グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ 日本料理店のハンバーグ

日本料理店のハンバーグ

【佳肴 季凛】でお出ししてるお子様料理(要予約)は、

s-P6190287

このような感じのもので、これに茶碗蒸しや刺身などをお付けしたものもございます。

 

ご希望により、

s-P6190291

豚カツ入りのものや、

s-P3250125

和定食のようなものなど、ご用意も可能です。

 

ご覧のように、フライなどの揚物を盛り付けたお子様料理ですが、今度ご用意するお子様料理は、ハンバーグをご希望ということですので、ハンバーグを仕込みました。

 

ハンバーグの作り方は、ご存じの方も多いかもしれませんが、日本料理店らしい仕込みをしたので、その作り方について、お話ししたいと思います。

 

ハンバーグに必要なの材料の一つが、

玉葱で、これを、

みじん切りにします。

 

これを、サラダ油を引いたフライパンに入れたら、

かき混ぜながら、弱火で炒め始めます。

 

しばらくすると、

しんなりしてきますが、

この状態になったら、バットに移し、冷ましておきます。

 

この間に、

細かくしておいた生のパン粉に、

豆乳を入れ、しんなりさせておきます。

 

一般的には、牛乳ですが、マクロビオティックを基本に据えている当店ですので、牛乳を使うことは、全くないだけでなく、この豆乳は、

オーガニックのものです。

 

ここまで準備が出来たら、メイン食材の挽肉をボウルに入れるのですが、

今回は、牛肉3に対し、豚肉2にしました。

 

挽肉、先程の玉葱、パン粉を、

よく混ぜ合わせたら、

このような状態になるまで、こねます。

 

その後、つなぎの役目をする“玉子の素”を入れ、

さらに、

こねます。

 

玉子の素とは、卵黄とサラダ油を分離させないように混ぜ合わせた味のついていないマヨネーズのようなもので、椀種、蒸物、揚物などに使うしんじょう地に使い、和食の仕込みでは、頻繁に登場するものです。

 

このような状態になったら、

適当な大きさに、

丸め、空気を抜きながら、

成形します。

 

成形し終えたら、

油を入れて温めておいたフライパンで、

両面を焼きますが、この時点では、完全に火が通っていません。

 

通常なら、蓋をして、そのまま焼いたり、このままオーブンに入れて焼くのですが、日本料理店のハンバーグということで、煮込みハンバーグにします。

 

鍋に、鰹節、昆布、干し椎茸の足で取った一番出汁に、トマトケチャップ、

中濃ソースを入れたら、火にかけ、その後、

市販のビーフシチューの素を入れます。

 

さらに、コクと塩気が欲しいので、

2種類の味噌を、

といていきますが、必ずしも2種類である必要はありませんし、赤出汁味噌を使うこともあります。

 

最後に、とろけるチーズを入れ、

完全にとけたら、

焼き目をつけておいたハンバーグの入ったバットに、

入れ、蓋をしたら、

15分程度蒸すと、

このようになります。

 

蒸し器を使うと、煮崩れることもなく、冷めたら、そのまま仕舞うことが出来るので、和食では、蒸し器を使うことも、しばしばです。

 

仕込んでから、日にちの経ってしまったものを、日持ちをさせるために、火入れするときも、蒸し器だと、鍋を使うこともないので、非常に便利です。

 

とりあえず、これで、ハンバーグの仕込みが終わり、お出しする時は、使う分だけ、バットに入れ、温めなおすのですが、ハンバーグをお子様料理のメインでお出ししたことがないので、どのような盛り付けになるのか、思案中です。

 

ハンバーグに限らず、ご注文、ご用望があれば、可能な限り対応させて頂きますので、詳細については、お気軽に、お問い合せください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る