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もっとおいしいお話し

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帰路は東名

今朝は、沼津魚市場に行って来たのですが、仕入れも多かっただけでなく、魚市場の後に、沼津市の隣の清水町にある食遊市場に、野菜の仕入れに行かなくてはならなかったので、魚市場に着いた時点から、バタバタしていました。

仕入れるものの有無に関わらず、一番最初に向かうのが、

活魚売場で、

愛知県産の鱧(はも)を仕入れたら、

隣の売場で、

三陸産の帆立を仕入れたら、別棟の売場へ行くことにしたのですが、

地物の魚が並ぶ売場を通ると、

下田、河津とあるように、東伊豆産の葉血引(はちびき)が並んでおり、これらは、セリ売りゆえ、仲買人に希望の値段を伝え、他の仕入れのため、別棟の売場へ。

この売場は、

“送り”と呼ばれ、全国各地から送られてくる魚が並んでおり、

熊本産の新子を仕入れました。

新子とは、読んで字の如く、新しい子のことで、その年に生まれた魚のことで、中でも、水産業界で新子と言えば、小肌(こはだ)というか、このしろの幼魚のことを指します。

水産業界においては、魚は大きさによって商品価値が異なることもあり、呼び名も様々で、結果として、値段もまちまちですが、標準和名では、どれもこれも、このしろです。

新子は、6月の半ばに初めての水揚げがあり、その時の総量は1キロに満たないこともしばしばで、そのキロ単価は、10諭吉とか、20諭吉のようなことも、珍しくありません。

ただ、各地で水揚げされるようになると、値段も落ち着き始め、そうなると、自分は使い始めます。

また、新子は、そもそもが鮨屋用の魚ゆえ、日本料理では使うことが少ないのですが、この業界の振り出しが鮨屋だったこともあり、使うかどうかは別にして、素通りが出来ない魚の一つです。

ところで、それに類するのが、ほぼ同じ時季に新物が入荷する墨烏賊(すみいか)の新物で、こちらは、新烏賊とも呼ばれ、握り鮨1貫(1個)で1匹の大きさで、鮨屋に入った頃、この仕込みに泣かされ、遡ること4半世紀。

あな、懐かし。

その後、

この売場で、

霞ヶ浦産の白魚を仕入れた頃には、セリの時間も近づいていたので、再び、別棟の売場へ向かいました。

そして、“3密”を避けながら、

セリを眺めていると、

作戦通、2本で3,9キロのセリ落としてもらったら、

発泡スチロールに移し替え、積み込んだら、

一路、食遊市場へ。

魚市場からは、15分程度で、

着いたら、

八百屋に行き、

買物をしたら、6時半も過ぎていたので、のんびりはしていられず、帰ることにしたのですが、鮮度の劣化は最も避けるべきことゆえ、氷を入れた発布スチロールに新聞を敷き、

買った野菜を箱ごとしまいました。

氷ですので、保冷剤のように、0度以下にはならないだけでなく、発泡スチロールに入っているので、0度以上10度以下と、野菜には願ったり叶ったりの温度ですので、鮮度が落ちることはありません。

6時くらいなら、下の道で、市街地経由で戻るのですが、時間も時間ゆえ、

バイパスで、

東名で帰ることにしました。

このルートを使ったのは2回目で、高速代は掛かるものの、食遊市場に行った時は、こちらの方が早く着くこと2も分かったので、今日も利用し、バタバタしていて、熱中症対策も疎かになっていたので、

パーキングエリアに立ち寄り、水分補給し、

『佳肴 季凛』へ。

普段の仕入れの時と同じような時間に戻ることが出来たのですが、仕入れも多かったので、荷物を下ろしたら、

仕込みを始め、

軽トラの掃除は、

いつものように、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

滞りなくやってくれ、バタバタの金曜日が始まったのでした。

そして、仕込みの最中に嬉しい出来事として、

天然のとらふぐの仕入先の一つである三重県安乗(あのり)の魚屋さんから、頂き物をし、これについては、明日お話しします。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★ 

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、9月3日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

