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2024年初市日のお弁当


Vol.4258(1月5日)



いらっしゃいませ 


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日は

初市日のお弁当について

お話しします。



今朝、沼津魚市場に着いたのは

4時15分でした。


普段よりも30分以上早かったので


売場は

荷物を並べている最中で

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG0207.jpg


魚の仕分けに

追われていました。


そもそも

30分以上も早く来たのは

お弁当のご注文を頂いていたからです。 


そんな中

フライングゲットしたのが

こちらです👇



◆目鯵(めあじ)

沼津市西浦の定置網で水揚げ 



◆目鯛(めだい)

伊豆・下田産


また、初市ということで

こんな幟(のぼり)も。



魚市場から撤収し

『佳肴 季凛』に戻ったのは

まだ夜明け前。



荷物を下ろすと


熱血君がやって来ました。

「おはよう、親方🐡

今日は早いんだね。」



「おはよう🐡

そうだよ。

お弁当の注文があるからね。」

と返すと


「で、今日の仕入れは?」



「目鯛と目鯵だよ。」

「正月だけに

めでたい繋がりで

メダイとメアジなの?」 


「上手い!

ただの偶然だけどね。」



「お年玉付きの座布団はないの?」


「そんなことよりも

お弁当をやんないと・・・。」



「あぁ~。

それはそうと

真由美さん(注1)が

スチコン(注2)の電源を

入れてくれていたよ。」



(注1)真由美さんとは

女将兼愛妻(!?)のことです。



(注2)スチコンとは

スチームコンベクション

オーブンのことで

煮る、焼く、蒸すことが

可能なオールマイティの

厨房機器です。


タイマーがなる前に

取り出したのは


煮物のこんにゃくのバットで


鍋に移したら


煮上げ 


入れ違いで

煮物をスチコンに入れ

加熱。


煮物は

人参、ごぼう、つくねです。 



加熱しているのは

鶏肉の照焼で


この袋に入っているのが

鶏肉です。 


ちなみに、鶏肉の照焼については

こちらを👇



煮物は、タイマーが鳴るまで

そのままにしておき

タイマーが鳴ったら

こんにゃく同様

煮上げます。 



煮物を仕上げている間に



さばふぐの唐揚(写真 左)と

鯵のしんびき揚げ(同 右)を

仕上げ


その合間に

グリルの火を点け

サーモンの西京焼を焼き始め

このように仕上がりました。 



今日に限らず

お弁当を仕上げる時は

常にスクランブル状態。


玉子焼の準備を始めることに。

卵を割ったら


最初に菜箸(さいばし)で

溶きほぐし


そこに


玉子焼の出汁を加え

よく混ぜ合わせます。 


玉子焼の出汁の中身は

一番出汁、てんさい糖、日本酒

薄口醤油、みりん、赤酒(あかざけ)です。




「玉子焼って

卵の中に調味料を入れて

混ぜるんじゃないんだね。」

と、熱血君。 



「そうじゃないと

均等に混ざらないじゃん。」


「確かに、そうだよね。

あと、これって

濾したりしないの?」



「卵白のコシが無くなって

巻きにくくなるから

濾さないんだよ。


その代わりに

よく混ぜ合わせるだけじゃなく

割る時に、殻が入らないように

別のボウルで割ってから

大きいボウルに移すんだよ。」



「濾しちゃうと

コシが無くなるんだぁ~。」



「仕事始め早々

何だか冴えているね!」


「今度こそ

座布団GET?」


「山田君は

まだ正月休みだから

また今度だね。」



「ありゃりゃ・・・。

でもさぁ、卵を割るだけでも

プロは違うんだね。」 


「まぁ~ね。」


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG0304.jpg


仕上がった玉子焼を包丁したら



最後は、鶏肉の照焼です。



焼台に入れ

たれを掛けること3回


粗熱が取れたら

包丁し

盛付けます。 




自分が料理を仕上げている間

盛付けてくれるのは

いつものように

真由美さんです。




\\ 真由美さん FIGHT! //

の熱血君のエールも

聞こえないほど

真剣な真由美さん。 



そうこうしていると

お弁当が仕上がり

ご飯(ひじき御飯)は

別の容器で


これらを組み合わせると

このようになります。



蓋をし

箱詰めをしていると

「盛付けよりも

こっちの方が

手間みたいだけど・・・。」



「そうだよ。

余分に動かすことは出来ないし

箱詰めは

完全に動かないように

しなくちゃならないしね。」


ようやく仕上がり

こちらが料理で

こちらが、ご飯です。 


その頃までに


魚の仕込みを終え


真由美さんは

洗い物をしてくれました。 


ランチの営業時間まで

余裕があったので


お弁当の余り物御膳を用意し

早お昼を取ることに。

「確かに、余り物だけど

豪華だね~♬」 


「ちゃんとした部分だしね。

ついでに

★¥◇の部活弁当も

出来たよ。」



★¥◇ とは、次女のことです。




「僕は、こっちで十分だよ。

早めに言っておけば良かったな~😋」 



そんなこんなで

2024年が

本格的に始まり


改めて、今年も宜しくお願いします。



「お取り寄せアイテムの準備が出来たね。

そんじゃ、また🐡」 by ミニふぐちゃん

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