残業は、ふぐ皮の棘(とげ)取り
一昨日、昨日の二日間で、卸した天然のとらふぐは、全部で18本でした。昨日の時点で、粘膜の掃除は終わっていたのですが、棘取りは、まだでした。ふぐ皮の棘取りは、こんな風にします。
ランチの営業終了後、やる予定でしたが、急遽、明日、明後日のお弁当のご注文を頂いたので、
煮物などのお弁当の仕込みをし、終わったのは、夜の営業直前でした。
また、夜の営業の合間をみながら、棘取りをするつもりでしたが、出来ず仕舞いでしたので、
冷蔵庫から、ふぐ皮を出したのは、全てのお客様がお帰りになってからでした。このまま出さずに、引き延ばすことも出来るのですが、
明日、三重県から天然のとらふぐが、6本入荷するので、残業になるのは、覚悟の上でした。ちなみに、この写真は、発送前に、魚屋さんが、送ってくれたものです。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんとホールスタッフは、自分の様子を尻目に、
片付けをしていきます。洗い物などの片付けも終わる頃、
真由美さんが、明日のために、まな板周りを、養生してくれました。それでも、まだ終わらず、
ゴミをまとめる頃、ようやく半分位まできました。お腹側の白い部分を、先に終わらせ、
ここからは、背の黒い部分に、取り掛かり、背は、お腹よりも、半分の手間しかかからないので、ここからは、気が楽でした。
20本を超えると、心が折れそうになることも、しばしばですが、そうでなければ、多少時間はかかっても、普通の仕込みと同じ気持ちで、臨むことが出来ます。
予定通り、半分の時間で終わり、掃除し終えた皮は、
水が入った容器に入れ、再び冷蔵庫へしまい、まな板を片付け、
ようやく、残業は、終わりました。そんな今夜は、自らの残業を労い、
揚げたての牡蠣フライを食しながら、“お疲れちゃん”と、相成りました。これで、明日も、頑張れます!
★★★ 冬の特別献立 ★★★
女性のお客様に限り、会席料理“冬ごもり”を、御用意致しました。
(お一人 3,000円 食事、デザート付 全9品)
なお、“冬ごもり”は、ご予約なしでも、お召し上がり頂けますが、11月18日~12月18日までの金、土曜日以外の御用意となっております。
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