最悪の銀鱈(ぎんだら)
お中元の時季ということもあり、ここ最近、【贈答用西京漬】の仕込みをすることも多く、今日も沼津の魚市場で、銀鱈を仕入れて来ました。
自分が仕入れる銀鱈は、アラスカ産のもので、このように、
冷凍になったものを、1本ずつ手にとって、
今朝は、3本の銀鱈を寄り抜きました。【佳肴 季凛】に戻り、そのうちの2本を出しておき、解凍してから、卸すことにしました。
2本のうちの1本を手にすると、怪しげな感じがしました。鱗を取り、水洗いをして、卸すと、
中骨が、折れていました。半身を卸すと、
このような状態でした。さらに、残りの半身を卸し終えると、
見るも無残なボロボロの状態でした。これまでにも、見割れしていたことはありますが、ここまでの状態は、初めてのことでした。
腹骨を取ると、
腹の部分にも、傷があり、殆ど使えない状態でした。結局、この銀鱈の使えそうな卸身は、
ほぼ半分が使えない状態でした。最悪の一言に尽きます。今度市場に行った時に、この写真を見せれば、それなりの対応はしてくれますが、自分のモチベーションだけは、何ともなりません。
自分にとって、市場に行くことは、魚を仕入れるだけでなく、自分のモチベーションを上げるという大きな意味があります。銀鱈を次回仕入れる時は、何が何でも、今回のリベンジを果たさなくてはなりません。
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店主 志村
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