沼津魚市場ではなく、直送の三重県産の天然とらふぐ
今日は、定休日でしたが、御歳暮用のご注文を頂いている西京漬の仕込みもあったので、
沼津の魚市場へ、仕入れに行って来ました。どんな時でも、一番最初に向かうのが、活魚売場で、
今日も、然りでした。生簀を覗くと、
三重県産の天然のとらふぐが、入荷していました。全部で、10本あり、
0,8キロのものが、4本で、
同じく4本の0,7キロのものがあり、
残りの2本は、0,95キロと0,65キロのもので、所謂“キロ下”と、呼んでいる小ぶりのとらふぐでした。
状態はそれなりでしたが、昨日の時点で、
同じく三重県というより、実を言うと、今朝入荷していたものと同じ産地のものが、入荷することになっていたので、素通りしました。さらに、この3本は、現地の魚屋さんが、自分の好みに合うだけでなく、状態の良いものを選ってくれているのも、その理由でした。
その後、
サーモン(ノルウェー)を扱う売場に行き、
この3本をはじめ、他の仕入れをしてから、市場を後にしたのでした。【佳肴 季凛】への帰り道、
立ち寄ると、今日から12月ということもあり、
御歳暮の荷物と思しきものが多い中、
自分宛ての荷物を見つけるやいなや、ドライバーが、「季凛さん、いつものがありますよ。」と、声を掛けてくれました。
車に、荷物を乗せ、程無くして、【佳肴 季凛】に着き、中を見ると、
3本全て、無事に、到着したので、今日西京漬に仕込んだ銀鱈(アラスカ)、サーモン(ノルウェー)の各3本の“トリプル3”を確認して、仕込みを始めました。銀鱈は、冷凍で入荷するものですが、昨日から、解凍しておいたものです。
先ず、3本のとらふぐを卸すと、
そのうちの2本に、よやく成長してきた白子が、入っていました。その後、
サーモンと銀鱈の鱗などを取り、水洗いをし終えると、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、西京漬の包装と発送に追われていました。
そうこうしていると、宅配便のドライバーが、集荷に来てくれ、
今日の分を、発送しました。
一方、仕込みはなかなか終わらず、今日切身にした約130切程の銀鱈とサーモンを、西京漬にし終えたのは、
夜の8時前でしたし、朝からの仕込み続きでしたので、実働16時間の仕事でした。
今日の仕込みが多いかどうかはともかく、神業と言ってくれる方もいますが、本当のところは、女将業(おかみわざ)というべき真由美さんが、MVPであるのは、言うまでもありません。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
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