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2キロ以上

『佳肴 季凛』でお出ししている“蛸(たこ)”の刺身です。
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沼津の魚市場で活きている“蛸”を仕入れて、仕込んでいるのですが、その“蛸”にも、大きさだけでなく、産地など、良し悪しがあります。
沼津の魚市場に入荷して来る“蛸”の産地で一番多いのは、
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愛知産です。活きているので、逃げ出さないように、ネット(黒い)に入っています。後でお話ししますが、この黒いネットのことを、覚えといて下さい。ちなみに、市場では、通称“黒ネット”と呼ばれています。
写真に書かれている数字の意味ですが、○の中の数字はその“蛸”の数で、下の数字がその目方です。ですから、この場合、一パイで1,2キロということになります。
ただ、この大きさの“蛸”はやや小さめです。なので、自分は仕入れません。自分が仕入れるのは、
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2キロ以上のものだけです。これくらいの大きさになると、
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足もこんな感じです。これくらいの太さでないと、美味しくありません。このように、一パイずつセリにかけられるのですが、入荷が多い時は、
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一箱で取引されることもあります。しかしながら、このように発泡スチロールに入って来るものは、活きが良くないものも多かったり、大きさにもばらつきがあるので、自分は仕入れません。もっとも値段は安いのですが・・・。
“蛸”に限ったことではありませんが、食材はその質で選んでこそだからです。
また、同じ愛知産の“蛸”でも、赤いネットに入って来るものあります。通称、“赤ネット”と呼ばれています。
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この“赤ネット”は、獲れる場所が違うこともあって、身も水っぽかったり、歯応えも乏しいので、仕入れません。一方、“黒ネット”は、身のしまりも良く、歯応え、味共に、“赤ネット”よりも、良いのです。もっとも、そうお話し出来るのも、以前一度仕入れたからです。
その中でも、良いものを仕入れたので、お客様にお出しても、全く差し支えはありませんでした。
ただ、自分自身が納得出来ない食材を使って、料理をお出しすることの出来ませんし、美味しい料理を作るのが、真の料理人だと、信じているのからです。
そんな“蛸”の刺身にそえるのが、
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“本わさび”(富士宮市・井之頭産)です。“蛸”の味を、一層引き立ててくれます。やはり、本物には、本物こそです。
★★★ ふぐはうち!  ★★★
この度、『佳肴 季凛』では、大晦日の食卓を彩る料理として、お持ち帰り用の “ふく” 料理 を御用意致しました。
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ふぐ刺しふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、15,000円です。
使用しているのは、店主自ら魚市場で仕入れた天然の“とらふぐ” (静岡産)です。
刺身、ちり材料の増量や、唐揚げ用のふぐの下ごしらえなどのご注文も承ります。
ご家族や大切な方と “ふく”“おうち” で召し上がって、幸“福”な新年をお迎え下さいませ。
皆様のご注文をお待ちしております。
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