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もっとおいしいお話し

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ギフト用の『西京漬』とコース用の鯖の西京焼

『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信が、

生涯、一料理人を貫くためが想いを、

今日( Vol.3768)も認めます。

オンラインショップは、基本的に、

24時間365日営業しているので、

その確認から、

一日が始まります。

そんな今日は、深夜にご注文を頂いていた

『西京漬』の 箱詰をしました。

御覧のように、内容は、

銀鱈、サーモンが各3枚、鯖が2枚入ったセットです。

すると、ミニふぐ達が、

「おはようございます、親方♬」

「おはよう。」

「ありがとうってことは、

御礼のお品?」

「BINGO!」

「こういうのは、

どこかで売っているの?」

「いやいや、ネットのフリー素材だよ。」

「へぇ~。」

「最近では、

昔ながらの熨斗(のし)よりは、

こういう感じのものが

好まれる傾向にあるから、

色々と探しているよ。」

「分かるような気がするな。」

「飽きっぽいから、探しては試し、

試しては探すのが、楽しいんだよ。」

「注文することがあったら、

お願いね、親方。」

「熱烈歓迎でお待ちしております。(笑)」

蓋をしたら、

帯紙をし、

送り状を貼ったら、

冷凍庫にしまい、

入れ違いで、

『西京漬』に仕込むため、

鯖を出し、20分ほどすると、

半解凍状態になり、

包丁が入るようになったら、

腹骨を欠き、

上(かみ)と下(しも)に包丁し、

脱水シートに挟むと、

再び、ミニふぐがやって来て、

「どうして、こんな風にしているの?」

「ちょっと、複雑だよね。

いきなりだけど、胆のうって、

知ってる?」

「うん、苦玉ってやつ?」

「すごいじゃん、正解!」

「えへへ・・・。」

「腹骨の部分には、

胆のうの痕(あと)が

残っていることがあるから、

取り除くんだよ。」

「へぇ~。上と下に分けて、

並べておくのは?」

「解凍すると、

身が柔らかかったり、

場合によっては、

解けちゃうものがあって、

そういうのは、美味しくないから、

使うわけにはいかないじゃん。」

「うん。」

「並べておけば、卸し身そのものが

NGって分かるから、

並べておくんだよ。」

「なるほど~。神経を使うんだね。」

「特に、ギフトやお取り寄せのものは、

自分が焼くわけじゃないから、

お客さんに焼いて出すものよりも、

神経を使うんだよ。」

「えっ、まだあるの?」

「まぁ、あとでね。」

脱水シートに挟み、

ランチの営業が終わるまで、

冷蔵庫にしまっておいたら、

冷蔵庫から出し、

有機JAS認証済の西京味噌を

ベースにしたお手製の西京味噌と共に、

漬け込むのですが、

鯖は身割れしやすいので、

身割れしていたり、しそうなものを、

ランチやコース料理に、

身割れしていないものを、

ギフト用にし、

仕上るのは、

明後日になります。

このように区別するのは、

焼いている時に身割れしても、

焼き直すことが出来るからです。

「こういうわけなんだよ。

分かった?」

「それにしても、

ここまで神経を使うとは・・・。」

「自分が作った以上、

愛情をかけるのは当然だし、

目には見えなくても、

お客さんに伝わるはずだから、

手抜きは出来ないよ。」

「ほぉ~。」

「人間がやることだから、

100%は難しいけど、

そこを目指し、そうするのが、

職人だからね。」

「さずが、熱血料理人!

恐れ入りました。」

自分にとって、手を抜くことは、

心を抜くことなので、

それが出来ないだけのことです。

自分の立位置が、そこにある以上、

頑(かたく)なに、守り続けます。

お弁当の仕込みついでに、賄いのカレーの仕込み

Vol.3761

“身体に優しい、美味しい日本料理”が

信条の『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

今日は、出汁を引くなど、

ルーチンの段取りを終えたら、

明後日の法事用のお弁当の

仕込みをすることにしました。

最初に、

西京焼用のサーモンに、

串を打ち終えると、

ミニふぐ達がやって来て、

「親方、切身に味噌がついていないけど・・・。」

「そうだよ。

味噌を洗い流して、

水気を拭いてから、

串を打っているんだよ。」

「味は抜けないの?」

「味がしみ込んでいるから、

問題ないよ。」

「そうなんだ~。」

「そのまま焼くと、

味噌が焦げて、見た目も良くないし、

味も落ちちゃうんだよね~。

だから、西京焼って、

あんまり美味しくないと

思っている人も多いんだよね。」

「西京焼マニアの親方としては、

淋しいでしょ。」

「淋しいなんてもんじゃないし、

うちの『西京漬』のページを見れば、

分かるでしょ?」

「この部分なんて、

特に分かる!