もろこし豆腐の作り方&オーブンで、焼とうもろこし

この時季、先付でお出ししているのが、

もろこし豆腐で、その名の通り、とうもろこしで作った豆腐です。

ただ、生のとうもろこしではなく、

缶詰のクリームコーンを使っており、メーカーによっては、粒が大きいままのこともあるので、そういう時は、

フードプロセッサーにかけ、

マスカルポーネチーズと合わせてから、

豆乳で伸ばし、

ふやかしたゼラチンを入れ、

火に掛けて、ゼラチンが溶けたら、

裏漉しにかけ、

ボウルを氷水にあてて冷まし、固まりかけたら、

流し缶に流し、

冷蔵庫で固めます。

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題で、今回のお話しは、生のとうもろこしを美味しく食べる調理法についてです。

生のとうもろこしの調理法として、一般的なのが、茹でるという方法ですが、茹でると、どうしても旨味が茹で汁に溶け出してしまうので、避けたい調理法と言わざるを得ません。

蒸せば、茹でるようなことはありませんが、とうもろこしの旨味を存分に味わえる調理法ではなく、もっともおすすめ出来るのが、オーブンで焼く方法です。

皮付のとうもろこしの皮を、

3、4枚残し、

天板に乗せ、

220度で、15分を目安に焼くのですが、予熱は不要で、低温のままからでも構いません。

皮を残すことで、

蒸し焼ということになり、しっとりと仕上るだけでなく、焼いたことによって、余分な水分が抜け、旨味が凝縮されるので、その美味しさは、理にかなったものと言えます。

さらに言うと、料理は、理屈や理論を料(はか)ると書くので、決まり事の通りに進めていかないと、美味しく仕上りませんし、逆に言えば、その通りに進めれば、間違いはありません。

ちなみに、

このとうもろこしは、

ゴールドラッシュという品種で、5月末に入荷したものです。

とうもろこしの旬は、初夏から初秋と長く、その理由は、品種、産地が様々によることで、所謂(いわゆる)ファンも多く、ものによっては、産地に自ら出向く方もいて、このとうもろこしも、その方から頂いたものでした。

素材として、とうもろこしを味わうには、オーブンで焼くのが、一番なのですが、料理として仕立てるなら、かき揚げが一番です。

ところで、とうもろこしに限らず、絶対にして欲しくない調理法が、所謂レンチンで、レンジで加熱することは、最悪の調理法でしかありません。

ラップに包んで云々のようなことを見聞しますが、電子レンジは、英語で言うところのMicro Wave Oven(マイクロ・ウェーブ・オーブン)ゆえ、電磁波で分子レベルのものを温め、調理とは異なる次元の器具で、それこそ科学なのです。

しかも、温める段階で、分子を電磁波が強く揺するので、結果として、食材の栄養価だけでなく、その味わいも失ってしまいますし、温めても、ムラがあるのは、多くの方が経験されていると思います。

最後になりましたが、ここまでお話ししていると、とうもろこしのトップファンのように、思われるかもしれませんが、実を言うと、とうもろこしの美味しさを認めるものの、数多くある野菜のうちの一つでしかありません。

ただ、どんな素材でも、真摯に向き合うことこそが、料理人の使命で、それを忘れることなく、厨房に立ち続けます。

☆★☆ お持ち帰り(テイクアウト)の天ぷらの盛り合わせ ★☆★
当店では、

お持ち帰りの天ぷらの盛り合わせを御用意しており、ご予算、ご要望に応じての御仕度にして、前日の3時までのご注文となっています。

詳細については、直接、お問い合わせ下さい。

ドレッシングの日に、『野菜感溢れるドレッシング』用の写真撮り

今日は、

8月24日ですが、通常のカレンダーを見ると、

24日は、31日の上に位置しています。

また、8月31日は、その語呂にちなみ、“野菜の日”に制定されており、

野菜の上にかけるものの一つがドレッシングということもあり、8月24日は、“ドレッシングの日”と制定されていますが、どちらの発想も、日本語にして、日本人らしいものです。

ドレッシングと言えば、先月半ばに、

『野菜感溢れるドレッシング』を販売し始めたのですが、今日は、そのホームページを作るための写真を、撮ることにしました。

定休日ということもあり、時間を気にせずに、

生野菜というかサラダと、

野菜だけで仕立てた刺身替りとも言うべき料理を準備しました。

生野菜には、キャベツ、フリルレタス、紅芯大根、人参、胡瓜、パプリカ(赤、黄)、紫キャベツ、アーリーレッド、ラレシ、ミニトマト、若布、紅蓼、海藻クリスタルが入っており、海藻クリスタルとは、海藻のエキスであるアルギン酸ナトリウムで作った海藻のようなもので、プチプチとした食感が特徴の既製品です。

