グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ 53歳の誕生日に思ふ事

53歳の誕生日に思ふ事

Vol.4249 

いらっしゃいませ 


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(12月27日)で


53歳になりました。


そんなことよりも

暮れも暮れですので

すべきことがてんこ盛りで

今朝も、沼津魚市場へ。


いつものように

活魚売場へ行くと


福島県産のとらふぐが

用意されており



いつも以上に、萌え燃え・・・💖 


取り出し


締めると


お祝の仕草なのか


一気に

膨らんでくれました。




とらふぐ以外には


目鯵(めあじ)と

肩星鰯(かたぼしいわし)を仕入れ


どちらも

沼津市西浦の冨久丸(ふくほうまる)が

定置網漁で水揚げしたものです。 




【佳肴 季凛】に戻ると


開口一番

ふぐとらちゃんが

「誕生日おめでとう~🎉」


「ありがとうね。

どんどんやらないと

終わらないから

始めるよ。」




「メアジとカタボシイワシを

一緒にしているけど

とらふぐの血って

毒じゃないの?」


「毒じゃないよ。

そう思っている人が

結構いるけどね。」


「そういう誤った知識って

一番良くないよね。」


「一番困るし

血を流せば

無毒になるんて思っている人も

いるんだよ。」


「ヤバっ!」


「血が毒だったら

身に入っている部分だって

食べられないし

その基準もないからね。」 


「そうなんだぁ~。」 




①目鯵



②肩星鰯  

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6063.jpg



これらは、自分一人の

仕事でした。


③とらふぐ


とらふぐだけは


女将兼愛妻(!?)の

真由美さんの水洗後の

手直しあり。







「ここにも

誕プレがあるよ。」

と、指したのが

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG6086.jpg


美食中の美食の

白子でした。 



また、この時季は

ランチの営業をお休みさせて頂いているので

この流れで

昼ごはん。


そんな今日の昼ごはんは

目鯵と肩星鰯の

ハーフ&ハーフ丼でした。


酢飯にして

丼にしちゃうと

食べ過ぎちゃうという理由で

真由美さんは

白御飯であるだけでなく

別盛です。 


「そうだよねぇ~。

よく分かるよ。」


「朝獲れの

鮮度バリバリの魚だし

リアル地魚丼だしね。」


「言われてみれば

こういうのが

地魚丼なんだよね。」



「そうだよ。

沼津じゃ

どうやっても

帆立、いくら、サーモンなんて

獲れないわけだから。」 


「美味しいのかもしれないけど

輸入だったり養殖じゃあねぇ・・・。」


地元の漁師や

伊豆方面の漁師が

水揚げする魚の種類、量は

限られてしまいます。


今日のように

0,9キロ(目鯵)

0,7キロ(肩星鰯)

の量では

丼ものにしても

せいぜい2、3人分です。


ただ、自分のように

コース料理の刺身に使う分には

十分な量ですし


先日のランチでお出しした刺身は

刺身、寿司の画像のようです

 
葉血引(はちびき)と


肩星鰯は

地物でした。 


本音を言えば


湯葉を使わずに

他の地魚が理想なのですが

先程お話ししたように

限度があります。 


朝獲れの鮮度バリバリの魚は

漁港が併設されている

沼津魚市場の

最大の魅力と言っても

過言ではありません。 


それらを仕入れるために

足繁く通うのは

もちろんのこと

漁師と親しくなることで

リアルの現場の様子を

知ることが出来ます。 


料理の道に転がり

3分の1世紀が経ちましたが

知らないことは

まだ沢山あります。


そのためには

妥協することなく

これまで以上に

真摯に仕事に向き合うことを感じた

誕生日だったのでした。





「誕プレ@志村家女三羽烏 は

仕入れに行く時のジャンパーだって🎉

そんじゃ、また明日🐡」 by 熱血君

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る