今日の鱧(はも)は、大分県&和歌山県産
今朝、沼津の魚市場に行くと、台風の影響もあったので、魚の入荷は少なく、
市場らしからぬ光景でした。活魚の売場に行くと、
生簀も、こんな感じで、赤いのは、
ネットに入った福井県産の蛸でした。これ以外の生簀は、
ガラ~ン。その隣も、
東伊豆の定置網で水揚げされた魚が、沢山ではないものの、入荷していました。
こんな入荷状況でしたが、自分の仕入れには、殆ど関係なく、
大分産の鱧を、5本(2,6キロ)仕入れました。また、今日は、活かしの鱧も、必要でしたので、別の問屋に向かうと、
ちょうど自分用の鱧を準備しているところで、
発泡スチロールに、目方(1,5キロ)と本数(3本)を書き終えると、納品書をもらいました。
ご覧のように、この3本の鱧は、和歌山県産です。
【佳肴 季凛】に戻り、活かしの鱧は、3本全て、水槽に入れ、5本の鱧は、卸してから、
骨切りをしました。また、アラの部分は、
出汁を取るために、掃除しておきました。ちなみに、鱧のアラで取った出汁は、こんな感じのものです。
休憩を終えると、鱧料理のご予約もあったので、水槽から取り出した1本を、
卸し、落としに仕立てました。落としにした鱧は、
生の本鮪(北海道・戸井)、小肌(石川)、しょうさいふぐ(由比)と共に、盛り付けてお出ししました。
今日の鱧の仕入れには、天候の影響は受けなかったものの、食材というものは、自然相手の部分もありますし、人為的ではないものの、避けられない状況(道路状況による延着、物損事故など)も、起こりうるものです。
鱧に限らず、自分は、定期的に、市場に通うことで、万全の仕入れを心掛けておりますが、やんごとなき状況も生じることもあります。その際には、どうぞ、ご容赦、ご理解のほど、宜しくお願い致します。
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