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活鱧、入荷

今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。いつものように、一番最初に、s-P5120099

生簀のある活魚売場に向かうと、

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“落ち鱧”と呼ばれている、輸送中や生簀で死んでしまった鱧は、3本ありました。札に書かれているように、中国産の3本で、目方は1,6キロでした。死んではいても、状態が良かったので、仕入れることにしました。

 

“落ち鱧”が入荷しているとなれば、活きたものも、入荷しているはずですので、別の生簀を見ると、

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蓋をされているマスが、

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ありました。これらのうちの2つを見ると、

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鱧が、

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うじゃうじゃと入っていました。

 

先程の“落ち鱧”同様、中国産で、この中から、

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この1本を選り、

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秤にかけたら、

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籠に入れてもらい、他の魚を仕入れるため、別の売場に、向かうことにしました。

 

ひと通りの仕入れを終え、戻ると、

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自分の買番が書かれており、

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ブクブクをセットした発泡スチロールに、

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移し、持ち帰る準備をしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ったら、

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水槽に入れておきました。

 

また、3本の“落ち鱧”は、

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卸してから、

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骨切りをしました。

 

今夜の会席料理の揚物として、

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天ぷらにして、お出ししました。このお客様は、鱧のみでしたが、別のお客様には、鱧だけでなく、

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ズッキーニも、一緒にお出ししました。

 

活鱧が、沼津の魚市場に入荷し始めたこともあり、当店の【鱧料理】も、始めることにしましたが、鱧の入荷は、天候や市場の休みなどに左右されることもあるので、御予約をお勧め致しているだけでなく、今お話ししたような状況もあり、100%のお約束が出来ないこともあるので、予め、お問い合せ下さい。

 

暦の上では、既に夏を迎えていましたが、鱧の入荷が始まったこともあり、夏の食材の入荷も、本格化してきます。この移ろいこそが、どこまでいっても、日本料理の魅力以外の何物でもありません。

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