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久し振りのふぐRUSH

今朝、沼津の魚市場の活魚売場の生簀に行くと、

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4本の天然のとらふぐが、入荷していました。これらの産地は、

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浜名湖のある浜松市舞阪です。状態もそこそこだっただけでなく、三重県から、3本入荷することになっていたので、強気になるつもりもなく、セリの様子を見ながら、高みの見物状態を決めていました。

 

ちなみに、昨日の時点で、自分に送られてきた三重県の3本のとらふぐは、

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このような状態でした。ただ、この3本は、ただの3本ではなく、

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この中から、選り抜かれたものでしたので、今朝の舞阪産のものよりは、良さそうな状態であることは、期待していました。

 

さらに言うと、沼津でのセリが始まる前に、静岡の魚市場に通う富士市内の魚屋さんから、10本届けられるという連絡もあったので、沼津での仕入れの可能性は、ほぼ無くなり、

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野締めの静岡産の1本を仕入れました。結果的に、活かしの4本は、予定通り、高みの見物だっただけでなく、思った以上の値段でしたので、独り悦に入りながら、市場を後にしたのでした。

 

そして、【佳肴 季凛】への帰り道、

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宅配便の営業所に寄ると、

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三重県からの荷物というより、とらふぐが入った発泡スチロールが、既に到着しており、そのまま車に乗せ、

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着くとすぐ、蓋を開けると、3本とも元気よく、スイスイでした。そのまま、

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締めると、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、まな板周りを養生し、卸し終えると、

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自分は、西京漬用のサーモンを卸し始め、真由美さんに、水洗いをしてもらい、最後に、自分が手直しして、

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三重の3本と静岡の4本の合計4本の仕込みを終え、ランチの営業の準備を始めました。ランチの営業が始まり、しばらくすると、魚屋さんから、

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10本のとらふぐが届けられ、

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蓋を開け、中を確認して、

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とりあえず、水槽に入れておきました。ランチの営業が終わると、

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今度は、ホールの女性スタッフに、まな板周りを養生してもらい、

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水槽に向かい、

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10本全て卸すことにし、

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3人がかりで、ふぐの仕込みに取り掛かりました。卸しているそばから、水洗いをしてくれるので、それほど時間もかからず、自分が最後の仕上げをし、

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真由美さんに、まな板周りも片付けてくれ、今度は、

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水洗いしたとらふぐを、きれいに拭き上げてもらい、

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午前と午後で卸した14本のとらふぐの仕込みは、終了しました。また、昨日は、お客様の料理をお出ししながら、

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とげを取ることまでは、出来ませんでしたが、昨日卸した4本を合わせた18本分の皮の粘膜を取ることだけが出来、久し振りの“ふぐRUSH”は、終了しました。ふぐの粘膜の掃除の仕方については、こちらをご覧下さい。

 

明日は、沼津の魚市場に行くこともなく、築地や静岡などの中央市場も休みですし、三重での水揚げも無かったので、とらふぐを卸すことは、完全にありません。

 

ただ、西京漬の銀鱈(アラスカ)の仕込みがあるので、

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冷凍庫から出しておき、その代わりに、先週仕込んだ銀鱈とサーモン(ノルウェー)を、冷凍庫にしまいました。

 

ご存じの方も多いように、一人仕事ですので、段取り良く、仕込みをしないと、仕事がはかどらなくなってしまうのですが、そうならないで済むのは、真由美さんの内助の功によるのは、言うまでもなく、今日も、そんなことを、再認識したのでした。

 

そんな今日は、

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14回目の結婚記念日で、自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”の自分達の夫婦仲を、今現在も取り持ってくれるのは、何を隠そう天然のとらふぐなのは、お分かりだと思います。また、結婚記念日が、ふぐのシーズンを重なっているのも、何かの因果なのでしょうか・・・。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

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