半熟の玉子焼
今日は、お弁当の仕上げと盛り付けから、
一日が始まりました。
出汁を引きながら、
隣りのガス台で、
煮物を、
煮上げました。その後、玉子焼を焼き、盛り付けるために、包丁すると、
端の部分が、
半熟でした。このまま盛り付けるわけにはいかないので、
バットに入れ、
スチームコンベクションオーブンで、蒸すことにし、10分程して、
取り出すと、完全に火が入っていたので、
盛り付けることにしました。
玉子焼などを盛り付けた“口取り”と、鶏肉の照焼が、
仕上がり、
揚物と煮物、そして、
ひじき御飯が、それぞれ仕上り、出来上がりは、
このようなものになりました。
お弁当は、その場で食べるものではなく、作ってから、時間が経って、食べるものですので、完全に火が入っているものでなくてはなりません。特に、半熟の玉子焼のようなものは、御法度なのです。
お客様にお出しする料理は、どんなものであっても、万全を期したものでなくてはなりません。ですので、細心の注意を払い、料理する心構えを保ち続けなくてはならないし、そのためには、日々の仕事が、ルーチンワークにならぬよう、自戒する姿勢でいなくてはならないのです。
今日のように、最後に、帳尻を合わすことが出来たものの、初歩的なミスをしたことにより、まだまだであることを思い知らされた以上、日々の精進を怠ってはならないことを、痛感したのでした。
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