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HOME ≫ ブログ ≫ 西京焼にならなかった鰤(ぶり)の切身 

西京焼にならなかった鰤(ぶり)の切身 

Vol.3991

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし

天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(4月13日)は

西京焼用の鰤(ぶり)について

お話しします。

それでは、始めるよ~🐡

今朝、沼津魚市場から

戻って来ると

「おはよう、親方🐡

仕入れ、お疲れ様~♬」

と、熱血君。

「おはよう🐡」


「ブリとサワラを

一緒に仕入れて来るのって

少ないんじゃね?」

「そうだね。

タイミングの問題だと思うけど・・・。」

「そうなんだぁ~。」

「どっちも、コース料理の

西京焼に使うから

重ならないんだよ。」

「ってことは

ブリもサワラも

西京焼用なの?」

「違うよ。

鰤(ぶり)は西京焼で

鰆(さわら)は刺身。」

「じゃあ、今日のブログは

2本立て?」

「どっちにしようか

迷っているんだけど

どっちがいい?」

「う~ん。

親方が話しやすい方でいいよ。」

「じゃあ、鰤ね。」

「ほぉ~い♬」



昨日

沼津魚市場に入荷していた鰤です。

全部で3つの産地で

二つが

三重県産で

もう一つが

静岡県焼津産でした。

寒鰤(かんぶり)と

言われるように

冬のイメージが強いのですが

春になると全国各地の定置網で

水揚げされています。

これらの中から

自分が選んだのが

焼津産の7,3キロのものです。

活〆とあるように

頭の付根には

包丁の痕がありました。

鮮度を確認するため

えらを見ると

鮮やかな赤。 

「こんな風に

仕入れて来たんだぁ。」

と、熱血君。 


鱗が細かい鰤は

包丁で鱗を取り除き

この方法を

“すき引(び)き”と呼んでいます。


鱗を取り終え

頭を落とし

水洗いしたら

三枚に卸します。 

腹骨をすき取ったら

鮪(まぐろ)で言うところの

大とろの部分を

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6294.jpg

最初に包丁します。

その後

西京焼用の切身に。

「👆も西京焼になるの?」

「そうだよ。」

「想像するだけで

んまそう!

過去画像は無いの?」

「見つかるのに

時間が掛かりそうだから

パスさせて。」

「ありゃりゃ・・・。」

切身だけでなく

かま等のあらの部分も

それぞれ

有機JAS認証済の

西京味噌をベースにしたお手製の

西京味噌と共に

真空パックしておきました。

ところで

切り落とし以上切身以下の部分は

常連さんのランチ用の

西京焼などの焼物にします。

焼き方は、その時次第で

照焼だったり

塩焼だったり・・・。

魚以外では

鶏肉の塩焼をお出ししたこともあります。

そんな今日

早速、塩焼にしてお出ししました。



👇のように

お決まりのコース


👇定番の西京焼はあっても

常連さんゆえ

こちらのスタイルも

ご理解されているので

為せる焼物なのです。


今日の塩焼は

一人前=おひとり様用でした。


他の料理も

その時によって

差し替えることも珍しくなく

それこそ、日替わり状態。

常連さんでなくても

これまでにも

お話ししているように


可能な限り

対応させて頂いておりますので

ご要望を仰って頂けると

幸いです。


「明日はサワラだね。

それじゃ、また🐡」 by 熱血君

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