また、刺身替りは、ポテトサラダの上に、白瓜を乗せ、湯がいたモロッコ隠元(いんげん)と紅蓼、ミニトマト、焼いた南瓜と揚げた葛切を盛り付けました。

今日のように、

普段作らないというか、盛り付けをしない料理を準備するのは、神経を使うので、

記憶を頼りに、料理の専門書を開くこともあり、今日も然りでした。

料理の準備が出来たら、

椅子を片付け、

光の加減などを、素人ながらも、撮っては消すという作業の繰り返しで、先程お話ししたように、こういう作業は、骨が折れるものです。

ホームページの叩き台は既に出来上がっているので、9月の半ばまでには出来そうな感じで、公開したら、改めてお知らせさせて頂きます。

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シナノリップで仕込んだ林檎(りんご)のアイス用のピューレ

一昨日、長野県須坂産のりんごのシナノリップについてお話ししましたが、その時お話ししたように、今日は、アイスにするための仕込みをしました。

昨日の時点で、

丁寧に水洗いしてから、

ザルに上げ、

使う道具類を、

用意しておきました。

明くる日の今日、

りんごの芯と種をくり抜いたら、

オーブン用の天板に乗せ、

オーブンで焼き始めたのですが、

当店の場合、オーブンというよりも、オーブン機能やスチーム(蒸し器)機能を備えたスチーム・コンベクションオーブンを使っており、職人ひとり以上の仕事をこなしてくれるので、女将兼愛妻(!?)の真由美さん同じくらいの能力があります。

ただ、愛妻(!?)とは言え、生身の人間ですので、トラブルもありましたし、これからもあり得ますが、機械は無言とはいえ、故障した時の不都合は、真由美さんとのトラブル以上で、人には愛、機会には丁寧な扱いが欠かせません。

第一弾を焼いている間に、

第二弾の下拵えをしたら、

オーブンへ。

既に、第一弾は、

焼き上がりも近く、温度は220度で、途中の開閉も考慮し、とりあえず、20分にタイマーを設定しています。

どんな食材についても言えますが、気温、湿度、食材の状態により、数字を言い表すのは簡単ではありませんし、調理方法に限らず、初めてだったり、久し振りの食材を仕込む時は、過去の記憶や経験を頼りにするもので、そのいい加減さこそが、職人の勘です。

勘というと、科学的根拠のないように思われますが、そこは生身の人間が培ったもので、AIには絶対に踏み入れるのことの出来ない聖地で、そこをクリア出来ると豪語する学者、彼らが生み出したAIがいるなら、同じ年数を掛け、

かのイチロー氏を凌駕して欲しい限りでなりません。

焼き上がりの目安は、果肉に串がすんなり入った頃合いで、

焼上がる頃になると、芯と種をくり抜いた部分に、りんごの本質とも言うべき液体が浮き出て、本質というと、堅苦しいのですが、それこそエッセンスにして、凝縮された味わいで、

そんな第一弾が焼き上がったら、バットに移し、粗熱が取れたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

