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もっとおいしいお話し

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10月の鮪コレクション

今日は、定休日でしたが、午後から、少しだけ仕込みをしました。仕込んだのは、

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先付の南京豆腐や、

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ブルーベリーのムースでした。南京豆腐とは、南瓜で作った豆腐のことです。

 

その後に、

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米を研ぎ、

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大根と、千成瓜を包丁し、

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糠床に漬け、仕込みは終わりました。定休日の仕込みは、1時間程度で終わるくらいのものが、理想的です。

 

ところで、今日で、10月も終わりですので、月1恒例の鮪コレクションが、今回のお話しです。全て、東京・築地から入荷した生の本鮪(天然)でした。

 

最初に入荷した産地は、

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北海道・戸井で、

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その次が、青森県・大間でした。

 

その次が、

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北海道・戸井で、その明くる日にも入荷があり、

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青森県・竜飛でした。

 

水揚げされた場所こそ違いますが、どれも、津軽海峡産の本鮪であるので、基本的には、同じものですが、個人的には、一番最初の戸井産のものが、一番気に入りました。

 

例年、秋から、初冬にかけて、三陸の生の目鉢鮪(めばちまぐろ)が入荷してくるのですが、今年は、イマイチのようなので、期待薄ですが、いずれにせよ、良いものが入荷するのを、期待するばかりです。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、11月3日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい

 

 

二日連続で入荷した生の本鮪(天然)

一昨日の金曜日、東京・築地から入荷した生の本鮪(天然)の産地は、

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北海道・戸井でした。

 

コース料理をメインにしている当店ですので、必要以上に仕入れることはしませんが、様々な思惑が外れることもあり、そんなタイミングに、先週末がバッティングし、明くる日の土曜日に、

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入荷した本鮪の産地は、青森県竜飛で、宅配便で届くので、

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納品書は、前日付になっており、

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戸井産のものも、然りです。どちらも、同じ津軽海峡で水揚げされたもので、個人的には、竜飛の方が、好みでした。

 

津軽海峡といえば、青森県大間が、最も有名な産地ですが、これまでにも、何度もお話ししているように、産地はあくまでも目安で、個体差が全てです。

 

今度は、どこの産地のものが入荷するのか、全く分かりませんが、自分好みのものが入荷するのを、期待するばかりです。

 

三連休前つれづれ

今朝は、

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昨日に引き続き、沼津魚市場に、仕入れに行って来ました。

 

昨日の時点で、色々と仕入れていたので、それほど仕入れはありませんでしたが、

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日曜日のお客様にお出しするすっぽんを仕入れました。ちなみに、

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佐賀産です。

 

ひととおりの仕入れを終え、市場から帰ることにしたのですが、帰り道に、

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宅配便の営業所に立ち寄り、

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築地から届いた鮪を受け取り、『佳肴 季凛』に戻りました。

 

中から取りだしたのは、

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北海道・戸井産の生の本鮪で、今日の部位は、腹の真ん中より、やや下の部分でしたので、

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大とろ、

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中とろ、赤身と

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赤身と中とろに分けて、専用のキッチンペーパーで包んでから、冷蔵庫にしまっておき、大とろの部分には、

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筋の強い部分があるので、お弁当用の南蛮漬にするため、

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包丁しておきました。

 

また、今朝は、お弁当のご注文を頂いていたので、

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その仕上げと盛り付けに取りかかり、

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このようなお弁当が、仕上がりました。

 

ランチの営業が終わり、夜の準備に取りかかったのですが、今朝の本鮪の大とろは、

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このように包丁し、

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会席料理の刺身や、特別会席の刺身で、

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お出したたのですが、10月に入ったこともあり、特別会席は、

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ふぐ料理をメインにしたものでしたので、食事は、

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ふぐ雑炊でした。

 

そして、一日の労をねぎらい、

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お弁当の煮物の余り物と、戸井産の本鮪の手くずで、“お疲れちゃん♪”となり、三連休前の金曜日は、無事に終わったのでした。

