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HOME ≫ ブログ ≫ 『西京漬』ではなく、コース料理の西京焼用の鰤(ぶり)

『西京漬』ではなく、コース料理の西京焼用の鰤(ぶり)

Vol.4141

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(9月10日)は

今季初めて仕入れた

北海道産の鰤(ぶり)について

お話しします。 


今朝、沼津魚市場から戻って来ると

「おはよう、親方🐡

ブリ?」

「おはよう🐡

そうだよ。」

「8,6キロってことは

デカくね?」


「天然だし、大きいよ。

でも、天然は10キロオーバーは

珍しくないよ。」


「へぇ~。」 


「この3か月くらいは

養殖を使っていたんだけど

養殖の倍以上の目方だね。

この2本は

先週仕入れたのだけど

1本が3,7キロだからね。」

「そうだったね。

でも、養殖って

こんなに小さいものなの?」

「そんなことないよ。

春に大きいもの(5~6キロ)が終わると

新物になるんだけど

その頃が3キロ台の前半だったのが

ようやく大きくなってきて

4キロ下って感じかな。」

「じゃあ、育てれば

普通に大きくなるんでしょ?」


「そりゃ、もちろんだよ。

大きくするには

時間だけじゃなく

えさ代もかかるから

あんまり大きくはしないんだよ。

あとは、大きいと需要が少なくなるから

売れ筋のサイズを

出荷するようになるんだよ。」


「ふぅ~ん。」


「この鰤は

北海道のだけど

これから暮れまで獲れるよ。

ここで話していても

分かりにくいから

今朝の仕入れから話すよ。」


「はぁ~い♬」

ということで

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時計の針を

市場時間に戻します。 

左側の並びの真ん中にあったのが

北海道産の鰤の山です。 


二つの山のうち

一つが

7キロ台で

もう一つが

8キロ台でした。

このうち、もっと大きかったのが

8、7キロのもので

その次が

8,6キロでした。

殆ど変わらないように思いますが


8,7キロの方が長身で

尾の方が細いのに対し 


8,6キロの方は

丸みを帯びているので

肥えている確率大。

ということで

8,6キロを1位指名。 

ということで

時間を戻し

仕込み開始です。 



鱗(うろこ)が細かいので

包丁を使って

鱗を取り除き 

この方法を

すき引きと呼んでいます。 

頭を落とし

水洗いをしたら

三枚に

卸しました。

腹骨を欠くと

まずまずの脂の乗り具合。 

白っぽいのは

脂があるからです。 


腹の部分を包丁したら


切身に。 


「切身にしたってことは

『西京漬』用?」

「『西京漬』用じゃなくて

コース料理やランチの西京焼用。」


ちなみに

こちらが『西京漬』です👇

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



尾の部分を試し焼きすると

良い感じに脂が乗っています。

試し焼きのついでに

中骨や


あらの部分を

出汁を取るため、焼き

中骨などの一部は

おまけアイテムのフレーク用に


身をほぐしておきました。

肝心の切身の方は


有機JAS認証済の西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パック。


また、今日は

鯖の仕込みもし

夜の営業が終わったら

敬老の日用の『西京漬』の箱詰。

このセットに入っている鰤は

高知産の養殖ですが

『西京漬』のページにもあるように



今日の北海道産の天然の脂の具合からして

天然を使うことになりそうです。 

日中、30度を超える日もありますが

鰤に限らず

魚の入荷状況は

本格的な秋の様子を見せています。 

「お弁当の注文もあるし

市場は火曜日休みだから

明日は休日出勤だね。

そんじゃ、頑張って~🐡」 by 熱血君

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