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雨子(アマゴ)の天日干し

昨日、渓流釣りが好きな常連さんが、

山梨県下部で釣ったアマゴを、持って来てくれ、下部は、武田信玄の隠し湯と知られている下部温泉があるのは、広く知られています。

アマゴは、ヤマメ(山女魚)に酷似しているのですが、

朱色の点があるのが特徴で、“渓流の宝石”と呼ばれており、ヤマメには、それがなく、“渓流の女王”と呼ばれているのですが、見分け方は意外と知られていないようで、混同されているようです。

また、どちらも、川で一生を過ごすのですが、一部には、降海し、大型化してから川に戻るものいて、降海したアマゴはサツキマスと呼ばれ、同様のヤマメはサクラマスと呼ばれています。

魚と言えば、海の魚を指すのが殆どですが、出身地の静岡県富士宮市には養鱒場が多くあっただけでなく、実家の近くには、川遊びが出来る場所も多かったこともあり、川魚には、懐かしさというか郷愁の想いがあるので、アマゴをもらった時、野山を駆け巡っていた紅顔の美少年(!?)の自分の姿を、思い出さずにはいられませんでした。

常連さんが、

はらわたと、

えらを取り除いてくれたてあったので、

そのまま、

開きにしたら、

海水程度の濃さの塩水を用意し、

30分程度つけておきましたが、ただの塩水ではなく、薄口醤油と日本酒も少し加えてあります。

時間になったら、

ざるに上げ、

干すこと3時間、今日は、陽も出ていただけでなく、風も吹いていたので、

いくらか強めの乾きとなってしまいました。

それが功を奏し、今夜の“お疲れちゃん♪”には、

うってつけの肴となった次第で、軽い味わいで、頭から丸ごと食べることが出来ただけでなく、先程お話ししたように、子供の頃食べたことが思い出され、懐かしい限りでした。

どんなものでも、子供の頃に食べたものは、懐かしいだけでなく、時間が経っても、その美味しさを覚えているのは、歳を重ねたことかもしれません。

それもそのはずなのは、来年には50歳になるので、仕方がないのですが、普段の心持ちだけは、若くいたいものです。

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