2月に入荷した生の鮪いろいろ
今日から、
3月ですが、今日のお話しは、昨日の続編で、2月に入荷した鮪の数々で、どれも、東京・築地から入荷したものです。
例年、2月は、時化模様となることもあり、生の鮪の入荷は芳しくないのですが、今年は、泣きたくなるような2月でした。
そんな2月、一番最初に入荷したのが、
静岡県南伊豆・妻良産の生の本鮪(天然)でした。定置網漁のもので、普段なら、築地には行かず、自分が普段通う沼津の魚市場で、取り引きされるレベルのものでした。というのは、築地への入荷が、あまりにも少なかったからです。
昨今では、地産池消が、一つのうたい文句のようになっていますが、本当に良いものや高値がつくものは、東京をはじめとする大量消費地に、行ってしまうのが、実状で、地元に残るものは、それなりのものや、鮮度の落ちやすく、生産地で、消費した方が、美味しく食べれるものだけなのです。
さらに、そんな入荷状況に追い打ちをかけて、泣く泣く仕入れたのが、
京都・伊根産の養殖の本鮪でした。それについては、こちらをお読み下さい。
その次に入荷したのが、
高知県産の本鮪で、その週末に入荷したのも、
同じ鮪の“連れ”でした。妻良、伊根とは、比べものにならないもので、天然というよりも、本物の良さにして、有難さを再認識せざるを得ませんでした。
そして、2月の最終日の昨日入荷したのが、
和歌山県那智勝浦産の目鉢鮪(めばちまぐろ)でした。
例年、3月になると、地中海産のものが入荷して来ますすが、今年は、どうなるのか、気が気でありませんが、月が替わって、ツキも変わって欲しいものです。
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