 

ところで、急ではありますが、明日のランチは、

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都合により、お休みさせて頂きますので、宜しくお願い致します。

9月の鮪コレクション

今日で、

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9月も終わりということで、月に一度の“鮪コレクション”が、今回のお話しです。

 

いつものように、全て東京・築地から入荷した本鮪でしたが、今月は、冷凍も仕入れました。先ず最初に入荷したのが、

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宮城県塩釜産の生の本鮪でした。

 

この次に、

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連続で入荷したのが、

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青森県大間産の生の本鮪でした。

 

今月は、例年以上に、天候が悪かったこともあり、2回目に、大間産の本鮪が入荷した後、助っ人として、

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アイルランド産の本鮪の赤身の冷凍を仕入れ、今日の時点では、まだ使ってはいませんが、助っ人としての役割を果たしてくれそうです。

 

そして、9月最終日の今日は、

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北海道戸井産の本鮪が、入荷しました。

 

戸井は、津軽海峡を挟んで、大間の真向かいに位置しており、津軽海峡では、大間に次ぐ知名度が高い産地の一つでもありますが、これまでに、何度もお話ししているように、産地というのは、あくまでも目安の一つでしかなく、本鮪に限らず、マグロ類は、どこまでいっても個体差が全てです。

 

季節により、産地も移り変わり、暮れぐらいまでは、大間、戸井、三厩、竜飛などの津軽海峡で、水揚げされるものの中には、良質なものが多いだけでなく、本鮪そのもののに、脂が乗りはじめ、旬でもあります。

 

また、塩釜など、三陸では、秋から初冬にかけて、目鉢(めばち)鮪が、多く水揚げされ、これも、旬の魚とも言えます。

 

今月の生の本鮪は、どれもこれも、素晴らしく、完璧に近いものでした。10月は、どんな感じの入荷になるのか分かりませんが、今月同様になることを願うばかりです。

久々の、アイルランド産の本鮪(冷凍)

今朝、宅配便で、

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冷凍の荷物が、

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届きました。

 

中を開け、

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取り出したのが、

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アイルランド産の本鮪で、分かりづらいかもしれませんが、赤身の部分だけです。

 

前回、冷凍マグロを仕入れたのは、5月のはじめのことですので、4ヶ月ぶりということになります。その時のお話しについては、こちらをお読みください

 

ご存じの方も多いかもしれませんが、基本的に、自分が使う鮪は、生の天然ものだけですが、9月の天候不良を考えると、10月のことを考えると、不安になったので、助っ人用として、仕入れておくことにしました。

 

冷凍とは言え、そのまま冷凍庫にしまうだけでは、劣化してしまうので、

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柵ごとに、キッチンペーパーで包み、専用の袋に入れて、

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真空パックしてから、冷凍庫にしまいました。

 

解凍しなければ、本当の状態は分かりませんが、それなりの身質のような感じはしたので、助っ人としての役割を、果たしてくれそうです。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

 

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、10月6日(木)の予定です。

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放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

一昨日の昨日、そして今日

一昨日、

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昨日、

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そして今日と、

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三日連続で、

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沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。   台風10号の影響も、ようやく収まり、陸送便の荷物だけでなく、

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地物の魳(かます)、鯵(あじ)、鯖(さば)なども、水揚げされていました。   昨日の時点で、小物類もひととおり仕入れておいたので、次に向かったのが、

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鱧の仕入れ先の問屋でした。

 

ちょうど、早朝というか、深夜に、

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和歌山から届いた鱧の仕分けをしているところで、

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輸送中に死んでしまった4本の落ち鱧と、

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1本の活かしの鱧を仕入れ、、

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市場から、帰ることにしました。

 

帰り道に、

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宅配便の営業所に立ち寄り、

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2つの荷物を受け取り、【佳肴 季凛】に戻りました。

 