味噌を洗った水は、

どうしちゃうの?」

「もったいないから、

今、仕込んでいる賄い用のカレーに、

入れるんだよ。」

「へぇ~!」

「どんなものでも、最後まで使わないと、

気が済まないし、もったいないからね。

まだまだ仕込みもあるから、

この辺にして、下がっていて。」

「はぁ~い♬」

サーモンの串打ちをしている隣では、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

海老の酒煮(えびのさかに)用の

海老の背わたを取ってくれ、

このように仕上がり、冷蔵庫へ。

背わた取りを終えた真由美さんは、

煮物用の野菜の皮剥きをしてくれ、

牛蒡(ごぼう)が終わったら、

人参の皮も、

剥いてくれました。

人参の皮は、

適当に、

切り刻んだら、

牛蒡の切り落としなどと共に、

西京味噌を洗い流した水同様、

賄いのカレー行きです。

野菜を包丁するのは、

自分で、

下茹でしたのち、煮含め、

煮物は、

人参、

牛蒡とさつま揚げ、

蒟蒻(こんにゃく)の4種類で、

ここまで終わったら、

今日のノルマが終了し、

煮物は、火入れを兼ねて、

当日、煮上げます。

明日は、揚物などの

仕込みをするのですが、

数も多いだけでなく、日曜日は、

明くる日のバスツアー用の

仕込みや準備もあるので、

ランチ、夕席共に、

お休みさせて頂きます。

ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、

ご理解のほど、くれぐれも

宜しくお願い致します。

法事用の『鰯の丸煮』

『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信が、

生涯、一料理人を貫くためが想いを、

今日( Vol.3760)も認めますので、

お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日は、

沼津魚市場で仕入れた

地物の目鯛(めだい)を、

コース料理の西京焼用に、

仕込み、

目鯛と共に、

ノルウェー産の鯖(さば)を、

【西京漬】に、仕込みました。

【西京漬】同様のギフトグッズが、

『鰯の丸煮』ですが、

今度の日曜日に、

法事の引き出物として、

ご注文を頂いており、

休日出勤をした月曜日に、

箱詰する予定だったので、

日曜日の営業が終わったら、

その準備をしておきました。

しかしながら、

諸々(もろもろ)の事情が重なり、

用意しておいた化粧箱などは、

個室から、温蔵庫に避難。

温蔵庫は、読んで字のごとく、

温かいまま、一時的に料理を

保管しておく機械で、

当店の場合、

蒸し物などを熱々でお出しするために

使うことが、殆どです。

急に人が来ることになって、

押し入れや箪笥(たんす)に、

物をしまう状況さながらです。

ただ、こんな使い方をしたのは、

お客様がいらしてくれた嬉しい誤算で、

改めて、「有難うございました♬」

そんな今日、

ランチの営業が終わったら、

個室で、

箱詰をし、

保冷バックに入れ、

冷凍庫にしまおうとすると、

ミニふぐ達がやって来て、

「親方、やっと包装出来たね。」

「そう、やっとだよ。」

「月曜日にやるかと思っていたけど、

なかなか出来ないから、

気になっていたんだよ。」

「やっと終わって、

ひと安心したよ。」

「良かったね~。」

そのまま、休憩を取ろうと思ったら、

オンラインショップから、

『西京漬』のご注文を頂き、

御礼のお品ということで、

こんな帯紙をし、

明日発送出来るよう、

冷凍庫へ。

これらの帯紙は、

フリー素材を使ったものです。

ご注文の際、

熨斗の有無などを書く欄があり、

内容を確認する度に、色んなものを検索し、

試しては楽しんでいます。

ただ、自分のパソコンのスキルが

拙(つたな)いので、

フリー素材を使うのが、限界です。

それでも、可能な限り

対応させて頂きますので、

宜しくお願いします。

仕込みてんこ盛りの休日出勤

Vol.3757

“身体に優しい、美味しい日本料理”を

生業とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

今日は定休日でしたが、

沼津魚市場に、

仕入れに行って来ました。

となれば、休日出勤です。

最初に向かったのは、

鱧(はも)の仕入先の問屋でした。

鱧の仕分けが終わったばかりだったので、

秤にかける前の落ち鱧があり、

落ち鱧とは、水槽などで、

死んでしまった鱧のことです。

合計8本の山口産で、

明日の鱧料理用に、

仕入れることが出来、ひと安心。

鱧の他には、

地物の葉血引(はちびき)などを仕入れ、

魚市場を後にしました。 

『佳肴 季凛』に戻ったら、

仕込み開始です。

葉血引の鱗を取るため、

シンクに置くと、

ふぐネットがやって来て、

「親方、おはようございます。

おっ、葉血引じゃん!

