沼津だけでなく、静岡からも・・・
『佳肴 季凛』で仕入れてくる“とらふぐ”は、沼津の魚市場で、自分が選んで仕入れて来ます。その殆どが、御前崎産です。
先日のお話しのように、良し悪しだけでなく、セリ値が予想以上に高いこともあります。
どうしても必要な時には、高いのを承知で、仕入れることもありますが、そうでない時は、無理に仕入れることはしません。そんな時は、ふぐの前を素通りします。自称“富士市で一番ふぐが好きな料理人”としては、不完全燃焼の感がないわけでもありませんが・・・。
ただ、そんな日に限って、ランチタイムの営業が始まる頃、携帯電話や店の電話が鳴ります。先日も、そうでした。電話の主は、富士市にある魚屋さんです。
「親方、ふぐはどうですか?今日は静岡の市場の相場が、安定していたので、仕入れてきたので、やって(買って)下さい。」と、いつもの調子です。
「やりますよ。で、何本?」と、聞き返すと、
「今日は、5本あります。」
「じゃ、御願いします。」ということで、交渉成立です。こんなやりとりは、ここ最近、よくあります。
静岡の市場は、沼津に比べ、ふぐに限らず、その他の魚の入荷も多く、相場によっては、安いこともあり、ふぐ自体も、産地は同じでも、良いものが多いのです。
また、沼津の市場にふぐの入荷が多い時は、静岡も同様なので、そんな時は、こちらから、その魚屋さんに、注文をする時もあります。
そんな電話でのやりとりの後、ランチタイムが終わりました。ちょうど、その頃になると、その魚屋さんが、ふぐを配達に来ました。
中から、出してもらったら、すぐに卸します。先程の電話のように、
全部で5本です。
そんな日は、当然休憩なしですが、大好きなふぐといられるのですから、独り楽しく(!?)、それとも寂しく(!?)せっせとふぐを卸しにかかるのです。
★★★ 期間限定 特別ランチ ★★★
冬期限定で、ふぐ料理【 “ふぐ皮刺し”、“ふぐの唐揚げ” 】
をご堪能出来る、特別ランチコース(全9品)を御用意致しました。
ランチで忘年会を、お考えのお客様向けのコースです。
もちろん、ふぐは、自らの目利きで仕入れた天然のとらふぐです。
この時季ならではの本物の味を、是非ご賞味下さい。
皆様のお越しお待ち申し上げております。
(全9品 4,200円)
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店主 志村
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