芯、皮、種などを取り除いてくれ、

バットに残った果汁を、

漉したら、

最後に、

フードプロセッサーにかけたら、

りんごのピューレが出来上がりました。

分量を量り、

真空パックしたら、

冷凍庫へ。

少し余ったピューレは、

氷を入れたグラスに入れ、

炭酸を加え、なんちゃって“アップルタイザー”を作ったところ、

甘味が少ないので、さっぱりしていましたが、営業終了後だったら、りんごのリキュールを加え、

なんちゃって“シードル”になっていたのは、確実です。

ところで、りんごを焼いたオーブンは、

りんごの糖分が焦げるので、

非常に汚れてしまいます。

ちょっとやそっとの汚れではなく、

油汚れ用の洗剤や、

クレンザーを使い、

大掃除並みの仕事となるのですが、

仕込みと掃除の手間を掛けた以上の美味しさがあり、自分の作るアイスの中では、味、仕込み、片付と全ての点で、一番なのは、間違いありません。

りんごのアイスをお出しするのは、今お出ししている桃、すでに下拵え済みのマスクメロンとシャインマスカットが終わってからですので、秋の終わりか、暮れ前の予定です。

☆★☆ お持ち帰り(テイクアウト)の天ぷらの盛り合わせ ★☆★
当店では、

お持ち帰りの天ぷらの盛り合わせを御用意しており、ご予算、ご要望に応じての御仕度にして、前日の午後3時までのご注文となっています。

詳細については、直接、お問い合わせ下さい。

長野県須坂のゆうちゃんファームの林檎(りんご)は、シナノリップ

今朝、

宅配便で、

長野県須坂市の【ゆうちゃんファーム】から、

りんごが届きました。

りんごには、様々な品種があるのですが、このりんごは、シナノリップという品種で、2018年に品種登録されたものです。

さらに言うと、こちらの農園主は、自分の中学、高校の1つ上の先輩で、昨年就農したばかりで、シナノリップ同様のルーキーで、前職は、旅行代理店に勤めていました。

SNSで、当店にバス旅行の団体のお客様が御来店していた様子を御覧になっていたこともあり、サービス業から農業という転職であっても、自分のすぐ隣の業種に、これまで同様、隣にいると思うと、不思議な縁を感じます。

シナノリップは早生種で、酸味が強いということを先輩から聞いており、

その場で、味見をしたところ、いたずらに甘味を求める昨今の農作物にはない感じがしました。

先輩が、りんごを送って下さったのは、自分が、林檎(りんご)のアイスを作ったことがあるのを知っていたからで、林檎のアイスは、自分が作っているアイスの中で、最も手がかかるだけでなく、同様に、最も美味しいアイスで、その作り方については、こちらをお読み下さい。

アイスを仕込むためのメイン食材は、既に、下拵えしたものを、真空パックして冷凍してあるので、林檎のアイスが日の目を見るのは、かなり先になりますが、その前に、今日のりんごを下拵えしなくてはならず、近いうちに、アイス用に、ピューレというか、ペーストにしておきます。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店の『胡麻だれ』や『ぽん酢』などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さいませ。

野菜日和

得てして、水曜日は、魚市場に行くことが少ないこともあり、魚の仕込みは、自ずと少なくなり、今日も然りで、仕込みの殆どというか、全て野菜でした。

出汁を引くなどの日課とも言うべき段取りを終えたら、仕込みを始めたのですが、野菜の仕込みは、包丁仕事とも言うべきものです。

仕込んだのは、ふぐ料理用に、

ふぐちりの野菜(白菜、長葱、水菜、えのき)、ふぐ刺の前盛りの寸葱、打ち葱も、

仕込んでおき、打ち葱は、他の料理の薬味にも使うものです。

他の料理と言えば、会席料理の酢の物などに使う蛇腹胡瓜も仕込み、

蛇腹胡瓜とは、両面に切れ込みを入れてから、立て塩(たてじお)と呼ばれる海水ぐらいの濃度の塩水に浸けておく胡瓜のことで、直に塩を振るよりも、全体に味がまわり、しんなりするので、料理全体の味がまとまりやすくなります。

他に仕込んだものは、

お持ち帰り料理としてご注文を頂いた生野菜で、中には、キャベツ、茗荷、アーリーレッド、パプリカ(赤、黄)、胡瓜、ピーマン、大根、長葱、レッドキャベツ、人参、ビーツ、水菜、ラレシが入っています。

また、刺身のつま用に、

大根、胡瓜、人参、ビーツ、アーリーレッドを包丁し、生野菜と妻は、今日使うものではないので、水には晒さずに、冷蔵庫へしまっておきました。

これらと似ているのが、サラダ素麺の野菜で、

ランチ用の分も足りないので、包丁したのち、晒しておき、内容は、長葱、茗荷、アーリーレッド、パプリカ(赤、黄)、ピーマン、胡瓜、レッドキャベツ、人参、ビーツの10種類で、サラダ素麺は、当店のオリジナル料理で、素麺の上に、【胡麻だれ】を掛けてから、この刻み野菜を盛り付けたものです。

特に、夏の間は、

s- すずしげ.jpg

サラダ素麺をメインにしたランチコースの『涼し夏(すずしげ)』を御用意しているので、否が応でも、それ用の野菜を仕込む分量が、多くなります。

そうこうしていると、ランチの営業時間となり、仕込みは中断し、営業が終わったら、

先付用のもろこし豆腐を仕込んだのですが、仕込む時は、

一度、裏漉しにかけ、この残りは、ごみ箱行きとはならず、それについては、後でお話しします。

毎日の仕込みの一つが、一番出汁を引いた時の鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足や、野菜の皮や葉の部分と共に、焼いた魚のあらで、

