2019年2月の鮪(まぐろ)コレクション
3月になりましたが、今回のお話しは、月1恒例の鮪コレクションについてです。
2月のトップバッターは、
島根県出雲産の生の本鮪で、定置網で水揚げされたものですが、定置網のものとは思えないほど身質が良かっただけでなく、延縄や釣のものと全く変わらないどころか、それ以上のものでした。
それほどまで良かったのは、個体差によるものですが、仕入れ先の豊洲の鮪屋に社長によれば、海水温も低いのも、その理由かもしれないとのことで、本鮪に限らずマグロ類は、色んな意味で、難しいというか、奥深い魚なのは確かです。
その次に入荷したのは、
千葉県銚子産の生の本鮪で、前回同様、豊洲からでした。
年間ランキング入りは必至レベルで、文句のつけようもなく、マグロ類に限らず、魚全体の入荷が芳しくない2月にしては、予想外とも言っても過言ではありません。
この次は、
川崎北部市場から入荷した千葉県勝浦産の真梶木(まかじき)でした。
真梶木に限らず、カジキ類は、“カジキマグロ”など呼ばれているものの、マグロ類とは縁もゆかりもありませんが、鮪屋が扱う魚ということもあり、当ブログでは、鮪(まぐろ)のカテゴリーに入れています。
真梶木は、時季的には、そろそろ終わりですが、この時の真梶木はかなり良く、仕入れてから10日以上経った今でも、全く問題ありません。
真梶木は、鮪ランキングでは、オープン参加ではありますが、魚の美味しさという点で言うならば、この真梶木は、滅多に目にすることが出来ないほどでした。
また、今回お話しした本鮪と真梶木は大当たりで、大満足の一言に尽きます。
自然相手ゆえ、3月の入荷はどうなるかは分かりませんが、2月のようになってくれるのを期待するばかりでなりません。
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毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
3月は、7日(木)の予定です。
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