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既製品の鰆(さわら)の西京漬け

先日、沼津の魚市場の構内を歩いていると、こんな箱が目に入って来ました。
hako.jpg
“さわら西京味噌漬け”と書かれています。“鰆(さわら)”が、好きで好きで堪らない自分ですから、素通り出来る訳がありません。
sinku.jpg
こんな風に、切身になって、味噌が入ったものが、真空パックになっています。所謂、既製品というやつです。ただ、この切身を見ると、幅が小さいのです。というのも、この切身は、“鰆”の若魚である“さごち”とか“さごし”と呼ばれるものだからです。
“鰆”には違いないのですが、“鰆”ではないのです。実際、市場でも区別されて売られていますし、値段も全然違うのです。
さて、この箱の横を見ると、
hyoji.jpg
こんな風に、書かれています。
この“鰆”というか、“さごち”の産地は、韓国で、加工地が中国です。使われている調味料を見ると、既製品らしくなく、“味の素”などの旨味調味料や、保存料、酸化防止剤などが入っていません。
この箱をしばらく、見ていたら、市場の職員が、
「季凛さん、一つどうですか?ランチなんかに、使えませんか?」と、自分に声を掛けてきました。
「俺が、使うわけないじゃん。西京焼にするなら、セリ場にある“鰆”で作るに決まってんじゃん!それも、御前崎(産)に、決めているし・・・。」
「そ、そうでした。富士市で一番“鰆”が好きな料理人に向かって、失礼しました。」
と、そんなやり取りをして、その場を後にしたのでした。
既製品の良し悪しを、ここではお話ししませんが、自分で作ったものだからこそ、お客様にも、自信を持ってお出し出来ます。
『佳肴 季凛』の料理は、ランチでお出ししているデザートも、全て手造りです。どうぞ、ご安心してお召し上がり下さい。
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“既製品の鰆(さわら)の西京漬け” への2件のフィードバック

  1. らいおんきんぐ より:

    凄いわ。こだわりが。
    今度、必ずランチに行きますね

  2. 志村 より:

    らいおんきんぐ様
    是非、お待ちしております。
    その時は、「らいおんきんぐです。」と、仰って下さい。
    万難を排して、“鰆の西京焼”を、お出しします。

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