一匹だけど、はちびき。」

「おはよう。そうだよ。」

「もう一つ、いい?」

「んっ?」

「ふぐだけに、僕たちは、

ふぐネット29匹衆!
言いたかったんだよね、これ。」

「あっ、そう。」

「何だか、つれないね~。」

「仕込みがてんこ盛りだから、

君達の相手どころじゃないんだよぉ。

とっとと、早く仕込みを始めるから、

下がっていて。」

「はぁ~い。」

葉血引の鱗を取ってくれるのは、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんで、

葉血引の次に、

鱧のぬめりを取ってもらいました。

葉血引を卸す前に、

冷凍庫から、

【西京漬】用の鯖(ノルウェー産)を出し、

解凍している間に、

柵取りした葉血引を氷の上に乗せ、

バーナーでFIREしたら、

皮目を下にし、

粗熱が取れたら、

水気を拭き取り、冷蔵庫へ。 

その頃までに、真由美さんに、

お弁当の鶏肉の照焼に使う

もも肉の下処理をしてもらったら、

今度は、鶏肉をFIRE! 

これらが終わる頃には、

半解凍状態になった

鯖の腹骨を欠いたら、

上(かみ)と下(しも)に包丁し、

脱水シートに挟んで、

冷蔵庫へ。

そして、今日のボスキャラの鱧と、

ふぐネット達が登場。

「親方って、京都とか、関西方面に

いたことはないのに、

鱧とか西京焼が好きだよね。
どうしてなの?」

「ズバリ、

寝不足・・・ | だもんで静岡のワサコレSブログ

美味しいから!

西京焼は、古くから

全国的に知られているけど、

鱧が東日本の和食界で

よく使われるようになったのは、

この30年くらいだと思うよ。

和食に限らず、

伝統的な日本文化の多くが、

京都発祥のようなものだから、

関西の文化が広まるのは、

さほど驚くようなことでもないって、

思うんだよね。

仕込みに追われているから、

この辺にさせて。」

「はぁ~い。」

8本もあるので、

8本全て、

開いた状態にしてから、

中骨を外しました。

片身の腹骨を欠き、

8本の半身を卸し終えたら、

残りの半身を、

卸し、

水洗いの第1ステージ、

身を卸す第2ステージまで、

クリア。

第3ステージの骨切を

しようとすると、

♬  チャララ~

チャララララララ~ 

ララララ~ ララララ~ ♬

と、 往年の人気ドラマ

ソース画像を表示

『必殺仕事人』のテーマを、

口ずさみ、

「昭和万歳!

\(^o^)/

親方、FIGHT!」

「よっしゃ~。」

骨切りを終えたら、

鱧しゃぶ用、

天ぷら用、

お茶漬の照焼用にし、

焼いてから、出汁を取るため、

あらの下処理もしておきました。

魚の仕込みが終わったら、

刺身用の妻

(大根、胡瓜、人参、アーリーレッド)

