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ほんもの志向

今日は、仕込みをする前に、

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築地と愛知県から届くことになっていた荷物を、宅配便の営業所に行きました。荷物は、既に届いており、

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冷蔵庫に、保管されていました。受け取ったら、【佳肴 季凛】に戻り、

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最初に取り出したのが、

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東京・築地から届いた千葉県銚子産の生の本鮪でした。これと一緒に入っていたのが、

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ふぐ専用の葱で、“ふぐ葱”と呼ばれています。“ふぐ葱”については、こちらをお読み下さい。

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ふぐの本場の下関産で、何よりも、自分の目を惹いたのが、ほんもの志向という文字です。

 

次に取り出したのが、

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愛知県一色産の天然のとらふぐで、

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合計6本、ありました。もちろん、気分は、萌え燃え・・・

 

活け締めにされたものですが、送り主の魚屋さんは、包丁を使わずに締めるので、頭の付け根には、包丁の傷あとがありません。

 

魚の締め方には、基本的なものはあっても、人によって、それぞれで、どれが良いのかは分かりません。というのも、魚そのものの個体が、味の決め手でもあるからです。ただ、締め方によって、身質は、大きく変化するので、締め方も、調理方法の一つと言っても、過言ではないかもしれません。

 

今日は、6本のうち2本が、

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オスのとらふぐでしたので、

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このような白子が、入っていました。

 

その後、ランチの営業の合間を見ながら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

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この6本のとらふぐの皮の粘膜の掃除をしてくれ、自分は、

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火曜日と水曜日に卸した合計13本のとらふぐの棘を取り終えたら、今日の6本の手直しを、

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することにし、

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この6本の棘も取り終え、

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3時前に、休憩を取ることが出来ました。

 

これだけあると、心が折れそうになり、仕込むのをやめてしまいたくなりますが、手間暇をかけてこそ、料理の真価が問われるわけですし、今日入荷した“ふぐ葱”ではありませんが、本物志向であると、どうしても、手抜きは出来ません。

 

同じく今日入荷した生の本鮪も、天然のとらふぐも、然りです。それらを使う自分も、本物を目指し、背筋を伸ばして、日々の仕事に、精進したいものです。

 

こんなお話しした今日は、

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4月1日で、本物とは正反対の“エイプリルフール”だったのでした。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

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