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HOME ≫ ブログ ≫ 地元というより、『佳肴 季凛】オリジナル料理の小鍋 

地元というより、『佳肴 季凛】オリジナル料理の小鍋 

Vol.3950

いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし

天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。

今日(3月3日)も

お付き合いのほど

宜しくお願いします。


当店のオリジナル料理のことを

今日のブログに。


今日はランチタイムに

バスツアーのお客様が見えるので

バタバタとしていました。

バスツアーのお客様の

セットを終えると

ふぐとらちゃん達がやって来て

「さっき電話があったから

そろそろ来るんでしょ?」

「そうだよ。

あと15分くらいかな。」

「今日の小鍋は?」

「今日のは

“めかぶと野菜の小鍋仕立て”だよ。」

「乗務員のも?」

「そうだよ。

バスのお客さんや乗務員に

『このお鍋は、地元の料理なの?』

って訊かれることが

よくあるんけど

うちのオリジナル料理って

言っているよ。」

「へぇ~。僕達は

よく見ているから

珍しくないけどね。」

「とりあえず、この辺にして

雑談は一時中断ね。」

「はぁ~い。」

小鍋同様、セットしておいたのが

昆布御飯と

おしんこうです。

程なくすると

バスが到着し

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よ~いドン!

小鍋の火を点けてもらったら

先付(さきづけ)の

グリンピース豆腐にはじまり

サラダきしめん

山かけ

揚物と

一気にお出ししました。

山掛けお出しする時

醤油をかけてあります。

また、揚物は

鯵(あじ)のしんびき揚げと

鶏の唐揚げです。


あとはデザートだけですので

ふぐとらちゃん達にせがまれ

外に出ると

「親方、今日のバスは

黄色じゃん。」

「そうだね。」

「近づけてくれる?」

「はぁ?」

「僕達とバスの区切りが

分からないでしょ?」

「う~ん

分かんない、分かんない!?」

人に合わせるのが

大の苦手な自分は

まぁ大変。(笑)

「親方、中断しちゃった

小鍋の話だけど、いい?」

「はいよ。」

小鍋に入っている野菜は

玉ねぎ、長ねぎ、えのき

白菜、人参、もやしの6種類です。⑥

野菜を盛付けたら

めかぶ、くずきり、雑穀を

盛付けます。②

雑穀の中身は、以下の9種類です。⑨

・玄米 ・押麦 ・黒米 ・もち麦

・黒豆 ・小豆 ・あわ ・ひえ ・きび

さらに

豆腐、巻麩(まきふ)、大豆。③

👆の○の数字の足し算が

6+2+9+3=20

ということで

20種類の食材が入っています。

食材と言えば食材ですが

香辛料と言った方が良いかも・・・。

ということで

うこんの粉を振ってあります。

出汁を注げば

出来上がりです。

ただ、この出汁が味の決め手で

そんじゃそこらのものではありません。

出汁の取り方は

以下の通りです。

◆食材

①魚のあらを焼いたもの

②野菜の皮や葉

③一番出汁を取った後の

 かつお節、そうだ節、昆布、干し椎茸の足

これらを煮立たせることなく

5時間程度、煮出してあります。

その時によって

魚は様々で、全て天然の魚で

鍋の写真の魚は

目鯛(めだい)、鯵(あじ)です。

また、夏場には

鱧(はも)がメインに

なることもあります。

取った出汁に

日本酒、塩、醤油(こい口、うす口)

みりん、赤酒で味付をすれば

ようやく小鍋の出汁の出来上がりです。

「ってことで

これが小鍋。」


「え゛~っ!?

こんなにも手が込んでいたんだぁ。

全然知らなかった。

恐れ入りました・・・。」

「それは、ありがと♬」

「見た目は地味だけど

オリジナルの価値ありだね。」

「手は込んではいないけど

時間がかかるね。

地味だけど

滋味深い美味しさだよ。」

「それを手が込んでいるって

言うんじゃないの?」

「どうだろう。何でもかんでも

手作りしないと

気が済まないからね~。」

「そうだよねぇ、親方は。

でもさぁ、ここまで話せる

小鍋って・・・?」

「自分の料理観の

縮図みたいなところもあるかな。」

「料理観!?」

「マクロビオティック

(玄米菜食)のことだよ。」

「あぁ~、そっか~。」

「今度話してあげるから

【マクロビオティック】のページを読んで

予習しておいてね。」

「はぁ~い。」

すると、中から

//

デザート、お願いしま~す🍨

\\

の声。

「じゃあ、中に入るよ。」

「はぁ~い。」

マスクメロンのアイスを

お出ししたら

コースが終わりです。

ちなみに、デザートも

手作りなのは言うまでもありません。

そうこうすると

出発時間となり

👋👋👋お見送り👋👋👋

中に戻ると

バスツアーの日の

3回目の山場の片付のスタートです。

片付けの様子を見ていた

ふぐとらちゃん曰く

「これがビフォアーで👆

これがアフター👆」

コース仕立てですので

どうしても器の数が

多くなってしまいます。

しかしながら

温かいものを温かいまま

冷たいもの冷たいままで

お出ししてこその

コース料理です。

出来立てこそが

美味しさの条件ですので

そこを譲ることは出来ません。

このことは

今日の料理に限らず

全ての料理についても

言えることです。

手を掛けてこそ

お金を頂けますし

自分がお金を払いたくない料理を

お出しすることは出来ません。

片付けが終わったら

休憩を取り

夜の営業に備えたのでした。

「今日の残業は

グリンピース豆腐の仕込みなんだぁ。

お疲れ様でした🐡」 by 熱血君

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