をはじめ、

サラダ素麺の野菜を仕込み、

サラダ素麺の野菜に入っているのは、

長ねぎ、みょうが、レッドキャベツ、

胡瓜、パプリカ(赤、黄)、

アーリーレッドです。

さらに、小鍋の野菜も仕込み、

中身は、

中身は、玉ねぎ、人参、しめじです。

さらに、仕込みは続き、

先付のもろこし豆腐(とうもろこしの豆腐)などを

仕込みました。

その間に、真由美さんが

鯖や、

鶏肉の真空パックをしてくれている頃、

包丁を砥(と)ぎ、

終わったら、

まな板周りを、

掃除し、

器出しをしたら、

ゴールイン。

その時刻、

6時にして、14時間の休日出勤が、

無事に終わったのでした。

ところで、来週の29日(月曜日)も、

休日出勤が決定しています。

仕入れにも行くので、

スタート時間は、ほぼ同時ですが、

ゴール時間が、

早くなれるよう・・・。

【西京漬】用、コース料理とお弁当の西京焼用のサーモン

『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信が、

生涯、一料理人を貫くためが想いを、

今日( Vol.3756)も認めますので、

お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日は、沼津魚市場に着いたら、

サーモン(ノルウェー産)の仕入れ先の

問屋の売場に、行きました。

ご存じの方も

いらっしゃるかもしれませんが、

サーモンは、

【西京漬】に、仕込みます。

積まれたサーモンの状態を

見ると、

右の列の真ん中のもの(5,6キロ)が、

良かったので、仕入れることにし、

『佳肴 季凛』に戻ると、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG2991.jpg

女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

真空パック用の袋の準備を

してくれていました。

一方の自分は、仕込みの前に、

昨日の夜以降、

オンラインショップや、

SNSのメッセージを通じて、

ご注文を頂いた

【西京漬】の箱詰をすることにし、

銀鱈、サーモンが各2枚入ったものや、

銀鱈と鯖が各3枚入ったものに、

【鰯の丸煮】が、

3パック入ったものを箱詰し、

もっとも豪華だったものは、

以前お話ししたことがある

オール4の【西京漬】と【鰯の丸煮】の詰め合わせです。

これらを包装したら、

冷凍庫にしまい、

仕込みを始めることにしました。

鱗が細かいサーモンは、

包丁を使うすき引きという方法で、

鱗を取り除き、

身に包丁が入らないように、

注意しながら、

包丁を使わなくてはなりません。

水洗いを終えたら、

三枚に卸し、

半身は、

そのまま切身にし、

もう半身は、

柵取(さくど)りしてから、

お弁当の焼物用に、

包丁しました。

すると、

ミニふぐ達がやって来て、

「おはようございます、親方♬」

「おはよう。」

「切身の向きが違うのは、

どうしてなの?」

「この6枚は、

コース料理用の西京焼で、

串を打った時、

身割れにしにくい部位なんだよ。」

「へぇ~。」

「身割れしたものを

出すわけにはいかないし、

コース料理だから、

同時に出さなくちゃならないしね。」

「確かに。

そこまで注意しているんだ~。」

「自分が気に入ったもので、

仕込んで、焼き上げるんだから、

愛着が湧くのは、

当然じゃん!」

「分かってはいたけど、

改めて聞くと、

いやはや・・・。」

休憩時間前までに、

全ての切身は、

有機JAS認証済の西京味噌を

ベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックし、

お弁当用のものには、

入り数を書き、冷蔵庫へ。

また、明日は、

定休日ですが、

法事のお返しの【鰯の丸煮】の

箱詰をするので、

化粧箱の準備をし、一日が終わったのでした。

さらに、明日も魚市場へ行くので、

5連荘(れんちゃん)となります。

「ハードだけど、

頑張ってね、親方!」

「はいよ~。」

ということで、今日は、

この辺で・・・。

おまけアイテムのフレーク

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3749回目の今日も認(したた)めます。

『西京漬』などをギフト用として、

ご注文を頂くと、熨斗(のし)や帯紙(おびがみ)のお訊(たず)ねをしているのですが、8月ということもあり、

このところ多いのは、 残暑見舞いのものです。

この帯紙を見たふぐネット達は、

「親方、同じ残暑見舞いなのに、デザインが違うのは、何か意味があるの?」

「全くないよ。」

「じゃあ、何で違うの?」

「飽きっぽい性格だから、つい新しいものを探したくなるんだよ。」

「親方のそういうところ、分かる分かる!どこで、探すの?」

「ネットで、フリー素材を見つけて、試しに印刷して、色とかを確認しているよ。」

「便利だね。」

「色々あって、面白いよ。」

