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宮崎県のマグロ漁師と話してみた

Vol.4100

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(7月31日)は

宮崎県のマグロ漁師と

話した様子について

お話しします。 


今朝、沼津魚市場から帰って来て

仕込みをしようとすると


「おはよう、親方🐡

今週も休日出勤なの?」

と、ミニふぐちゃん。



「そうだよ。

先週も今週も

火曜日が休市だからねぇ。」

「そうなの!?

生鮮食品を扱うのに

そんなんでいいの?」

「良くはないよね。

働き方改革だとか

何ちゃらだとかで

休みを増やすことが

いいと思っている“先生”が多いからね。」

「そっか~。

日本の人口が減っているんだから

少しでも働いた方が

いいのにねぇ~。」

「そうだよ。

はた(傍)=周りを楽にするのが

働くことで

仕事だからね。」

「働くって

そういう意味なんだぁ。

じゃあ、働き改革とか

言っている“先生”達の仕事は

周りを楽にしているようには

見えないけど・・・。」

「まぁ、見えないね。

選挙が仕事だと

思っているからじゃないの。」

「そうかも。」

「職人としての腕を磨くのが

本当の働き方改革だから

サクサクやるよ。」

「良いこと言うじゃん、親方!

で、今日は何を仕入れて来たの?」

「さっきのタカベに


岩牡蠣でしょ


あとは鰹節とか・・・。」


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4814.jpg

「岩ガキ、いつもより

ちっちゃくね。」

「天ぷらにするから

小さいのだよ。」

「ふぅ~ん。」

「半月前に仕入れた特大のは

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3868.jpg


徳島のだけど


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3596.jpg

ほら。」

「デカっ!」

「そういえば

宮崎の岩牡蠣じゃないけど

今朝、宮崎のマグロ漁師が来ていたから

話をしてみたんだよ。」

「おぉ~っ

マグロ漁師って聞くと

ザ・海の男って感じだよね。

折角だから、その話をしてよ。」

「はいよ~。」

「そもそも

知り合いなの?」

「いや、初めてだけど・・・。」

「えっ!?」

「市場に行くと

おはようから始まって

知らない人でも

何となく話をしたりするんだよ。」

「へぇ~

何か不思議な空間。」


ということで

時計の針を

巻き戻します。 


先程のタカベや岩牡蠣を仕入れた後

魚市場の岸壁を歩いていると

マグロ漁師が

水揚げの準備をしているところでした。


こちらが

漁船の名前(第八富美丸)です。


宮崎の漁船が

沼津で水揚げしている理由には

いくつかあります。


漁場(ぎょば)と呼ばれる

魚を獲った場所が

沼津に近いことです。

沼津でマグロ類を水揚げする漁船には

宮崎だけでなく

和歌山の漁船もあります。 

それらが

伊豆七島周辺で操業し

それなりの規模の魚市場となると

沼津しかありません。 

なので、沼津なのです。


マグロに限らず、魚は

水揚げ地が産地で

沼津は著名な漁港なので

高値になりやすく


そういうことも

沼津で水揚げする理由の

一つでもあります。


ちなみに、その例が

生のマグロ類の水揚げ全国一位の

和歌山県那智勝浦です。 


今朝の漁船の船員は

わずか2人。

時間にも余裕があったので

気になることは

何でも訊きたくなる性分ですので

👇に訊いたことを

並べてみます。


Q1:宮崎を離れて

   操業する期間

  A1:約2週間


Q2:どうやって寝るのか

  A2:船内のベッド


Q3:ベッドのサイズ

  A3:約50センチ 

    (波に揺られて

     落ちないため)


色々訊いたのですが

ここには書けないことも

いくつかありました。

中には

漁業の厳しい現実も話してくれ

選挙が仕事の“先生”達に

言いたいことばかりです。 


ちなみに、選挙が近くなると

市場にやってくる“先生”候補者もいて

常々思うのは

「何で、スーツで来るの?」



そうこうしていると

水揚げを始めたので

その場を離れ

フォークリフトに

乗せられたマグロ(きはだまぐろ)は

秤にかけられた後
(ピンボケで🙇)

売場に並べられていきました。 


今日のように

漁師と話が出来るのも

漁港が併設されている

魚市場に通っているからこそです。


そのためには

自らのアンテナを錆びさせることなく

日々の仕事に

臨まなくてはなりません。

それと同時に

漁業、農業という業種の良さを

伝え続ける姿勢を

持ち続けます。


「今日はね

親方は

換気扇の掃除もしたんだよ。

休日出勤、お疲れ様でした🐡」 

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