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富山県氷見産の“ジャンボちゃん”こと、特大とらふぐ&真ふぐ

今日は、沼津の魚市場へ

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仕入れに行きました。その帰りに、

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宅配便の営業所に寄り、

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富山県氷見から届いた荷物を受け取ってから、

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『佳肴 季凛』に戻りました。中を開け、

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先ず取り出したのが、

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真ふぐで、

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この下にあったのが、

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とらふぐでした。もちろん、どちらも、、

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天然ものです。となれば、出てくるのは、例の合言葉の萌え燃え・・・

 

また、真ふぐは、

s-P4120149

全部で、12本ありました。先程、どちらも、天然とお話ししましたが、ふぐ類の中で、養殖ものがあるのは、とらふぐだけです。

 

他のふぐ類も、養殖が、可能なはずですが、養殖をしないのは、採算が合わないからで、これは、ふぐ類に限らず、全ての魚に当てはまることです。

 

今日のとらふぐの目方は、

s-氷見ジャンボ  412

4,3キロで、この写真は、氷見の魚市場で、送り主の魚屋さんが撮ったもので、自分が“ジャンボちゃん”と呼んでいる特大サイズのものです。また、今日の真ふぐ中で、一番大きかったものは、この“ジャンボちゃん”の半分の目方で、

s-P4120152

2,3キロでした。とらふぐほど大きくはならない種類の真ふぐですが、この目方なら、真ふぐ版の“ジャンボちゃん”になるのは、確実です。

 

最初に、“ジャンボちゃん”を卸したのですが、メスでしたので、真子(まこ)と呼ばれる卵巣が、

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入っていました。真子は、猛毒なので、不可食部位ですので、食べると、痺れてしまいます。その後、真ふぐを卸したところ、

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メスもいたり、

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オスもいました。

 

真ふぐも、とらふぐと同様に、真子は食べることは出来ませんが、白子と呼ばれる精巣は、無毒ですので、食べることが出来ます。その中でも、天然のとらふぐの白子は、ありとあらゆる食材の中でも、最も美味とされるものの一つでもあります。

 

卸してから、水洗いし、

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拭き上げました。ご覧のように、真ふぐが、身というか胴体の部分だけで、尾びれも、切り落としてあるのは、真ふぐのひれが、皮同様、猛毒ですので、不可食部位だからです。

 

結局、12本のうち、

s-P4120160

7本がオスで、このような白子をGETしました。天然のとらふぐの白子の足元には、及びませんが、その美味しさは、なかなかのもので、この白子を使って、“白子豆腐”を仕込む予定です。

 

ということで、次回のお話しは、真ふぐの白子の仕込みというか、下拵えについて、お話しします。

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