野菜中心の総仕込み
楽しい時間が過ぎるのは、瞬く間で、今日で、『佳肴 季凛』の夏休みの最終日となってしまいました。
そんな今日は、明日からの営業に備えて、仕込みをしたのですが、市場に行かなかったので、仕込みの殆どは、野菜でした。
最初に、
先付の“うすい豆腐”を仕込みました。“うすい豆腐”とは、グリンピースで作った豆腐のことで、グリンピースつまり、えんどう豆のことを、うすい豆と呼ぶことに、ちなんでいます。
その後、
刺身の妻と、サラダ素麺の野菜を包丁しました。
その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
小鍋の野菜に使う玉葱と榎(えのき)を、包丁してくれており、一方の自分は、酢の物に使う“蛇腹胡瓜”を、
仕込みました。“蛇腹胡瓜”とは、このようなものです。
野菜が殆どではありましたが、明日の御予約のお客様にお出しする焼物の銀鱈と、
秋刀魚と葱に、
串を打っておきました。
銀鱈は、当店の定番ともいうべき“西京漬”にしてあり、秋刀魚は、“秋刀魚の難波焼”として、お出しします。
また、明日、ふぐ刺でお出しする天然のとらふぐ(沼津産)の柵をくるんである晒も、
取り替えておきました。とらふぐは、水分が多いので、このようにしておかないと、ちゃんとしたふぐ刺に、仕立てられないのです。
仕込みも、目途がつき始め、
お新香の浅漬けを仕込んだり、
大根などを、糠床に漬けておきました。写真こそありませんが、これら以外にも、薬味用の葱を包丁したり、色々と仕込みました。
そして、米を研ぎ、
明日の器を、
準備し、最後に、
包丁を砥ぎ、
連休最終日の仕込みが、終了。
仕込みではありませんが、
明日から、
10月2日(日)まで、八周年記念の会席料理【秋ごよみ】を、御用意するので、そのお品書きも、用意しておきました。
ということで、おやつを兼ねて、
昼下がりに、“お疲れちゃん♪”
こうして、『佳肴 季凛』の夏休みは、終わったのでした。
2016.8.18|野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
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