1つめの発泡スチロールには、

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神奈川県三浦市から届いた伊勢海老が、入っていました。

 

普段なら、沼津の魚市場で仕入れるのですが、台風の影響や、全国的に禁漁期の産地が多いので、三浦から、仕入れることにしたのです。

 

そして、もう1つの発泡スチロールには、

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築地から届いた生の本鮪が入っており、御覧のように、宮城県塩釜産のものです。

 

ランチの営業後、お昼御飯を食べたのですが、そろそろ鱧の時季も終わりに近づいたこともあり、

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鱧を天ぷらにして、雑穀御飯と具沢山の味噌汁と共に、食べました。“鱧の天婦羅定食”と言った感じです。

 

休憩後、夜の準備をしたのですが、

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おがくずから取り出した伊勢海老を、

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きれいに水洗いしてから、

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半分に包丁し、背わたを抜いてから、

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オーブンで焼けるように、準備しておきました。

 

そして、伊勢海老は、

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具足焼にして、お出ししました。“伊勢海老の具足焼”については、こちらをご覧下さい。

 

 

また、活かしの鱧は、

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鱧料理のお客様に、このようにしてお出し、鱧以外のものは、生の本鮪(塩釜)、新子(佐賀)、湯葉でした。

 

また、今日の本鮪は、『特別会席』のお客様に、

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赤身と中とろの部分を、2切れずつ盛り付けお出ししました。

 

そして、お客様の人数が、増えたりすると困るので、伊勢海老を、2本ですが、余分に仕入れたので、

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片付けを終えた後、女将兼愛妻!?の真由美さんと、バイトと共に、試食しました。

 

問答無用の美味しさだったのは言うまでもなく、あと2,3本は食べたいくらいで、伊勢海老は、焼いたものが、一番なことも再認識したのですが、市場に通っていても、伊勢海老は、元々の仕入れ値が高いので、おかずにすることが出来ないが、残念でなりません。(笑)

 

台風10号の影響も収まったものの、今度は、12号が海上にあるので、

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今後の行方が、気になるばかりです。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円) お陰様で、9月18日をもちまして、当店は8周年を迎えます。

 

そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。   なお、お召し上がり頂ける期間は、10月2日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

8月の鮪コレクション

8月も、明日で、終わりです。ということで、月1恒例の“鮪コレクション”が、今回のお話しです。全て、生の天然もので、いつものように、東京・築地から仕入れたものでした。

 

8月最初の鮪は、

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オーストラリア産の南鮪で、この次も、

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南鮪で、こちらは、ニュージーランド産のものでした。

 

どちらも、南鮪というよりは、本鮪のような身質で、南鮪にしては、自分のストライクゾーンに、しっかりと収まってくれました。

 

この時季の南半球は、真冬ですので、海水温も低く、国産のものよりも、すっと良いものが多いのが、実状で、外国産というと、兎角劣るように思われますが、そんなことは全くありません。これは、本鮪についても、言えることです。

 

鮪の場合、産地よりも、時季、さらに言うと、個体差が全てですので、産地で評価をするのは、全くの無意味で、これらの次に入荷した本鮪の産地である青森県大間は、

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有名な産地ですが、一番良い本鮪が水揚げされる産地ではありません。

 

何度も、例えとして、挙げていますが、巨人は球界の盟主かもしれませんが、つねに首位にいないことと、全く同じことなのです。

 

個体差とは言いながらも、好きな本鮪の産地を、あえて挙げるのなら、8月最後に入荷した宮城県塩釜や、

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春から初夏にかけて入荷する和歌山県那智勝浦です。

 

海外では、春先の地中海産のものにも、良質なものが多く、そういうことを考えると、どこの産地というよりも、個体差が全てです。

 

また、時季と言えば、秋からは、塩釜や銚子などで、目鉢(めばち)鮪が、多く水揚げされるようになり、本鮪や南鮪とは違った味わいを、楽しめます。

 

