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2本のBIGちゃんこと、特大サイズのとらふぐ(天然)

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人兼【佳肴 季凛】店主の志村弘信が、 3466回目の今日も認(したた)めます。

今朝も、沼津魚市場で最初に向かったのが活魚売場で、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG2522.jpg

生簀には、福島県産のとらふぐが入荷しており、それぞれの目方は、

3,0キロ、2,2キロ、

2,5キロ、

1,7キロ、

1,9キロ、

1,8キロが2本と、合計で7本でした。

普段、自分が仕入れるサイズは1キロ前後のものですので、仲買人と強気の作戦を立てずに、セリに臨むと、

3,0キロと、

2,5キロのものだけでなく、セリ前に確認しておいた“落ち”のものも、

仕入れることが出来、“落ち”とは、輸送中や生簀で死んでしまったものです。

“落ち”は、血抜きが出来ていないので、刺身に仕立てることに無理があるものの、ふぐちりや唐揚に仕立てるには問題がありません。

活きていることを前提に荷造りしたものですので、“落ち”の値段は、かなりのお値打ちになることもしばしばで、今朝も然りでした。

活かしの2本を、

ブクブクをセットした発泡スチロールに入れ、

これにて、

本日の仕入れが、

終了し、

萌え燃え・・・ 💖 しながら、【佳肴 季凛】へ。

【佳肴 季凛】に着き、

締めたら、

血抜きのため、

海水につけ、出汁を引くなどのルーチンの仕込みを始めました。

それらが終わったら、

卸す前に、2本のBIGちゃんと・・・ 💖

BIGちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が天然のとらふぐへの想いを込めて、名付けた呼び名で、その規定は、2,5キロ以上4,0キロ未満です。

ちなみに、0,5キロ未満がチビとら、0,6キロ以上2,5キロ未満が並たら、4,0キロ以上がジャンボちゃんと呼んでいます。

天然のとらふぐに限らず、大きい魚はワイルド感があり、天然のとらふぐとなると、何とも言えません。

まな板に乗せたら、

萌えモードから、燃えモードにシフトし、

卸し終えた後の水洗いをしてくれるのは、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

そして、

自分が手直しをし、

ランチの営業時間も近づいていたので、

まな板周りとカウンター内を掃除し、一時撤収。

その後、ランチの営業の合間を見ながら、

真由美さんが拭き上げてくれ、

とらふぐの仕込みが終わりました。

ランチと言えば、夕方上がりのお弁当の御注文を頂いていたので、

1時閉店(12時半ラストオーダー)にさせて頂き、お弁当の仕上げに取り掛かり、

煮物(人参、牛蒡、椎茸、つくね)、

銀鱈の西京焼、玉子焼、

揚物(さばふぐの唐揚げ、鯵のしんびき揚げ)などを仕上げ、

このように、

仕上がり、盛付け、箱詰などをしてくれたのは、

真由美さんで、

法事用のお弁当でしたので、紐は紫と白のものです。

ところで、第1木曜日の今日は、月1恒例の地元のローカルFM局の電話インタビューの日で、

時季の魚介類のことをお話しするのですが、

お弁当の揚物でも御用意したさばふぐの唐揚げについてお話しし、その理由は、先日の『地物のさばふぐは、太刀魚(たちうお)の外道』に書いてあります。

そんなこんなで、気忙(きぜわ)しい半日が、終わったのでした。

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