはいかないものがあります。それは、『佳肴 季凛』の女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
★★★ 期間限定 特別ランチ ★★★
冬期限定で、ふぐ料理【 “ふぐ皮刺し”、“ふぐの唐揚げ” 】
をご堪能出来る、特別ランチコース(全9品)を御用意致しました。
もちろん、ふぐは、自らの目利きで仕入れた天然のとらふぐです。
この時季ならではの本物の味を、是非ご賞味下さい。
皆様のお越しお待ち申し上げております。
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                                (全9品 4,200円)
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宮崎県・油津産のきはだ鮪

Twitterで、呟いています。宜しかったら、お読み下さい。
前回のお話しに続いて、築地でのお話しです。包丁を買う前に、向かったのは、築地の場内でした。場内というのは、文字通り、市場の構内のことです。
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場内は、仕入れ帰りの人や、“ターレ”と呼ばれる運搬車で賑わっていました。そんな混雑を尻目に、自分が向かった先は、鮪屋です。
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鮪屋とお話ししましたが、築地のような大きな市場になると、それぞれの店舗はどれも専門店化されています。
さらに言えば、鮪屋でも、『佳肴 季凛』のような日本料理店や鮨屋を中心に取引しているところもあれば、スーパーなどの大型店中心もあれば、冷凍まぐろしか扱わない鮪屋もあったりと、鮪屋一つとっても、その形態は様々です。
鮪屋のケースには、鮪が並んでいました。
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この鮪は、銚子産の“本鮪”です。その横の鮪が気になったので、鮪屋の社長に尋ねると、
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宮崎県・油津(あぶらつ)産のものでした。油津は、同じ宮崎県・川南と並んで、古くから、まぐろ漁で有名で、大正期から戦前までは、豊漁で賑わったところです。ちなみに、川南産の“本鮪”は、去年一度仕入れたことがあります。
さて、その油津産の鮪ですが、“きはだ鮪”という種類です。“本鮪”に比べて、値段もずっと安いだけでなく、冷凍ものが流通することも多いので、大衆魚的な扱いを受けていますが、このように生のものですと、値段もそれなりにします。
また、脂こそありませんが、風味は、生のものならではです。一切れ味見をさせてもらい、気に入ったので、切り分けてもらい、クール便で送ることにしました。
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届いた昨日、刺身にしたのが、こちらです。
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淡い赤い色が、“きはだ鮪”の特徴で、淡白とは言えど、魚好きの通が好むような飽きの来ない味わいです。
ちなみに、“きはだ鮪”の名前は、皮と
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ヒレの色が、黄色いことに由来しています。
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この2枚の写真は、どちらも沼津の魚市場で、以前自分が撮影したものです。これ以上、“きはだ鮪”についてのお話しは、あえてしません。というのも、来月の『旬の素材』だからです。『旬の素材』と言えば、今月は“やりいか”です。是非、お読み下さい。
次回のお話しも、東京・築地というか、東京での出来事です。乞うご期待!
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)“春支度”を、御用意致しました。
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先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。
春には、まだ早いですが、吟味した食材で奏でる“身体にやさしい、美味しい日本料理”を、召し上がって、楽しい一時をお過ごし下さいませ。
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新しい出刃包丁

昨日の定休日は、東京・築地へ行って来ました。昨日の目的は、仕入れでなく、新しい出刃包丁を買うためです。
一口に出刃包丁と言っても、長さも様々で、自分が必要としていたのは、6寸(約18センチ)、ないし6寸5分(19,5センチ)のものです。
包丁屋さんの店内に入ると、早速出刃包丁を並べてもらいました。
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ご覧のように、6本です。これ以外にも、在庫はあったのですが、鋼の種類が自分の好みでないので、あえて並べてもらいませんでした。
この中から、とりあえず選んだのが、この3本です。
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どれも、6寸5分のもので、選ばなかったのは、6寸のものでした。
さらにこの中から、最後の1本を選ばなくてはなりません。持ったり、握ったりして、それこそ自分の感覚で選ぶのです。そうして選んだのが、
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この1本です。とは言っても、これで決まりではありません。
自分の好みでは、柄が八角なものが好きなので、その柄に変えてもらうことにしました。
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ご覧のように、左側が丸い柄で、右側が八角のそれです。柄を交換してもらい、すぐ使えるように、砥いでもらうことにしたのですが、時間も15分程度かかるということで、間を持たすために、入ったのが、ある鮨屋さんでした。
席に着くなり、自分が頼んだのは、小肌の握りでした。それだけでなく、あまりの寒さについ頼んだのが、熱燗です。
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冷えた身体を芯から温めてくれるのは、やはり熱燗しかありません。しかも、昨日は車で出掛けていないので、心置きなく、熱燗を味わえます。
さらに、所謂“昼酒”ですから、酔うのも早く、何となく平和な気にさせてくれます。
ただ、ダラダラと飲むわけにもいかないので、あと幾つか鮨を握ってもらい、その鮨屋さんを出ました。そして、肝心の包丁を受けとって、築地を後にしたのでした。
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)“春支度”を、御用意致しました。
harushitaku.jpg
先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。
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