「肝心の中身は、どんなセットなの?」

銀鱈が2枚、サーモンが4枚、鯖が2枚の合計8枚入のだよ。

ほら。」

「豪華だね。」

「君たちも、どう?」

「・・・・・。」

ところで、『西京漬』用の銀鱈やサーモンを卸した時に出る中骨や腹骨は、焼いてから、

真空パックして、 冷凍しておきます。

量がまとまったら、

バットに移してから、蒸し上がったら、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG2786.jpg

塩、ブラックペッパー、オニオンパウダーなどを加え、味を調えます。

そして、80グラム程度に小分けしたら、

真空パックしておきました。

そんな様子を眺めていたふぐネット達から、

「沢山、出来たね。これって、何にするの?」との声。

「おまけ!」

「おまけって、おまけ?」

「そうだよ。食事に見えたお客さんだけでなく、ネットで買い物をしてくれた方とかに、あげているんだよ。」

「へぇ~。封を切れば、食べられるから、いいよね。」

「そうだよ。ただ自家製だから、小骨が入っている場合もあるから、差し上げる時に、そのことだけは伝えているけどね。」

「オン・ザ・ライスも良さそうだね。」

「定番だね。あとは、パスタに混ぜたりとか、ツナ缶みたいな使い方も出来るけど、サーモンや銀鱈が入っているから、ワンランクっていうか、ツーランク上の美味しさだよ。」

「想像するだけで、美味しそう!食事に来たら、もらえるの?」

「イエ~ス!もちろん、一人ずつ、もとい、一匹ずつだよ。」

「すげぇ~!」

フレークは、おまけアイテムですので、在庫がなくなっても、追加で仕込むことは出来ません。

GETすることが出来た方はラッキーですので、お帰りの際に、宝くじなどをお買い求め頂けると、さらにラッキーになれるかも・・・!?

『西京漬』用の銀鱈と鯖、西京焼用の目鯛 

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3746回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今朝、沼津魚市場に行くと、

南伊豆産の目鯛(めだい)の仕分けをしているところで、

自分好みのものを物色していると、

2,6キロのものが目に留まり、GET! 

刺身にも使える目鯛ですが、

コース料理の西京焼にするために仕入れたもので、 そういう時は、3キロまで2,5~3キロぐらいのものが、自分好みの目方です。

目鯛の下処理は、一般的な魚と同様、

鱗を取り除くことで、目鯛は鱗が細かいので、包丁を使う“すき引き”という方法で、取り除きます。

首の皮ならぬ身の皮一枚を剥(は)いでいくため、

注意が必要で、少しでも角度を間違えると、

「親方、やっちゃったね。」

「あ゛~。でも、先頭の方だから、そんなに不都合はないから、まぁまぁ・・・。」

また、今日は、目鯛だけでなく、

鯖と、

 銀鱈も、

『西京漬』に仕込むため、鯖は、市場から戻って来た時点で、冷凍庫から出し、銀鱈は、昨日から解凍しておきました。

目鯛を切身にし、

冷蔵庫にしまう頃には、

鯖にも包丁が入るようになったので、

腹骨を欠き、

上(かみ)と下(しも)に分けておき、とりあえず、このまま冷蔵庫へ。

腹骨を欠くのは、苦玉とも呼ばれる胆のうの一部が残っていると、著しく食味を損ねるからです。

また、上と下に分けたままにしてあるのは、ジェリーミートと呼ばれ、加熱すると身が溶けてしまう身質のものがあるからで、銀鱈にも、そのようなものがあります。

自分が目鯛と鯖の仕込みをしている頃、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、銀鱈の鱗を取ってくれたら、

自分が手直しをし、

卸すことにしました。

卸したら、

尾の一部と中骨を試し焼きをし、試し焼きをするのは、先程お話ししたように、銀鱈は加熱すると、身が溶けてしまう身質のものがいるからです

鯖の場合、試し焼きする必要が無いのは、解凍した時点で、分かるからで、上と下に包丁をした時に“連れ”どうしにしておくのは、ジェリーミートなのかどうか、分かるようにしておきます。

無事に、

試し焼きをクリアしたら、

切身にし、

先程の鯖と共に、 脱水シートに挟み、午後まで冷蔵庫にしまっておき、ランチの営業が終わったら、

目鯛、

鯖、

銀鱈を、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、真空パックしておき、半日が終わったのでした。

残暑見舞い、内祝のギフトセット

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3745回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

このところ、ご注文を頂くギフトセットには、『西京漬』と、

『鰯の丸煮』を、

セットにしたものが多く、その一つが、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG2366-2.jpg

