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落とし&天ぷらに仕立てた鱧(徳島産)

昨日、今シーズン初めて、鱧を仕入れてきたことをお話ししましたが、昨日の時点では卸さず、水槽に入れておきました。

 

そして、明くる日の今日、ご予約があったので、

水槽から取り出し、

締めて、

神経を抜き、

はらわたを抜き、水洗いして、

卸したら、

鱧の下拵えで欠かすことの出来ない骨切りをするため、専用の骨切り包丁の出番となりました。

 

今年は、鱧の入荷が例年に比べ、遅れていることもあり、骨切り包丁の出番は、半年振りぐらいのことでしたが、

初陣ながらも、無事に骨切りを終えることが出来ました。

 

鱧料理のマストアイテムでもある落としに仕立てる部分を、

包丁し、取り置きしたら、

別の部分を、天ぷら用に包丁しました。

 

一日とは言え、水槽に入れていると、その時の鱧の状態にもよりますが、尾に近い部分は、

血が回っていました。

 

この程度のことはよくあることですが、時には、死んでしまうこともあり、そうなると、落としに仕立てることが出来ないので、鱧料理のご予約を頂く時は、必ず、その旨を伝えることにしています。

 

お客様がお見えになり、

頃合いを見て、

塩をひとつまみ入れ、沸騰したお湯に、

くぐらせると、花が咲いたように開いたら、氷水に落とし、

粗熱が取れたら、引き上げます。

 

落としは、いわゆる刺身ですので、今日は、

生の本鮪(那智勝浦)、小肌(佐賀)と共に盛り付け、本鮪と小肌は、

土佐醤油で、鱧は、

梅肉醤油で召し上がって頂きました。

 

また、天ぷらは、

塩を添えて、お出ししました。

 

鱧の入荷があれば、この他にも、料理をお出しする予定でしたが、冒頭にもお話ししたように、如何せん、昨日が今季初入荷ゆえ、限られたものになってしまいました。

 

また、土曜日は、沼津の魚市場が休みですので、前日に仕入れておかなくてならず、今日のようなケースもあり得ることも、併せて伝えています。

 

ですので、市場の休みによっては、鱧料理そのものをご用意出来かねる場合もあり、ちゃんとしたものをお出しした上で、お金を頂くのが、自分のスタイルゆえ、ご理解頂けると幸いです。

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