東伊豆・稲取産のさばふぐ
生涯一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3506回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
今朝、沼津魚市場に着くと、
東伊豆・稲取産の定置網で水揚げされた魚の仕分けをしており、
そのうち、既に売場に並んでいた魚の中に、
さばふぐがありました。
7つの山(集まり)に仕切られており、そのうち、
3,6キロと4,3キロのものが、自分好みの200~300グラムサイズでしたので、その希望を仲買人に伝え、別の売場へ。
色々と仕入れをしている間に、セリも終わり、売場に戻ると、
予想以上のお値打ちでGET!
さらに、売れ残った2,2キロも加え、
合計で10,1キロを仕入れることになりました。
全ての仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻ったら、仕込みを始めたのですが、魚の下処理を始める前に、
御予約の料理を盛付け、魚の仕込みが多い時は、仕事の順序を変えるようにしており、さばふぐの前に取り掛かったのが、
鯵で、水洗いをしてくれたのは、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
鯵を終えたら、
さばふぐの下処理に取り掛かり、さばふぐは背びれと尻びれを落し、頭の付根に包丁を入れたら、
頭と皮を一度に剥(は)ぎ取り、
これも、真由美さんの役目で、この剥(む)き方は、ぐる剥きと呼ばれています。
剥き終えたら、
ふぐ類の下処理には不可欠の水洗いをし、
一時、冷蔵庫へ。
ただ、暮れということもあり、否が応でも仕込みというか、魚の仕入れ=仕込みが増えざるを得ず、このような時は、
ランチに限らず、当日の御予約をお断りをしているので、御来店をお考えの際には、お問い合わせを頂けると、幸いです。
お客様は個室にいらっしゃるので、目途がついたら、
手直しをし、
拭き上げたら、
お弁当などの揚物用の大きさに包丁したら、
真空パックしてから、冷凍庫へ。
ちなみに、当店のふぐ料理は、天然のとらふぐだけで仕立てており、『佳肴 季凛』のふぐ料理については、こちらをお読み下さい。
今日、さばふぐを仕込んだので、年明けのバスツアーのお客様用の揚物の準備が整いました。
その仕込みが終わるまでは、気が気でならず、それをクリアするため、明日も魚市場へ行ってきます。
コメントを残す