9月は、どんな鮪が入荷するのか、乞うご期待。というより、自分の方が、期待しているのは、言わずもがなです。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円) お陰様で、9月18日をもちまして、当店は8周年を迎えます。

 

そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。   なお、お召し上がり頂ける期間は、10月2日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

東京日帰り旅行 築地編

先日お話ししたように、下の娘が

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書道で、賞を取ったので、夏休み3日目(17日)は、家族で、東京に行って来ました。

 

始発の新幹線に乗るため、

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新富士駅に、向かいました。その後、切符を買い求め、

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ホームに向かいました。予定通り、乗車し、

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品川で、山手線に乗り換え、

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新橋で、降りました。

 

改札口を出て、

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バスに乗り、

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最初というより、自分の目的地である築地市場に、着きました。築地に来るのは、去年の年明け以来のことです。

 

東京・新宿の鮨屋が、自分にとっての料理の道の始まりで、週に何度か、築地に、仕入れに来ていて、自分の原点の一つでもあるので、様々な思い出の地でもあります。

 

また、ご存じの方も多いかもしれませんが、築地は、今年の11月に、豊洲に移転することになっており、築地に来るのが、最後かもしれないので、あえて来ました。

 

このような光景も、

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もう見られなくなるかと思うと、

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一抹の淋しさを、

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感じずにはいられませんでした。

 

そんな様子を尻目に向かったのが、

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仕入れ先の鮪屋で、

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店先の冷蔵庫に、生の本鮪や南鮪が並んでおり、その中から、

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明くる日に、自分が発注するであろう本鮪(大間)を、取り出してくれました。

 

身の状態、質にもよりますが、生鮮食品とは言えども、生の鮪は、即座に使わなくてはならない食材とは限りませんし、上質なものなら、一週間以上、色も変わることなく、鮮度が落ちないのです。

 

そして、昨日入荷してきたのが、

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予定通り、先程の本鮪の“連れ”でした。

 

その後、‟女三羽烏”と別れた自分は、Facebookで知り合った“麻布の虎”こと京・麻布の日本料理店『あらき』のご主人の荒木さんと、朝食にしましたが、神聖なる休日ということもあり、

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朝酒は欠かせません。

 

荒木さんは、この日、仕事ですので、普通に食事をしただけですが、自分は、

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大瓶1本と、小瓶1本を、グビグビ・・・・・。

 

さすがに、朝一からは、これ以上飲めないので、お開きとなり、

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外に出て、記念撮影。ちなみに、真ん中の女の子は、娘さんです。

 

そして、“女三羽烏”と合流し、

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地下鉄に乗り、

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次の目的地である上野に、

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着いたのでした。上野での様子は、次回お話しします。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

夏休み明けの魚市場

4日間の夏休み明けの今日は、

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沼津の魚市場へ、仕入れに行って来ました。

 

この売場の入荷状況を見ていたら、

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ひと際大きな魚が、目に入って来ました。

 

近づいてみると、

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しろかわかじきという種類のかじきが、並んでいました。

 

このかじきは、沼津の魚市場から、そんなに離れていない石花海(せのうみ)というところで、水揚げされたものです。目方は、120キロとのことでした。

 

その後、

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活魚売場に行くと、

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南伊豆・妻良(めら)の定置網にかかっためいちだいが、

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沢山、入荷していました。

 

めいちだいは、この時季、この定置網にかかったものが、入荷してくるのですが、沢山あっても、安値になることはなく、高い時になると、1枚(1匹)が、目方にもよりますが、“1諭吉”を超えることもある高級魚なのです。

 

個人的には、色んな点で、好きになれない魚の一つで、これまでに仕入れたことは、指で数えられる程度しかありません。ですので、今日も、当然パスしました。

 

その後、

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佐賀産の新子や、

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鮑(あわび)や栄螺(さざえ)の生簀にいき、

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西伊豆産の鮑を、2はい仕入れました。

 

