めいち鯛よりも、天然のとらふぐ
今日は、全国的に、平成26年9月1日(月)です。そんな今日は、定休日でしたが、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。市場に着くと、
まだうす暗く、夏の終わりとか、秋の気配を感じます。こんな様子を見ながら、向かったのは、いつものように、活魚の生簀でした。
生簀に辿り着くと、めいち鯛を、最初に目にしました。特に、今朝は、お祭り状態で、
南伊豆の妻良(めら)や、
沼津市の久料(くりょう)、そして、
東伊豆産のものも、入荷していました。この中でも、とりわけ、沼津・久料産のものは、
この列だけでなく、左側の列も、めいち鯛で、魚の名前を書く必要すらない状態でした。
これだけ入荷があっても、めいち鯛は、自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”の自分にとっては、本命どころか、無印以外の何物でもなく、自分にとっての活きた魚は、ふぐというより、天然のとらふぐしかなく、そんな想いがあるので、沼津の魚市場に着いて、一番最初に向かうのが、活魚の生簀なのです。
そんな想いが通じたのか、
2本の天然のとらふぐが、入荷していました。手前のものが、
0,7キロのもので、
奥のものが、0,5キロのもので、どちらも、沼津・志下(しげ)産のものです。
小さいながらも、状態は良さそうでしたので、仕入れることにしたら、
2本共GET。その後、
“ブクブク”をセットした発泡スチロールに入れ、富士市の【佳肴 季凛】に、戻りました。
かくして、9月は始まったのですが、沼津の魚市場からの帰り道、往復の道中にあるお寺の掲示板を、信号待ちしていた時に、目を向けると、
こんなことが、書かれていました。
定休日に仕入れに行き、こよなく愛す天然のとらふぐだけでなく、開店日である平成20年9月18日という“あの日”を迎える9月の最初の日に、改めて思い出すことが出来たのは、早起きは三文どころか、プライスレスの得でした。
★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★
(全9品 お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は六周年を迎えます。そんな感謝の想いを込めた夜の会席コースを御用意致しました。
なお、お召し上がり頂ける期間は、10月5日(日)までとなっております。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。
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