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今秋初入荷の大間の鮪(まぐろ)

昨日、

宅配便で、

東京・豊洲から届いたのが、

青森県大間産の生の本鮪でした。

早速、今夜の【特別会席】で、

三種盛りとしてお出ししたのですが、基本的に、【特別会席】は、

ふぐ刺のハーフサイズもお出ししており、ふぐは、もちろん天然のとらふぐで、昨日は、三重県産のものでした。

当然、クオリティ・チェックは欠かせませんので、今日のお昼に、

白魚(霞ヶ浦産)とのハーフ&ハーフ丼にし、安定の美味しさだったのを確認しました。

ところで、大間をはじめ、三厩(みんまや)、竜飛、戸井などの津軽海峡で、本鮪が水揚げされるのは、8月から年明けくらいまでの限られた時季で、大間は、本鮪の産地としては、もっとも有名ですが、必ずしも一番良いとは限らず、産地というのは、あくまでも目安でしかなく、質の良し悪しを決めるのは、個体差が全てなのです。

ですので、前回入荷したカナダ産の生の本鮪の方が、

ずっと上で、釣と延縄という漁獲方法の違いによっても、身の質は変わり、漁獲方法でいうと、延縄、釣、定置網、旋網(まきあみ)の順で、身の質に優劣が生まれ、これも、質を見極める要件なのです。

本鮪をはじめとする鮪は、豊洲と川崎北部市場から仕入れており、その目利きは、両方の社長によるもので、切り分けた状態なら、自分でも良し悪しは分かるのですが、丸つまり1本のままの場合、自分では、はっきりしたことは分かりません。

ですので、二人を信用した上でのことで、それこそ、開けるまでは分からないもので、荷物が届くまでは、気が気ではなく、思った以上に良いこともあれば、その反対もあり、長く取引をしていると、色んなことがあるものです。

良くないからと言って、文句を言うのは簡単なことですが、相手も生身の人間である以上、自分の味方になってもらうことの方が大切ですし、長い目で見ると、ずっと賢明で、商売をやる以上、仕入れ先をぞんざいにするわけにはいきません。

こんなことが分かるようになったのも、年齢を重ねたからのことで、亀の甲より歳の甲とは、よく言ったものです。


☆★☆ 【とびっきり食堂】に出演 ★☆★

10月8日(火)、静岡あさひテレビの情報番組『とびっきり!しずおか』(夕方4:45~)のコーナー『とびっきり食堂』で、

当店が紹介されます。

放送時刻は、5:40頃と6:40頃の予定です。放送エリアは限られますが、お時間が許す方は、是非ご覧下さい。

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