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HOME ≫ ブログ ≫ 今週3度目のしまふぐ(熱海市網代産)

今週3度目のしまふぐ(熱海市網代産)

Vol.4236

いらっしゃいませ 


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月14日)は

今週3度目のしまふぐについて

お話しします。 

今朝、沼津魚市場の活魚売場に行くと


熱海市網代(あじろ)産の魚の

仕分けをしている最中でした。  


その中に

しまふぐが4本。


しまふぐは

全てのひれが黄色のが

特徴なので

すぐに見つけることが出来ます。 


秤にかけると

5本で2,0キロ。

その場で締めたら


血抜きのため

氷入りの海水の中へ。 




【佳肴 季凛】に戻ると

ミニふぐちゃんが

「おはよう、親方🐡

今日も

しまふぐを仕入れて来たんだね。」

と、言ってきました。


「おはよう🐡

今日の入れて

今週は3回仕入れて来たことになるよ。


日曜日が

この5本。



昨日が

この3本。


かごの中に

4本ありますが

この1本は、とらふぐです。



卸し終えると

「今日で

今週4回、市場に行ったことになるけど

そのうち3回仕入れたってことは

今が時季のふぐなの?」 



「そうだね

とらふぐと獲れる時季が

ほぼ一緒だからね。」 



「そうなんだぁ~。」


今朝のしまふぐは

活きているものなので

刺身にするため

三枚に卸しておきました。 


刺身とは言っても

とらふぐのような薄造りではなく

身皮と呼ばれる薄皮を炙ってから

薄造りに仕立てます。


しまふぐの炙りの写真はありませんが

似たような仕立て方をするのが

しょうさいふぐで


このような感じです。


それこそ同音異義になりますが

詳細についてはこちらを👇




ふぐと言えば

一般的には

とらふぐを指しますが 

シマフグやショウサイフグのような

マイナーふぐも多くいて


厚労省の通達によれば

食用可能なフグ類は

22種類で 


そのうち、自分が仕入れたというか

使ったことがあるのが

トラフグ、カラス、シマフグ

ショウサイフグ、ヒガンフグ、アカメフグ

コモンフグ、ゴマフグ、マフグ

シロサバフグ、クロサバフグ


の計11種類です。


カラスとありますが

カラスは

かぁかぁ鳴く鳥のカラスではありません。 


こちらが、カラスです👇

カラスの形態写真


トラフグによく似ていますが

トラフグのような斑点がなく

尻びれが黒っぽくなるのが

特徴です。


先ほどの全22種類のうち

残りの11種類は

獲れる海域も限られていますし

数も少ないのが

実情です。 


フグ類に限らず

知名度が低い魚でも

美味しいものも沢山います。 


それらに出会えるのは

沼津魚市場は

漁港が併設されているからです。


そのメリットを活かし

多くの人に

魚の魅力を伝えする続けるのが

自分の使命です。 


それは

魚菜食文化の日本料理の

根幹を守るためだけでなく 

漁師をはじめ

水産業に従事する人達が

陽の目を見るためで

そのための努力を

惜しむわけにはいきません。 



「この時季は、シクラメンだね~♬

そんじゃ、また明日🐡」 

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