そして、最後に、

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鱧を扱う問屋に行き、

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活鱧2本と、

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落ち鱧1本を仕入れ、3本とも、

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和歌山県産のものでした。

 

ひと通りの仕入れを終えたので、市場から、帰ることにし、その帰り道に、

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宅配便の営業所に立ち寄り、

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東京・築地から届いた鮪の入った発泡スチロールを受け取り、『佳肴 季凛』に戻りました。

 

今日の鮪は、

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大間産の生の本鮪でした。

 

また、

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活鱧は、2本とも水槽に入れ、仕込みに取り掛かり、昨日、仕込みはしたものの、本格的な夏休み明けとなり、通常モードに、戻ったのでした。

 

★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★

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(全9品  お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は8周年を迎えます。そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。

 

なお、お召し上がり頂ける期間は、10月2日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。

7月の鮪コレクション

明日で、7月も終わりです。今年も、あと5カ月しかも、片手で数えられます。不惑を超えると、月日が経つのが、倍というより、累乗の速さを感じるのは、自分だけなのでしょうか・・・?

 

そんな前置きはさておき、月一恒例の鮪コレクションが、今日のお話しです。あと一日ありますが、明日は、入荷しないので、前倒しさせて頂きます。いつものように、全て築地から入荷した生の店然ものです。

 

7月のトップバッターは、

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宮城県塩釜産の生の本鮪でした。

 

旋網のものは、釣りや延縄のものに比べ、身の状態が劣るのは、否定出来ませんが、質の劣る釣りや延縄よりは、ずっと良いものでした。

 

この次が、

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ボストン産の本鮪で、この時季のものらしく、脂どっしりで、嫌味なくらいの脂の乗り具合で、中とろの部分は、刺身よりも、加熱して、お出ししたいものでした。

 

この次も、ボストン同様、“外人部隊”で、

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ニュージーランド産の南鮪(通称インド鮪)で、赤身と中とろのバランスは、本鮪のような感じで、色持ちもかなり良いものでした。

 

この時季のニュージーランドやオーストラリアは、真冬で、海水温も低いので、国産のものよりも、良質なものが多く、南鮪だけでなく、本鮪についても、同様なことが言えます。

 

個人的には、南鮪は、脂が強いので、タイプではないのですが、この南鮪は、過去に使った中でも、一番のお気に入りかもしれません。

 

タイプでないのに、「何故仕入れるのか?」と、思われるかもしれませんが、生の鮪の入荷は、日ごとに変わり、当然、良し悪しも、その日次第なのです。

 

また、仕入れ先の鮪屋の手持ちにも、左右されるので、産地の指定は、不可能です。指定できるのは、大体の目方ですが、その時の魚体にもよるので、100%ということはありません。

 

さらに言うと、電話でのやり取りですので、全て、鮪屋任せですが、状態が良くない場合は、鮪屋の社長もあえて、勧めてくることはしません。つまり、お互いの信頼関係の上に成り立っているものです。

 

ただ、先方もボランティアでなく、商売でやっているので、時には、納得がいかないこともありますが、長く付き合っていれば、色んなことがありますし、人間がやることですので、完全無欠ではあり得ません。

 

このことを、お客様に理解して頂くのは、難しいかもしれませんが、少しでも、理解して頂きたいので、自分の料理観や、日々の様子などを綴っているのです。

 

そして、最後は、

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青森県大間産の本鮪でした。

 

大間をはじめ、津軽海峡で、本鮪が水揚げされ、入荷し始めるのは、例年真夏前の頃です。真夏前とは言え、暮れまで、入荷してくる産地ですので、自分としては、秋というより、暮れを感じたりもします。

 

暦の上では、来週の日曜日は、立秋です。目に見えぬところで、季節は少しずつ、移ろいつつあります。8月は、どんな鮪が入荷してくるのでしょう?

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

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