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バスツアーの西京焼用の鰤(ぶり)

Vol.4319

いらっしゃいませ 

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です





今日(3月6日)は

バスツアー用の西京焼に

仕込んだ鰤(ぶり)

についてお話しします 




「おはよう、親方🐡

今日は市場に

行って来たんだね

何日振り?」 

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と、ふぐとらちゃん


「おはよう🐡

先週の金曜日に行ったのが

最後だから

5日振りだね」 

と、答えると


「5日振りだけに

ブリを仕入れて来たんだぁ

あはは・・・♬」 


「・・・・・

ぶり返した寒さが

さらに寒くなるんだけど・・・」 


「寒さがぶり返した日に

ブリだって

これも笑える~♬」 


「お笑い同好会にでも

入ったとか!?」 


「それはないけど

こういうことでも

おかしな年頃だからね」 


「はぁ~

あったかい日があったり

寒い日があるから

いいにするか」 


「で、今日は

クロダイも仕入れたんだね」 



「そうだけど


黒鯛は


活〆にしてきたんだよ」 


「ふぅ~ん

で、ブリは?」 



「鰤は

 
この売場で

仕入れて来たんだけど



これも浜で

活〆にされているんだよ」 


「そうなんだぁ

締めてあると

全然違うの?」



「そうだよ

血って内臓と同じものだから

血が残っていると

どうしても

身に生臭みが残っちゃうんだよ」 



「へぇ

でも、このブリは

『西京漬』に仕込むし

焼いて食べるものだから

関係ないんじゃね?」 



「そう思うだろうけど

血が残っていると

雑味が残るし

身の質が違うから

仕上がりが別ものなんだよ」 


「へぇ~」


「じゃあ、そろそろ

始めるよ」 


「はぁ~い♬」 



黒鯛の鱗(うろこ)を

取ってくれたのは

いつものように

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです


「おはよう、真由美さん♬

袋の中で取ると

鱗が飛び散らないんだね」 



「おはよう♬

そうだよ

こうすれば

シンクの掃除も楽じゃん」 


「そうだね

釣り好きの友達に

教えてあげようっと」 


一方の自分は、鰤です


鱗が細かいので

包丁を使って

鱗を取り

この方法を

すき引きと呼ばれています 



鱗を取り終え

水洗いしたら


三枚に卸し


切身にすると



「なんか並び方が

変じゃね?」 


「変っていうか

区別してあるんだよ」 



「どういうこと?」 



「3、3、2、2枚で

並んでいる10枚が

来週のバスのお客さん用だよ」 



「へぇ~

だから、形が良い切身なんだぁ」 



「そうだよ

上身って言って

頭を左側にした時に

上になる身を包丁したからね


上身だと

串を打った時に

身割れしにくいからね」 


「そうなんだぁ」



「そのかわりじゃないけど

※『西京漬』の切身(約90g)よりも

いくらか小さいんだよ」


※『西京漬』

佳肴 季凛 謹製 西京漬け



 
「そこまで

区別しているんだぁ」 



「ついでに言うと

形が悪い部分は

100~110gくらいの

切身にすることもあるよ」

 


「形の良い切身と

形の悪い大きい切身ねぇ

悩むなぁ」 



「悩んでも

食べらないけど」 


「そうなんだけど

気になるじゃん」 



「まぁね

で、こっちが

ギフト用なんだけど


この2枚は

腹の部分だから

コース料理の西京焼用だよ」 



「この腹なんて

間違いなく

んまそう~🤤」 



切身にし終えたら


有機JAS認証済の

西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パックし

冷蔵庫へ  



「あじさいの葉っぱが

出て来たってことは

春が近いねぇ

そんじゃ、また明日」

by 熱血君

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