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枕詞

飲食店はどんなタイプのお店でも、屋号の前に、その業種や業態を表現する言葉がついています。言うなれば、枕詞とでも、言いましょうか。
今日は、新しいお店につける枕詞について、お話ししたいと思います。
”佳肴”といいます。”かこう”と読みます。辞書にも載っている、ちゃんとした熟語です。
その意味ですが、美味しい料理とか、ご馳走のことです。
和食の店というと、日本料理とか、和食処とか、割烹といったものが一般的です。また、看板料理をつけているお店も、よくあります。とんかつとか、ふぐとか、すっぽん等、色々あります。
今更ですが、不肖 志村が、オーソドックスな付け方をするわけが無いのは、想像に難くありません。
自分でも、かなり悩みました。良い食材をもとめてやまない性分ゆえ、”馳走”とつけようとも思いました。
ちなみに、”ご馳走様”とよくいいますが、本来は、作り手が、客人をもてなすために、食材をもとめて、駈けずり回る姿勢に、対しての評価を表した言葉でした。
また、佳肴は嘉肴とも書きますが、佳を使ったのも、意味があります。
佳には、にんべんがつきますが、嘉には、つきません。にんべんがついてないと、人でなしになってしまいます。だから、佳を使ったのです。
料理は、作り手と食べ手という、人がいてこそ成り立つものです。
少しややこしい話になってしまいました。
枕詞でさえ、こんな感じになるのですから、屋号に関してはなおさらです。この次は、いよいよ、新しい名前(屋号)の、お話です。
乞うご期待!
志村

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