出汁を取るのですが、残った昆布や野菜の皮などは、

細かく包丁してから、賄い用のカレーに使うので、冷凍しておき、この時に、先ほどのもろこし豆腐の残りも合わせておきました。

ようやく、仕込みも終わりに近づき、先ほどの包丁ものをしている間に、

娘達の明日以降の夕飯のおかずとして、手羽元、大根、油揚げを煮含めておき、

さらに、同時進行で、

デザートの桃のアイスを仕込んだりし、休憩前の日課として、お昼御飯を食べることにし、野菜の手くずも色々とあったので、

かき揚げを揚げ、具材は、茗荷、隠元(いんげん)、人参、ズッキーニ、南瓜、もずくで、御飯は、

お決まりの雑穀御飯で、言うなれば、マクロビオティック(玄米菜食)的かき揚げ定食で、まさに、今日は、野菜日和の半日でした。

★☆★ お持ち帰り(テイクアウト)の天重 ☆★☆

当店では、お持ち帰りの天重を御用意しております。

1人前900円(税別)で、前日の午後3時まで、2人前からの御注文です。皆様の御注文、心よりお待ちしております。

うすい豆腐の仕込みの準備

定休日に仕込みをする“休日出勤”は、慣れっこですが、今日は、明日の超早朝、つまり魚市場に行く前の仕込みの段取りをしました。

先付のうすい豆腐(グリンピースの豆腐)のためのそれで、凝固剤の板ゼラチンを、

水でふやかしておき、

うすい豆腐の素であるグリンピースの裏漉しとマスカルポーネチーズを真空パックし、冷凍しておいたものを解凍したら、

鍋に移し、

むら無く混ぜ合わせたら、

分量の豆乳を合わせ、

先程のゼラチンを加えました。

普段なら、火に掛けるのですが、

すぐに仕込めるよう、ゴムべらを持ち手に括り、

未使用の袋に入れ、

冷蔵庫へ。

魚市場行前の仕込みゆえ、一刻一秒も惜しいゆえ、

流し缶、

ボウルと、いつ何時でも仕込めるようにしておき、明日の段取りを終えました。

このようにしたのは、夏場は冷蔵庫の開け閉めにより、食材や仕込んだ料理に水滴が付着し、結果として、傷みやすくなるだけでなく、かの疫病ゆえ、予期せぬ不測の事態も生じかねないので、お客様が召し上がる時までの時間を、極力短縮し、出来たての美味しさを味わって頂きたいからです。

ということで、明日は、超早番ですので、この辺りで・・・。

★☆★ お持ち帰り(テイクアウト)の天重 ☆★☆ 

当店では、お持ち帰りの天重を御用意しております。

1人前900円(税別)で、前日の午後3時まで、2人前からの御注文です。

皆様の御注文、心よりお待ちしております。

『野菜感溢れるドレッシング』のラベル

今日、

宅配便で届いたのが、

この度、販売することなった『野菜感溢れるドレッシング』のラベルです。

中を開け、

パッケージの中から取り出すと、

このようなデザインのシールが出て来ました。

印刷会社とのやり取りで、どのようなものかは分かっていましたが、実物を見ると、やはり新鮮な気持ちになるものです。

ボトルに貼るものですので、真ん中に、

商品名である『野菜感溢れるドレッシング』が書かれており、その左側に、

このドレッシングの味付けの要ともいうべき食材の静岡市由比の酒蔵【英君酒造】の純米吟醸酒と、

当店の『西京漬』に使用している有機西京味噌の文字が書かれています。

野菜感溢れるとあるように、原材料名を御覧頂くと、

動物性の食品は、一切入っておらず、現物ではなくても、野菜、果物の類を多く使っており、野菜は、トマト、玉ねぎ、セロリ、にんにく、人参で、果物は、レモン、果物を主原料にしたものとして、ゆず、りんごと、8種類となります。

そんなこともあり、

自分が吹き出しで、「野菜の美味しさが、2乗になるドレッシングです。」とお話ししており、実は、『野菜の美味しさが2乗になるドレッシング』というのが、商品名の候補の一つでもありました。

採用しなかった理由は、長過ぎて、読みづらいという単純なもので、今更ですが、字は自分が認(したた)めたものです。

1本280ml入りで、お値段は700円(税別)ですが、その都度、ボトル詰めした上で、販売させて頂くので、御購入の際には、予め御注文をして頂くと、助かります。

というのも、『野菜感溢れるドレッシング』に限らず、どんな料理でも、仕込んだ時から召し上がるまでの時間を、極力短くしたく、鮮度は、美味しさの決めてでもあるからです。