先日お話しした『オール4の【西京漬】と【鰯の丸煮】の詰め合わせ」で、かなりゴージャスなものです。

そんな今日御用意したセットも同じものでしたが、

化粧箱の都合で、

2つに分けて、詰めました。

封をしたら、

無記名の熨斗を貼ったら、

重ねて、

発送出来るようにしておきました。

すると、ふぐネット達がやって来て、

「親方、こっちのセットは、どんなのだったの?」

「順を追って、話すから、慌てなさんな。」

先ずは、

銀鱈と鯖が各3枚入った定番のセットですが、時節柄、

「残暑お見舞い申し上げます」と書かれた帯紙を巻いておき、

こういう類のものは、フリー素材などで見つけることが出来るので、非常に有り難い限りです。

また、もうひとつのセットは、

銀鱈と鯖の『西京漬』の3枚と、

『鰯の丸煮』を3パック、詰めたもので、

内祝の熨斗を巻いておきました。

『西京漬』と『鰯の丸煮』のセットは、お手数を承知とは言え、直接のご注文、お問い合わせをお願いしております。

なお、熨斗に関しては、ご注文の際に、ご希望を書いて頂ければ、可能な限り対応させて頂いており、オンラインショップのご注文でも、可能です。

ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 

定休日の鱧(はも)と【西京漬】

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3743回目の今日も認(したた)めます。

月曜日の今日は、定休日でしたが、明日の火曜日に、鱧料理のご予約を頂いているので、

沼津魚市場に仕入れに行って来ました。

鱧などを扱う問屋では、

鱧(山口産)の仕分けをしている最中で、その中に、必ずと言っていいほどいるのが、虫の息の鱧です。

今朝もそれらがいて、締めたら、

自分好みのものを選(よ)り、秤にかけてもらい、

今朝の仕入れは、終了。

終了にしたのは、定休日であるだけでなく、明日も来るので、余分な仕入れと仕込みをしたくなかったからです。

『佳肴 季凛』に戻ったら、仕込みの前に、

【西京漬】の箱詰をし、箱詰したのは、銀鱈、サーモンが各2枚入ったセットで、人気度上位にランキングされるものです。

すると、熱血君がやって来て、

「おはようございます。休みなのに、ご苦労様です。」

「おはよう。早めに切り上げるよう、頑張るよ。」

「送り状を貼ってあるってことは、今日発送するの?」

「そうだよ。休みだから、営業所に持ち込んで、発送するよ。出来る時に、準備しておかないと、他の仕事が遅れちゃう場合もあるし、“今日の苦労は明日の幸せ”だからね。」

「 “今日の苦労は明日の幸せ” かぁ~。そんな諺(ことわざ)、初めて聞いたけど・・・。」

「そんな諺なんて、ないよ。」

「え゛っ!?」

「自分が勝手に言っているだけなんだけど、仕事って、どんどん熟(こな)さないと、遅れちゃうし、自分みたいな一人仕事だと、尚更(なおさら)だよ。」

「改めて考えると、仕事って、そういうもんなんだろうね。」

「休みも大事だけど、先ずは仕事ありきだからね。」

「ってことで、親方の投稿に、熱血君が“超いいね!」と言っています。」

「ありがとう!じゃあ、頑張るよ。」

鱧は、

ぬめりを取り、はらわたを抜き、

水洗いしたら、

三枚に卸した鱧を見た熱血君に、

「活かしの鱧みたいに、身がきれいなのは、虫の息とは言え、活きていたものだからだよ。」と言うと、納得の表情。

その後、骨切りをし、

包丁を砥(と)ぎ、

焼いてから、出汁を取るためのあらも下処理をし、仕込みが終わったら、

【西京漬】を発送し、休日出勤が終わったのでした。

内祝用の『西京漬』と『鰯の丸煮』のギフトセット

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3739回目の今日も認(したた)めます。

先日、『 オール4の【西京漬】と【鰯の丸煮】の詰め合わせ 』というお話しをし、こちらが、

そのセットです。

そんな今日、御用意したのが、

こちらで、これを見たミニふぐ達が、

「親方、もしかして、この間のセットのハーフサイズ?」

「そうだよ。

【鰯の丸煮】が2パック、

銀鱈、

サーモン、

鯖の【西京漬】が、各2枚入っているよ。」

「この前のセットと比べると、見劣りしちゃうけど、豪華なのは間違いないよね。」

こちらのセットに、

内祝の熨斗(のし)を貼ったら、

発送出来るようにしたら、

冷凍庫へ。

ところで、今朝、 沼津魚市場に、

鳥取県境港産の真鰯が入荷しており、

【鰯の丸煮】用に、2ケース仕入れたのですが、6月の終わりからコンスタントに入荷している産地であるだけでなく、脂の乗り、サイズ、鮮度など、全てに申し分無く、今朝も然りでした。

いつものように、下処理をしたら、

火に掛け、

仕込み始めました。

状態の良さは分かってはいても、クオリティ・チェックは欠かせないので、サイズが小さいものを失敬し、

軽く酢締めにしてから、たたきにし、霞ヶ浦産の白魚と共に、昼ごはんに食すと、案の定の満足。

となれば、仕上がりを期待したのは、言うまでもありません。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

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