2種類のお弁当の仕込み
明日のお弁当の仕込みをしなくてはならなかったので、定休日の今日は、休日出勤をしたのですが、昨日の時点で、焼物の串を打つなど、半分くらいの仕込みをしておいたので、今日の仕込みは、煮物などでした。
先ず、一番出汁(鰹節、宗田節、椎茸の足、昆布)を引いたら、
準備が整いました。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
煮物用の人参の皮剥きをしている間に、自分は、
先付用のもろこし豆腐を、仕込みました。
人参の皮剥きを終えた真由美さんは、
牛蒡の皮を、剥いてくれており、人参を包丁し終えたら、
鍋に入れ、
下茹でをすることにしたのですが、ザルは、牛蒡を下茹でするためのものです。
その頃、隣のガス台では、同じく煮物用の蒟蒻を煮含めており、
蒟蒻は、昨日の時点で、包丁しておきました。
包丁し終えた牛蒡を、
ザルに入れ、下茹でをし、茹で上がった牛蒡をザルごと取り出し、
一緒に、さつま揚げを入れておき、
人参に火が通ったら、茹でこぼすことで、さつま揚げの油抜きも同時に出来ます。
明日、煮上げるので、煮汁を残したまま、
バットに移し、冷めたら、冷蔵庫にしまっておきました。
その頃、真由美さんは、
お新香や生の本鮪の南蛮漬をいれるためのカップを用意してくれ、自分は、
チキンカツ用の鶏肉を包丁しておき、この鶏肉に塩、胡椒をしたら、真由美さんが、
打粉をしてから、生のパン粉をつけてくれました。
その後、自分は、米を研いでおき、
揚物の仕込みを終えた真由美さんは、
煮物用の絹さやの下拵え、
先程のカップに、南蛮漬とお新香を盛り付けてくれたのですが、明日のお弁当は、2種類というか、別々のお客様からのご注文ですので、
在庫の都合で、お新香も別々のものにしました。
殆どの仕込みが終わったので、真由美さんは、
折を並べ始め、
先程お話ししたように、
2種類のお弁当を仕上げるので、
それぞれの数が分かるように、
並べておき、きれいな袋をかけておきした。
あとは、片付けのみで、真由美さんが洗い物をしてくれている頃、
自分は、
包丁を砥いで、
玉子焼の鍋など、お弁当用の道具類を用意しておき、昼前までに、休日出勤を終えることが出来ました。
明日は、鱧の仕入れもあり、魚市場へ行かなくてはならないので、普段よりも、忙しない休み明けとなりますが、一週間の始めを無事に乗り切りたいものです。
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