今更ですが、当店の料理は全て、一から手作りしているので、御来店して、お食事をされる時だけでなく、ギフト用の商品でも、お時間を頂くこともございますが、自分のスタイルを崩すわけにはいかないので、ご理解のほど、くれぐれも宜しく御願いします。

☆★☆ 会員制モニターサイト【コエタス】 ★☆★
当店謹製の『ぽん酢』が、

ネットでご購入いただけるセットもご用意いたしました。

【コエタス】というモニターサイトで紹介されているので、

ご興味、ご関心がございましたら、御覧下さい。

はねだしの桃で仕込んだピューレ

夏が旬の果物の一つが、

桃ですが、これらの桃は、商品にはならない“はねだし”と呼ばれているものですので、傷もあったり、

大きさも、まちまちです。

はねだしであっても、味は超一級とまではいかなくても、二級以上で、手を加えれば、超一級に近くなりますし、これまで同様、はねだしの桃は、デザート用に使っており、先ずは、ピューレに仕込みます。

流水で、

きれいに洗ったら、

ざるに上げ、

皮を剥きます。

はねだしだけあって、剥くと、このうような状態ですが、ピューレにするので、さほど問題ではありません。

これらを、

果肉の部分を適当な大きさに包丁し、

バットに入れます。

そこに、サワーなどを作る時の桃のシロップと、

桃のリキュールを注いだら、

蒸し煮にすること20分。

これを、

フードプロセッサーに掛け、

ピューレにしたら、

分量を量り、

真空パックして、

冷凍しておきました。

このピューレを使って、ムースもしくは、アイスに仕込みますが、お出しするのは、もう少し経ってからになります。

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

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銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

沼津魚市場の後に、食遊市場へ

今朝は、

沼津魚市場に行き、

活魚売場で、

山口産の鱧(ハモ)を仕入れました。

今日のように、沼津魚市場は、開市日でも、豊洲をはじめとする全国の魚市場の殆どが休みということもあり、送りと呼ばれる陸送便の魚も少なく、そういう状況ゆえ、水曜日や日曜日に仕入れに来ることは稀(まれ)です。

ただ、夏場は鱧料理のお問い合わせを頂くことが多いので、否が応でも、魚市場に出向き、入荷状況を確認しなくてはならないので、仕入れは少なくなることもしばしばで、今日の場合、鱧以外は、冷凍ものだけでした。

そんな状況とはいえ、構内を歩いていると、

地元の漁船が水揚げした魚を仕分けしており、

その中に、

JAWS!

JAWSはさておき、標準和名は、青鮫(アオザメ)で、聞いたところでは、サメの中では、一番美味しいらしく、機会があれば、試してみたいものです。

仕入れるべきものは仕入れたので、帰ることにしたのですが、向かった先は、

魚市場から15分程度のところにある食遊市場で、その名の通り、館内には、

酒屋、

肉屋、

生鮮以外のものを扱う食料品屋、

海苔屋、

魚屋もあり、この魚屋は、

沼津魚市場で、自分の窓口になっている問屋ですので、言うなれば、親戚のようなものです。

写真はないものの、包装資材屋、パン屋などもあり、一般の人も購入することが出来ます。

朝ですので、のんびりしている暇はなく、お目当ての八百屋に向かったのですが、

八百屋は2件あるので、

値段と物を見ながら、

野菜を買い求め、

氷を敷いた発泡スチロールにしまい、食遊市場を後にしました。

仕入れた野菜は、

茗荷竹(みょうがたけ)、赤ピーマン、

紅芯大根、ビーツ、

胡瓜、ラレシ、

万能葱でした。

食遊市場の八百屋は、キャベツ、大根のような普通の野菜だけでなく、プロ向けの野菜も扱っており、後者の野菜は、これまで、富士市内のいわゆる高級スーパーで取り置きしてもらっていたのですが、往復して、買物をするだけで、小一時間も費やすので、頭を悩ませていました。

食遊市場には、休みの日に何度も来たことがあるものの、開店時間なども知らなかったのですが、魚市場で行き会う人と話をしていた時に、話題になったことがきっかけで、ここ最近、魚市場の帰りや、セリの合間に寄ることにしています。

魚市場に通うことで、知り合いが増え、いろんな繋がりが出来ることを思うと、早起きは三文の得とは、よく言ったものです。

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

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銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

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