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玉子焼の思い出

Vol.3787
『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信が、

生涯、一料理人を貫くためが想いを、

今日も認めます。

今日ご用意したお弁当は、

このようなお弁当でした。

二段に重ね、

おしぼりと

箸を挟んだら、

お客様を待つばかりとなりました。

盛付や箱詰などをしてくれるのは、いつものように、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

仕上がったお弁当を見たふぐネット達は、

「親方、お疲れ様。」

「とりあえず、

ひと仕事コンプリート!」

「前のお弁当の時、

焼物のことを話してくれたけど、

覚えている?」

「あぁ、覚えているよ。

この時だよね?

「そうそう。

聞けなかった玉子焼のことを、

話してよ。」

「はいよ。でも、どこから話せば、

いいかなぁ。」

「え~っ。

質問すれば、話しやすい?」

「そうしてよ。」

「どうやって、

焼けるようになったの?」

「練習したから。」

「そんなの分かるよ。」

「分かりやすくないかなぁ?」

「もう・・・。どうして、

ぶっきらぼうな言い方をするかね~。」

「真由美さんにも、

よく言われるけどね。」

「やっぱり~。」

「玉子焼の焼き方を

覚えようと思ったのは、

鮨屋にいた時だよ。」

「覚えようって、

変な言い方じゃね?」

「その店は、玉子焼を焼かずに、

買っていたんだよ。」

「そういう店って、

多いんでしょ?」

「多いよ。玉子焼屋っていう

商売があるくらいだからね。」

「テレビとか、

動画でも見たことあるよ。」

「鮨屋にいて、焼けないじゃ、

話にならないからね。

鮨屋から和食移った時に、

焼けなかったら、

恥ずかしいじゃん。」

「でも、鮨屋さんで焼かないのに、

いつ覚えたの?」

「休憩時間。

玉子焼の鍋は、その店に

あったんだけど、

卵は自分で買って来て、

焼いたんだよ。」

「最初から、焼けないでしょ?」

「もちろん。最初は、

スクランブルエッグもどき。

だから、みんなのおかず行き。」

「分かりそうな気がする。

焼けるようになったら?」

「それも、おかずになるんだけど、

玉子焼ばかり食べられなから、

それを思って、夜の歌舞伎町の飲み屋に

持って行ったんだよ。」

「歌舞伎町ってことは、

東京の新宿の?

飲み屋ってことは、

もしかして・・・?」

「そうだよ。飲み屋の

女の子達に

あげるんだよ。」

「え゛っ!?」

「そうすれば、

場が盛り上がるじゃん。

それに、大体の女の子は、

玉子焼が好きだからね。」

「真面目というか、

下心ありというか・・・。」

「どっちも、正解!

ある程度、そういう部分がないと、

練習しがいもないしね。」

「・・・・・。」

「でも、それがあったから、

上達したわけだから、

結果オーライ!」

「この話は、

真由美さんは知っているの?」

「知っているよ。

あくまでも、健全な下心だよ。

邪(よこしま)な下心は、全く無し!」

「何だかなぁ~。(笑)」

「あとは?」

「玉子と卵って、

書いてあったけど、

違いはあるの?」

「あるよ。卵は、

もろに卵のことで、食材。

玉子は料理を意味するから、

卵焼じゃなくて、玉子焼なんだよ。」

「そうなんだぁ。

誤字とか、変換ミスかと思ったよ。」

「まだある?」

「え~っ、すぐには

浮かばないよ。」

「じゃあ、また訊いてよ。」

「ちょっと、待って。」

「何?」

「さっきの飲み屋の話じゃないけど、

本当は、叩くと埃(ほこり)が

沢山出るんでしょ?」

「少しくらいはね・・・!?」

ここでお話し出来ないようなことは、

お食事にいらした時にでも、

お話し出来ますので、

よろしければ・・・。(笑)

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